僕にとっての財産はお金ではなく人だということに改めて気付いた日。
おはようございます。FOURTEENのコウタです。
京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。
京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し9年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは2,561日、毎日ブログは1,340日を突破。(2023年12月31日現在)
去年までの心に彷徨っていた僕に別れを告げ、色々なことを思い返して冷静さと強さを取り戻しつつある僕に、様々な新しい風、失ってしまったと思っていた温かい風が後ろから吹いて来ました。
すごく、すごく辛かった期間でしたが、そんな死を意識させられ続けたほど高い高い断崖絶壁を乗り越えた今年の僕は、一味も二味も違うと自分自身で震えます。
ということで今回は、僕にとっての財産はお金ではなく人だということに改めて気付いた日、という発信をお届けしたいと思います。
去年までの僕自身に別れを告げて。
去年までの僕は、何度も言ってるように「死」を意識するくらい荒れに荒れていて、超俯瞰で物事を見ることが出来る僕がいる上で、「もうお前のやりたいようにやれ」と背中を押してしまうほどの状況にいたと思います。
それを「仕方ない」で片付けることでしか消化出来そうになかった沢山の事を、消化機能の狂った内蔵で、本当に少しずつ少しずつ消化していたような日々だったんですよね。
そもそも生きてること自体に必死だった僕自身にとって、仕事に割ける力は半分以下になっていたと思うし、そんな中で自分自身は必死だったとしても、僕が犯したことのないような不義理を与えてしまった人もいたんですね。
僕が積み重ねていたものが、少しずつ崩れたり、傷付いたりすることを感じ、それに投げやりになる自分もいる一方で、「それじゃダメだ」と押さえ込む自分がいた様な状況を繰り返していました。
ストイックという孤独と戦って。
そんな荒れに荒れまくった去年までの僕自身に別れを告げて、駆け出し(かそれ以前)の頃の自分に戻ろうと、謙虚さという言葉と強く向き合い、生活習慣を180度改め、今自分が出来る全てをそこに捧げていました。
昔からよく「ストイック」という言葉を比喩される様な存在で、今思い返せばそれを言われていた当時の僕は本当にストイックだったと思います。
ただ、ここ数年の僕にその言葉は一切似合わない様な生活をしていたし、逆にその言葉を投げかけられる度に心から喜べなかったり、時には否定してしまうことがあるくらいの情けない自分に嫌気が刺してたんですよね。
ただ、毎日独りでランニングやトレーニングをしたり、ブログを書いたりすることって、別に誰かが見てる訳でもないし、本当に孤独で、冷たいという言葉が合っている様な挑戦なんですよね。
孤独に自分と向き合った先に明るい未来があると信じて。
そんな時に仲間に頼ったり、慰めてもらったりして「逃げ道の妥協点」を作ってもらうことをすると、僕はズルズルとその世界に引き摺り込まれてしまう人間何ですよね。
僕はそんなことで闇に落ちた状況を打開出来る人間ではないことを理解していて、これは生きる意味を失った19歳の頃にもあったし、夢の遠さに怖気付いた25歳の時にもあったし、それが今になってまたやってきたかと懐かしさを感じました。
なので、辛い時こそ、ただ独りで孤独と向き合い、そして冷たい世界で自分と向き合い、ストイックに自分を捧げることで本来の自分が取り戻せるという答えを分かってたんです。
で、去年まではそこに甘えてた自分が大きかったと思うし、どこかでいつかバシッと境界線を引いて次に進まないといけないと思ったのが2024年1月1日からということでした。
2024年が1週間経過して吹いてきた温かい風。
生活習慣を整えようと取り組んでいた最中、不義理を与えてしまった様な形になってしまった方々から新年のご連絡をいただいたり、新しいお仕事の依頼をいただいたりしました。
そこには、僕が一方的に申し訳なさを感じていた側だったにも関わらず、相手側からの謝罪の言葉が入っていたり、僕にとっては想定していないような愛情のこもったメッセージばかりだったんですよね。
僕にとってそれは、心の繋がりという何事にも変えられない喜びで、今素直に感じることは「投げやりになって捨てなくて良かった」ということと、もう絶対に同じ過ちは犯さないという強い決意でした。
この1年を戦い抜く決心をして1週間、「まだ1週間か」という絶望を感じていた僕に、その「まだ1週間」が希望に満ち溢れた意味合いに変えてくれた気がします。
それと同時に、僕にとっての財産はお金ではなく人だということに改めて気付いたし、こんな僕をそれでも頼ってくださる方々に、これからの人生をかけて恩返しをしていきたいと思いました。
この後ろから吹く温かい追い風を背に、僕は2024年も走り抜いていけそうです。
一緒に頑張りましょう。
では、また明日。