久しぶりという言葉は「今」じゃなく「過去」が生む言葉であると感じられた日。
おはようございます。FOURTEENのコウタです。
京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。
京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し9年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは2,570日、毎日ブログは1,340日を突破。(2023年12月31日現在)
先日、目を疑う程にものすごく久しぶりで懐かしい名前から電話が鳴り、その時すぐには出ることが出来なかったんで、とありあえず掛け間違えを疑った上でLINEを入れることにしました。
すると掛け間違えではなく、お仕事の相談がしたかったということで久しぶりにLINEと電話でのやり取りをしたんですが、何だかすごく感慨深い気持ちになったんですね。
ということで今回は、久しぶりという言葉は「今」じゃなく「過去」が生む言葉であると感じられた日、というお話をしたいと思います。
掛け間違いかと疑うほどに久しぶりな方からの電話。
いつものように過ごしていたら突然掛かって来た懐かしい方からの電話に、冒頭でもお話しした通り掛け間違いを疑って、すぐに出れる状況ではなかったので「どうしたの?」という感じでLINEを入れました。
すると、掛け間違えではなく「お仕事の相談が…」という返事が返って来て掛け間違いではないことを理解し、時間を作ってすぐに電話を折り返すことになりました。
昔からの深い付き合いの方だったんですが、ある時から少し疎遠になっていって気付けば連絡を取ることがなくなっていて、少し話すことが照れくさくなるよな感じの中で話し始めました。
もう何年も接していなかった状態の中で、お互いが笑顔で「お久しぶりです」と言えた時に何だかすごく感慨深い気持ちになりました。
いつでも「久しぶり」と言える仲。
人間生きていれば、時には過ちを犯すこともあると思うし、僕自身も昨年ボロボロの状態で戦っている時には多くの方の期待や信頼を裏切ることになり、失ったものも沢山あったように感じています。
そんな感じの関係性の中で、今回久しぶりに電話をもらった方はきっと僕に対して何かしら思う部分があったと思うし、そこで「久しぶり」と言えたことは止まっていた時間を動かしたと思いました。
で、僕が忙しいということに気を遣ってくださっていたことは感じた中で、申し訳なさそうに伝えてくださったお仕事の依頼に関しては、(かなり無茶振りだったんですが)即答でOKを出すことにしたんですね。
むしろ僕はこの動き出した時間に対して、仕事のことなんて(もちろん嬉しいけど)一旦どうでもよくて、何よりも困っている状況に僕の技術を使って力に慣れたらと素直に思いました。
久しぶりという言葉は「今」じゃなく「過去」が生む言葉。
そういう風な嬉しい出来事があった時に感じたのは、色々と問題があって疎遠になった関係の中でも「僕に引っかかる瞬間」があったということなんですよね。
クリエイティブを進める中で「頼むらな僕」という部分が相手にあったからこそ、もちろん無茶振りに対応して来た僕ですから、そういう意味を持っても依頼してくれるキッカケに繋がったんだと思います。
で、この引っ掛かりを作るのは「今」の僕を見てでは決してないと感じたし、僕がこれまでの人生の中で相手に対して与えた印象を作った「過去」があったからこそ、今また繋がりをもてたんだと思いました。
久しぶりという言葉は「今」じゃなく「過去」が生む言葉であると感じたし、そういう意味で「久しぶり」という言葉がすごく温かい言葉に感じました。
過去を認め合い過去の正しさを証明する。
何度も言いますが、人は誰しも過ちを犯すことはあると思うし、その中でどんな風にそこから先の人生を生きていくかが重要だと僕自身が痛感しているんですよね。
だからこそ僕はまた「人の笑顔のために生きる」という気持ちを新たに復活出来たと思うし、2024年が2ヶ月経過した今、ものすごく多くの方と新しいプロジェクトを進めることが出来ています。
この再会も、きっとそういう瞬間の1つだと思うし、そういう意味で僕は自分自身の過去の行動全てが間違っていなかったんだと胸を張れる瞬間だったなと思えました。
人と人、生きていれば色々とあると思うんですが、そんな全ての過去を認め合える世界が僕は美しいと思うし、全ての過去をひっくるめて自分であるし、そんな本気で生きてきた過去を肯定することが未来を変えることに繋がるじゃないですか。
僕自身が思い悩みながらも、人道的に正しくポジティブに進んで来たから今日の機会は生まれたと思うし、だからこそ人と人とのつながりとしてもより強固なものになったと思います。
また一緒にこうしてお仕事で繋がれることを僕は光栄に思いますし、この間にも成長していた僕の仕事を見せられるように頑張りたいと思います。
一緒に頑張りましょう。
では、また明日。