新型コロナウイルスがもたらした、外出自粛による在宅(リモート)ワークの重要性とこれからの需要。
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新型コロナウイルスがもたらした、外出自粛による在宅(リモート)ワークの重要性とこれからの需要。

2020.05.01
2020.05.01

どうも、コウタです。

2014年からデザイン活動を開始。2015年に事業として始めた京都を拠点に活動する完全独学のフリーランスデザイナーです。普段はロゴ・チラシ・パンフレット製作、ホームページ制作・運営をすると同時に、中小企業の顧問デザイナーとして活動しています。

今回、新型コロナ感染症における影響で、2020年3月に入ってから外出自粛がジワジワと始まり、4月に入ってからは多くの業種において営業やサービスの自粛が始まりました。そんな中で、生き残るために形を変えるサービスが頭角を現し、飲食ではデリバリー、宿泊施設ではクラウドファンディングによる未来客の獲得などこの時期を持ち堪えようとする創意工夫がなされました。

そんな中、元々在宅ワークを基本とするデザイナーとしての仕事は減ることはなく、むしろ例年よりも依頼は増加しています。さらに感じることは、明らかにこの新型コロナウイルスによる外出自粛の影響で、今まで良い意味でも悪い意味でも平和ボケした日本の事業に対しての考え方が変化していると感じました。

それによって大きく頭角を現した在宅ワークの重要性と、これからの需要について僕の意見をお話ししたいと思います。

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新型コロナウイルスがもたらした、外出自粛による在宅ワークの重要性とこれからの需要。

新型コロナウイルスがもたらした、外出自粛による在宅ワークの重要性とこれからの需要。

大流行中の新型コロナウイルスの影響で、日々目まぐるしく身の回りの状況が変化している中で、一つだけフリーランスデザイナーとしての仕事は、ほとんど変わることがないことに気づきました。

ずっと昔から仕事に効率的なLINEを連絡手段として使い、ミーティングやデザインの提案もzoomなどのツールを駆使して行なっている僕の仕事への影響はほとんどなく、むしろこんな状況だからこそ需要が増したと感じることが多々あります。


経済停止に近い危機から訪れる不況とその復興が必要になる。

コロナの影響により3月頃から急に依頼が多くなったものは、WEBサイトやWEBサービス、デリバリー用の販促チラシなどが中心です。

店頭販売中心の小売店や路面店の飲食店は、外出自粛による影響で、これまでやっていなかったネット販売やデリバリーを行わざるを得ない状況になったということです。この3月から4月は特に多い状況で、これは5月のGW以降も需要は落ちることはないと思います。

何よりもリモートワークを取り入れられることの効率を知るということは、その連鎖が生まれると僕は感じています。僕がそれを過去に感じ、抜け出せない状況になっているように。


「自宅 = 仕事は出来ない」という勘違いが生む大きな時間と才能のロス。

現場の仕事ということは、そこに行くだけの工程で、仕事をやっているという勘違いを抱いてしまう人が多いと思います。

長い通勤時間、辛い満員電車、過酷な残業時間。

長い通勤時間、辛い満員電車、過酷な残業時間。

実際のところ、仕事がいかに効率的かという部分を考えれていない会社はかなり多いと思っています。

毎日現場に行くことを必ずしも必要とされない人間は、在宅ワークを標準化して通勤時間・満員電車での疲弊をなくし、その余った体力で普段より効果的に仕事を行えば、必然的に残業時間も減ることに繋がる思います。

帰宅時間もなくなり、プライベートも充実、翌日に向けての体力回復は十分に行えます。

在宅で生計を立てていた、フリーランスなどの即戦力の才能が必要になってくる。

そういったことを普段からやっている、リモートワーク中心の実力のあるフリーランスなどは、即戦力として企業に必要とされる時代がやってくると感じています。

不況がもたらす影響は、固定給という概念にとらわれず、無駄な経費を削減することにつながります。すなわち、自社で中途半端に仕事を解決するのであれば、その道のプロにポイントで仕事を任せるという形が最適であるということに気付くということです。

リモートワークを強いられた企業の底力と、求められている柔軟性。


上記したように通勤時間という一番分かりやすい無駄が露呈したことをキッカケに、無駄な経費削減ということをこれまでよりも意識せざるを得なくなる時代がきます。

コロナが始まる前からリモートワーク重視の企業は沢山あった。

コロナの影響を受けず、むしろこういう状況下で躍動して社会を牽引している企業は沢山あります。この時期に需要があるということではなく、こういう時期を想定した上で効率化したシステム作りを構築した方達がいたからです。

その中でも有名な方は

こういったいわゆるインフルエンサーとしての反面を持ちながら、普段から自身のコミュニティやSNSやYoutubeを駆使して現代に生きるサービスを考えること。

その重要性は、コロナの影響を受ける前から考える必要があったのです。

これからの時代を生き抜くために柔軟に変化することが求められる。

コロナをキッカケに最近になって初めてzoomというものを知った人も多いのではないでしょうか?こういったサービスはSkypeをはじめ、かなり昔から当たり前のようにあったツールです。

zoom オンラインチャットアプリ

では今使えることを、何故今まで使わなかったのか?

知らなかったから、もしくは知っていたけどよく分らなかったからじゃないでしょうか?

知らない = 嫌い

これからの時代はこの知らないでは済まされなくなります。変化するしか生きる方法がなくなるのです。

最低限必要な現場の人間が明確になり、それ以外はリモートで補えることを知る。

リモートワークへの移行を実施することによって、現場を回すために必要な人材と人員がかなり明確になることと思います。

それ以外は会社に無理に出勤しなくても良いと分かれば、大きな経費削減にも繋がりますし、全体を通して仕事への幸福度は確実に上がると僕は思います。

通勤不要による在宅ワークの重要性と、浮いてくる時間と経費。

朝と夜の満員電車のストレスがなくなるかもしれない未来。

僕がフリーランスと在宅ワークを選んだ理由の一つに満員電車が大きくあります。好きな人は一人もいないと思いますが、出来ることならこれを避けたかった。

今、在宅ワークに切り替えて頑張ってる方は感じてる方も多いと思います。

大変な思いをして会社に通わなくて良かったの?こんな仕事なら家でも出来るじゃん!

実際全てをそうすることは難しいと思いますが、シフトの組み方や一部システムの見直しなどで、在宅ワークで済む人を出勤させないということを、今後も引き続き導入する企業は増えると思います。


交通費として支給していた無駄な経費を削減することで生まれる報酬。

交通費は意外と馬鹿にならなくて、一人当たり数万円と毎月支給されてたりしますが、そのお金を通勤にあてることなく、給与としてもらえたらどれだけ良いかと思いますよね。

今後、リモートワークを取り入れることになる企業は、交通費削減による浮いた経費で、社員により多くのボーナスを支払ったり、才能や努力に与えられる特別な報酬枠が増える可能性も出てきます。

アフターコロナではなくウィズコロナの時代を想定する。

教科書に載るレベルの大きな状況に直面し、僕たちはこれからの未来に何を考えるのかが重要になってきます。

「アフターコロナ」<「ウィズコロナ」

「アフターコロナ」<「ウィズコロナ」

アフターコロナという言葉が流行りだしていますが、僕はコロナの後にどうするかよりも、コロナと共にどうするかを考えるべきだと思っています。

この考え方によって未来は大きく変化します。


この状況がこれから先何年も続くことを想定し、そこで出来ることを考え続ける。

アフターコロナという考えで得られる成長は大したことがありません。行動の制限すら強いられる、いわゆる極限状態の中で生き残るかを考えるウィズコロナを想定した方が成長は圧倒的に膨らみます。

今回の件で何も出来ずに国からの補償が必要だと嘆く人もいる一方で、新しい状況に柔軟に対応し絶対に無理ということは存在しないと成長を感じた人も多くいると思います。

結果、これまで見出せなかった新たな効率化を見いだすことにつながり、ウィズコロナで生き抜く術を知った人達は、コロナが収束した後も同じような状況が再び訪れたとしても、何の問題もなく生きていける力を身につけたということになります。

平和ボケという言葉は、これから先の未来に陥ってはいけない現象です。

疲弊せずに全てポジティブに捉えて前を向くことの重要性。

まさに今、新型コロナがもたらした影響で、新しい時代への進化を求められる状況となりました。

  • 外に出れない
  • 会いたい人に会えない
  • やりたいことが出来ない

あなたが子供の頃、欲しいオモチャを買ってもらえなくてずっと落ち込んでいましたか?

違う遊びを考えたり、自分で遊び道具を作ったりして楽しさを感じていたと思います。

自分で遊び道具を作ったりして、それなりに楽しさを感じていた。

だから凹んでても仕方ないんです。

こんな時こそ前を向いて、自分を見つめ直す良い機会だとポジティブに捉えて楽しむこと。

人は知らない状況を「嫌い」、出来ない状況に「ストレスを感じる」。

こんな時だからこそ考えるべきは、0(ゼロ)を1にする力。

普通の人なら、当たり前の生活の中でこのことを考える場面というのは圧倒的に少ないと思います。

僕は仕事柄デザインを考える時に0(ゼロ)を1にする力を求められますが、これが意外にしんどくて辛い作業の一つだったりします。

でも、知れば楽しいし、出来れば達成感を感じることが出来ます。


ダイエットだって運動だって、最初の1歩がしんどいのは同じです。

外出自粛でやることがない、我慢の限界だと公園に出かけたりする、当たり前の生活を少しでも過ごそうとする行動は誰でも出来る簡単なことです。それは元々ある1を求めに行っただけなので。

そういう時間ももちろんあって大切なことだと思いますが、これからの長期化していく中で、この有り余る時間をどのように使うかを、自分自身で考えることが重要になります。

コロナが終わったら何をしよう?ではなく「今から何を出来るか」を考える。

自宅にいることが増えたことで、普段しない料理を出来るようになったり、運動不足解消の為にヨガを始めてカラダの変化を感じたり。はたまたその様子をYoutubeに投稿してみんなに共有したり。

ヨガを始めてカラダの変化を感じたり

非日常がもたらす逆風を、追い風に感じて今やれることを模索し続ける。

今から何が出来るか。

今だからこそ出来ることは、コロナが終わっても生き続ける財産に変わると思います。

こんな状況でも疲弊せず、前を向いて一緒に頑張りましょう。

今、立ち止まらない貴方に必ずチャンスは訪れるから。

それではこの辺で。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer