「これがないとダメ」を消していくアレンジの想像力の身に付け方。
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「これがないとダメ」を消していくアレンジの想像力の身に付け方。

2021.08.21
2021.08.13

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おはようございます。FOURTEENのコウタです。

京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し6年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,464日、毎日ブログは242日を突破。(2020年12月31日現在)

僕は結構な頻度で料理をするんですが、例えば「麻婆豆腐」を作ろうと思った時に、オイスターソースがないことに気付いたとしても、急いでオイスターソースを買いに行くことはありません。

ミニマリスト思考なのか分からないのですが、オイスターソースがなければ他のものを使おうとなるんですね。ここでオイスターソースがないと絶対にダメと考える様な人の感覚がわからないんです。(オイスターソースって例わかりにくいな)

ということで今回は、「これがないとダメ」を消していくアレンジの想像力の身に付け方、についてお話ししたいと思います。

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「これがないとダメ」は物が増えていく思考。

皆さんの調味料リストの中に「オイスターソース」って入ってたりしますか?で、これって家に絶対ないといけない調味料ですか?

僕はまぁ、あれば使うといった感じなんですが、オイスターソースに関しては「無くても問題ない調味料」だと思っています。それよりも「塩」とか「醤油」の方が汎用性が高くて重要なので、オイスターソースがなければ醤油で代用しようってなるんですね。

入れたほうが美味しいとかいう発想はここでは置いておいて、僕は「無くても問題ない」という発想を持つことが大切だと思っていて、この発想を持っていない人の多くは「物が増えていく人」だと思います。

使用頻度を考えて買い物をする。

またいつか使うだろうみたいな物が増えていって、調味料の棚には下の方でカチカチになった特殊な塩や、冷蔵庫の中には賞味期限が数年切れているレモン汁なんかが入っていたり、使用頻度の低いものは大体見にくい所か、隅っこの方で痛んでいると思います

僕はこういう無駄が大嫌いで、冷蔵庫の中身はいつもすっからかんみたいな状態が好ましいと思っています。で、新鮮な食材が新鮮な状態で回り続けているのがベストです。

冷蔵庫だけに限らず、クローゼットでもなんでもそうですが、使わないもののせいで中が圧迫しているということは多いので、これを解決するために「使用頻度」を考えて買い物をする必要があるんですね。

そこで1つ心を鬼にしないといけないことは、「使用頻度の低いものは買わない」という切り捨ての選択肢ということなんです。

代用品(アレンジ)を考えることの大切さ。

で、ここで「使用頻度の低いものは買わない」をやった時に起こってくる問題として、冒頭でもお話しした「麻婆豆腐を作ろうと思った時にオイスターソースがないといった状況」なんですが、ここで、オイスターソースなしで作ると割り切るか、代用品(アレンジ)を考えるということが重要になってきます。

僕が舌バカなのか分からないですが、正直オイスターソースが入ってるか入ってないかだけで、マズイとはならないはずだと思っていて、無くても絶対に美味しいものは作れると思うんですね。

そもそも「麻婆豆腐 = オイスターソースが入っている」という概念を消せば良いし、もっと言えば「麻婆豆腐 = 豆腐が入ってなくても良い」くらいまで崩して考えられることが良いのかなと思っているくらいです。

僕はきっと、麻婆豆腐を作ろうと思った時に「冷蔵庫に豆腐がない…」と気づいたとしても、絶対に急いでスーパーに豆腐を買いに行くことはしない、他に使えそうなもので調理を再開すると思います。(「麻婆チキン」とか「麻婆キャベツ」でも良いよね)

僕はこういった問題が出た時に、「これがないとダメ」と意固地の様になるのではなく、「代用品(アレンジ)を考えること」の方が人生にとっては大切だと思っています。

柔軟な人間になるための想像力。

なぜそういう風に考えた方が人生にとって良いかといえば、人生は多くの場合「思い通りにいかないことの方が多い」と僕は感じているからです。

今回は料理を例にお話しさせてもらったんですが、普通に生きていて「自分が思い描く理想(「これがないとダメ」)」みたいなことってあると思うんですが、その通りに行くことなんて滅多にないじゃないですか。

そんな時に、何がなんでも「これじゃないとダメ」みたいな考えでいてしまうと、結構な確率でその場に留まってしまう事になるんですね。

そういう瞬間に「じゃあ代わりにこうすれば良いんじゃない?」みたいな発想をすぐに頭の中で新たに思い描ける「代用(アレンジ)の想像力」ってすごく大切だし、こういう能力はすごく仕事にも役立ちます。(僕のやっているクリエイティブなんか特に)

僕は普段のお仕事から、今あるもの(クライアントさんから提供されたものや自分が持っている機材)だけで制作をしないといけない環境で生きていますが、「自分の理想じゃない状態から形にする力」ってすごく重要なんですね。

そういう意味でも、普段の生活から想像力を鍛える方法として「限られた物の中で生活をする」ってすごく大切だと思うので、そこまでカチカチにとは言いませんが、ある程度のミニマリスト思考を持つと人生が豊かになるのかなと思います。

そしてこれが、物が沢山あるということが豊かだとは思わないという僕の考え方です。

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer