自分が作った作品が繋がぐなんでもないあーだこーだが嬉しくて。
おはようございます。FOURTEENのコウタです。
京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。
京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し8年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは2,195日、毎日ブログは975日を突破。(2022年12月31日現在)
詳しい話は出来ないのですが、ここ数ヶ月の僕は珍しく、関西各所だけにとどまらず関東へもアクティブに飛び回っていたんです。
それには1つのプロジェクトの影響があって、別にお仕事ではないのですが「どうしてもやりたいこと」だったんですね。
ということで今回は、自分が作った作品が繋がぐなんでもないあーだこーだが嬉しくて、というお話をしたいと思います。
僕が関西だけに留まらず関東にも飛び回っていた理由。
冒頭でもお話ししていたように、ここ数ヶ月の僕は関西だけに留まらず関東にも飛び回っていて、それはお仕事という訳ではなかったので全て自己負担での行動でした。
その「どうしてもやりたいこと」というのは、1つはクリエイターとしてのプライドもあるんですが、もう1つは「思いを行動として届けたい」ということがあったんですね。
そのために僕は、カメラを持って自分自身が関東に行く必要があって、その素材集めのために全て実費で色んなところを飛び回っていました。
もちろんお仕事ではないですが、1つのしっかりとしたクリエイティブ制作なので、お仕事が忙しい中での合間を縫ってちょこちょこと作業をしてた感じでした。
飛び回って作った僕の作品のデモ版が出来上がって。
で、作っていたものはとある1本の動画だったんですが、総編集を行った中で仕上がりの長さが約1時間という長い動画だったんですね。
加えて、沢山の人の思いのこもった作品だったこともあって、僕は編集をしながら目頭が熱くなってばかりで、気づけば早朝になってしまって仕事に影響を及ぼすことも多々ありました。
そんな作品のデモ版が仕上がり、待ってくれていた方々にお披露目する機会がやっと出来たんですが、中には非協力的な人や、無関心な人もいたりしたんですよね。
ただ、デモ版を見せた時には皆さんから「泣ける」とか「めっちゃいい」とか、さらには「やって良かった」って言葉をもらって盛り上がってくれたことがすごく嬉しかったんです。
自分の作品がキッカケで会話が生まれることが嬉しかった。
人と人ってそもそも何か真ん中にないとコミュニケーションって生まれにくいと思うんですけど、そんな真ん中にあるものが僕の作った作品っていうことがすごく幸せだなってことを思いました。
しかもそこで感動が生まれて、みんなの気持ちが1つになって、それを見ながらあーだこーだと言い合ってる姿は僕はクリエイター冥利に尽きるなって思います。
特にこういった、「誰かのために」っていう1つの利害関係のない目的を持って作ったもので感謝してもらって、記憶に刻まれていくってすごく素敵ですよね。
僕はお金のためじゃなくて、こんな景色を見たいからこそ「ものづくり」が好きで、デザイナーを始めるきっかけになったことを改めて思い出しました。
慣れてきて忘れかけていた大切な感情。
今回も僕の勝手なお節介が発動した結果、「絶対に喜んでもらいたい」と思って行動していた中で思った以上のリアクションをもらって久しぶりに心が震えたんですね。
で、そんな中で感じたことは、良くも悪くもお仕事に慣れが生じていて、忘れかけていた大切な感情があったんだなってことを強く思いました。
タイミングよくとあるコミュニティで知り合った方からお話がしたいとご連絡をいただき、そこで「どうしてフリーランスを選ばれたんですか?」的な質問に答える機会があって、更にその初心を思い出す瞬間がありました。
今回の経験を久しぶりに新鮮さを感じれたことがキッカケで、これからのお仕事の打ち合わせで、それこそ僕が作った1つの作品を見ながらあーだこーだ言ってるって嬉しいことだなってことに気付きました。
たまに意見されて腹が立つこともあったりするんですけど、それもこれも僕の作品がありきで生まれる会話なんだなってことを考えれば、きっとデザイナーを志した当時の僕は幸せで仕方ないと思うし、そういう気持ちを改めて大切にしたいなと思いました。
一緒に頑張りましょう。
では、また明日。