「やりたい」と主張するならまずは自分から行動して欲しいと思った話。
本ブログではアフィリエイト広告を利用している可能性があります。
2649 1429

「やりたい」と主張するならまずは自分から行動して欲しいと思った話。

2022.01.16
2022.01.16

おはようございます。FOURTEENのコウタです。

京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し7年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,830日、毎日ブログは610日を突破。(2021年12月31日現在)

仕事でもプライベートでも何でもそうなんですが、人が自分の願望や展望を話す時に「〇〇がやりたいです!」とか「〇〇した方がいいと思います!」とか言う人いるじゃないですか。

僕はそういう意見を述べる人を見て、意欲があってすごいなぁと思う反面、ちょっと冷めてしまうというか、浅はかな人だなと思う瞬間があったりします。

ということで今回は、「やりたい」と主張するならまずは自分から行動して欲しいと思った話、についてお話ししたいと思います。

スポンサードサーチ
スポンサードサーチ

人は良いものになびく生き物だから。

会社で何かを企画したり、自分が普段から思っている意見や不満を改善する時なんかに、積極的に意見を出したりする人っていると思うんですね。

で、それは僕すごく良いことだと思うんです。ただ、ほとんどの場合って「それ良いですね!やってみましょう!」とはならないんですよ。

その理由は、結局のところ「実際にやってないから」なんですね。要はサンプルがないので、そこに生まれるのは、やってない人間が出す「想定の意見」ばかりでなんですね。

話し合いを進めたところで「〇〇ならどうします?」「〇〇が難しいんじゃないですか?」とか、いくら話し合っても意味のない意見ばかりが出て、その議論は進んでいるようで全然前に進んでいなかったりするんです。

「スマホ」が登場した時に「ガラケー派」の人達がすぐにスマホに移行出来なかったのは「使った人の例が少なかったから」で、そういう場合は実力で証明するのが簡単で、要は人って良いものには自然となびいていくんです。

過去に僕が意見を言う前に自分自身でやって来たこと。

僕は昔から意見を言う際には、絶対に「自分自身が実際に試してみて感じたこと」を材料として持って言葉を発するようにしています。そっちの方が建設的だし、重みもあると思うので。

で、過去に「某食品配送会社」でパートとして働いていた時に、僕は年末最後の配達の時に「1年間の感謝をお客さんに伝えたい」と思って、何かしらで還元したいと思ってたんですね。(毎週同じ場所に配達に行くので皆んな顔馴染みになってるからです)

でも、会社として出せるものはせいぜい「自社食品のサンプル」くらいで、それを持ち出して良い数も1〜2つと限られていて、200人弱のお客さんを抱えてた僕には少なすぎたんです。

そこで僕は会社には内緒で、年末最後の週には、業務用スーパーで買った細かいお菓子を自分で1つずつ100均一の袋でラッピングして、それを白い大きな袋の中にパンパンに詰めて、サンタクロースの仮装をして「ありがとう」を伝えながら配達をしていました。

お客さんは異例のサプライズにすごく喜んでくれたし、時期は冬休みど真ん中で、(まだお客さんじゃない)近所の人達(特に子供が入り口)にもすごく興味を持ってもらって、配達を新規で頼んでくれる人達がどんどん増えていきました。(バレンタインにはそのお返しとして沢山チョコやプレゼントをお客さんからもらいましたよ)

主張は自由だけどお前はそこに何を捨てた?

で、僕は自分がやってみた取り組みとして、サンタクロースの格好をして簡単なクリスマスプレゼントを渡しながら感謝を伝えて回ったらすごく喜んでもらたということと、その賑やかしがキッカケで新しいお客さんが沢山増えたということを会社に報告したんですね。

結果として「会社が提供しているもの以外の食品を配るのは食品衛生上タブー」ということで、その案自体は却下になったんですが、そういった取り組みを自発的に行動して成果を上げたということはすごく評価をしてもらったんですね。(僕はその年で会社を辞めましたが、その後年末にはサンタの帽子をかぶって配達する人を見かけるようになりました)

こんな風に、自分が「お客さんに感謝の気持ちを伝えたい」という企画を会社にやりたいと主張を持ち込む前に、まずは自分で出来ることってあるんですよね。いくら絶対に良いアイデアでも、事実を立証してからじゃないと筋が通らないこともあるんです。

だからこそ僕は、その主張を持ち込むためにプレゼントを自腹で買うための「お金」と、それを1つずつ詰める作業に「時間」を支払って、サンタのコスチュームを着て配達するために自分の「プライド」を捨てたんですね。

そこまでやって初めて僕は主張が出来ると思うし、だからこそ「主張は自由だけどお前はそこに何を捨てた?」って思ってしまうんです。

相手が踏ん切りをつけれないのは自分の責任だ。

ただ意見を言うことってホントに簡単なことなんですよね。でも多くの人は、そこで自分の意見が通らなかったら不平不満を感じる。それってホントに浅くて理不尽な発想だなって思うんです。

僕はいつも何かを主張された時に「まずはお前がやってみろ」って思うし、それが出来る場合はそうしてくれとお願いするようにしています。

主張するのは自由なんですよ。で、多くの場合はそれを実際にやらない(やってみていない)人が多いし、そんな軽い気持ちで主張してくるなって思うんですよね。

そこで「実際にやってみてこういう結果でした」という事実があるのとないのとでは雲泥の差なので、自分の企画や意見・主張を通したいと思う場合には「まずは自分がやってみること」っていうのは、僕は大前提で大切だと思うし、それが通らないのは「自分の責任」があるんだと思います。

「相手が踏ん切りをつけれないのは自分の責任だ」と思ったら、まずは自分が行動しないといけないと感じれると思うので、自分の意見が通らないと思っている人は、自分がそこに対して何を捨てたかを考えてみてください。この世は等価交換で成り立っています。

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer