会いたいと言ってくれる人の前にいようと思った。
おはようございます。FOURTEENのコウタです。
京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。
京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し7年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,830日、毎日ブログは610日を突破。(2021年12月31日現在)
今思えば僕は「自分の欲」というのが限りなく少ない人間で、あまり自分がどうしたいのかを考える機会がなかったなと思います。
そんな中で、色んな深い経験が立て続けに起こってしまった僕はある意味で悟りを開いたのと同時に、自分の行動を見直す機会が生まれました。
ということで今回は、会いたいと言ってくれる人の前にいようと思った、というお話をしたいと思います。
顔合わせをしたことのないクライアントさんからのお誘い。
知人から紹介を受けた5年以上にもなるクライアントさんがいて、僕の仕事のスピードやクオリティを買ってずっとお仕事を依頼してくださっています。
最近そのクライアントさんが「他の業者を全て解約して全業務を福井さんに委託したいと言ってたよ」ってことを知人伝えで聞くことがありました。
僕はそのクライアントさんと5年以上のお付き合いになりますが、お仕事の連絡はメールや電話のみで顔合わせをしたことがない(お互いの顔を知らない)一般的に考えれば不思議な関係だったりします。
そんなクライアントさんから「京都に行く機会がありずっとお会いしたかったので会食していただけませんか?」とお誘いのご連絡をいただき、初めての対面でのお食事に行くことになりました。
純粋に仕事のクオリティを評価してもらった喜び。
ここで僕が感じたのは、僕の仕事に対する姿勢やクオリティだけを見た上で「会いたい」と言ってくださるクライアントさんの熱量を感じ心が震えるほどに嬉しかったんですよね。
やっぱり僕にとって一番大切なことは仕事で、どちらかといえば独創的なアートを売るタイプのデザイナーではないので「お客さんの理想」を形にするのがお仕事なんです。
なので僕がお客さんに与えられる満足度とは、自分の商品(作品)を売るというよりは、お客さんの問題を解決するということになるので接客サービスなんかとなんら変わりません。
そこで積み重ねて来た信頼が、今回のお誘いに繋がったと思うと感慨深いものがあるのも理解してもらえると思います。
需要があってこそ僕が成り立つということ。
先日も、僕を眉毛サロンのモデルに使ってくださったオーナーさんと、そのモデル撮影をしてくださったカメラマンさん(どちらもすごい方です)からお食事のお誘いをいただいたんですよね。
今回のクライアントさんからのお誘いもそうですが、昨日もおばあちゃんのお友達で僕を産湯に入れてくれていたおばちゃんから会いたいという連絡をもらいました。
少し体調が良くないみたいで、普段なら自分から会いに来るおばちゃんなので心配なんですが、こういう意思表示をしてくれる人ってホントに貴重な存在だなって思うようになりました。
お仕事もプライベートもどちらも同じで、需要があってこそ僕が成り立つということには変わりないので、そういう機会を大切にしていかないといけないと最近は思っています。
会いたいと言ってくれる人の前にいよう。
自分が会いたいと思う人と、会いたいと言ってくれる人がもしかしたら合致することは少ないのかもしれないのです。
ただ、(素直じゃないとか苦手とかもあるけど)何も言わずに黙ってる人にこちらから一方的に行くことよりも、会いたいと言ってくれる人の前にいようと僕は思いました。
自分主体のことにエネルギーを使い続けるよりも、それはそこでやれることをやって、無理に自分から行動するよりも求めてくださる人の前にいることの方が重要だと思うようになったんです。
これは別に良くある恋愛的なお話ではなくて、仕事にしてもプライベートにしても同じことで、やっぱり可能性を広げられるのは求められているうちだけだと思うんですよね。
今求めてくれている人が1年後には求めてくれているとは限らないので、そういう瞬間瞬間をもっと大切にしていかないといけないと思いました。
会いたいと言われるのは嬉しいし、会いたいと言われる存在になりたいし、会いたいと言ってくれる人の前にいよう、今の僕が思うことです。
一緒に頑張りましょう。
では、また明日。