その行動の先をイメージ出来ない人に知って欲しいこと。
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その行動の先をイメージ出来ない人に知って欲しいこと。

2021.03.27
2021.03.27

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おはようございます。FOURTEENのコウタです。

京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し6年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,464日、毎日ブログは242日を突破。(2020年12月31日現在)

連日バタバタとお仕事をさせていただいていて、限られた時間の中での制作が増えてくる中で目立ってくるのは「時間のムダ」です。

仕事を依頼してくる側の人は、僕の今の状況を理解していないので「自分だけの時間」でお仕事を進めておられるのですが、そんな中で思ったことがあるので共有したいと思いました。

少し愚痴っぽく聞こえるかもしれませんが、これは決して愚痴ではなく注意喚起であり、自分の行動を見改めるキッカケになればと思います。

ということで今回は、その行動の先をイメージ出来ない人に知って欲しいことについて、お話ししたいと思います。

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未だにいる「電話は時間のムダが多い」と気付かない人。

今回、とあるお仕事を進めて行く中で、まず気になったことは「電話」です。

本業のお仕事が終わる時間が遅いということで、あちらの都合で時間に関わらずとにかく電話をかけて来られて、電話が始まって早々「今お時間大丈夫ですか?」と聞かれるんですね。

何度も言ってるんですが、突然かかって来る「要件の分からない電話」に対して僕らは答えを準備することは出来ません

そこで「今すぐお返事出来ませんので改めてご連絡しますね」という一連の流れによる時間が有意義だと感じている人は、ホントに今すぐ滝にでも打たれてきたらいいと思います。

加えて、電話をしている時間というのは「あなただけに拘束されている時間」になるので、無意味な会話に「はいはい」と(建前上)頷いている、ムダな時間を過ごさせていることに気付かないといけないんです。

あなたの時間軸で世界は動いているわけではないので、これは「電話をかけた側(拘束した側)が出来る最低限の配慮」です。

僕は社内会議に付き合っているわけではない。

デザイン制作も佳境に入り、「素晴らしいと思います」とのお返事をいただき、そろそろ納品かな?と思った時に言われた一言に、僕はド肝を抜かれました。

それは「こちらを会社で共有しデザインが通らなかった場合は修正をお願いします」といった内容でした。

一瞬、訳が分からなかったんですが、要するに依頼者は「デザイン構成・内容を会社に通す前に依頼していた」ということだったんですね。

通常のお仕事でいえば、記載内容や構成など全てを練り込んだ上で、僕のようなクリエイターにお仕事の依頼をするのが当たり前だと思うんですが、今回の件のそれとの違いって分かりますか?

要するに「このデザインを作ってください」というお仕事ではなく、「会社で僕のデザインを通すために一緒に頑張ってくれませんか?」という、言わばその人のコンペに僕が付き合わされているということなんですね。

僕自身が、どんなお仕事でも柔軟に対応するタイプの人間なので「ガチガチの規則」みたいなものはあえて設けていないのですが、さすがの僕も「そんなことに付き合ってる時間はありません。全てが固まり次第再度ご連絡ください。」と、秒速で一蹴させていただきました。

行動の先をイメージする。

今回のように「まだ社内で通っていない企画」を依頼した時に、追々「大幅な修正 = 時間のムダ」が行われる可能性をイメージする必要があります。

今こうやって言葉にすれば簡単に理解出来ることかもしれませんが、実際その状況になった時にそれを冷静になって考えられているか?と考えれば、僕らも知らず知らずのうちにやってしまっている行動かもしれません。

今自分がやろうとしている行動が、その先にどんな状況を生むかをイメージする力は本当に大切だと思うので、これはしっかりと考えた方がいいと思います。

これに通じるものは「気遣い」「思いやり」「優しさ」からの「想像力」だったりすると思うので、そういう気持ちを持って今の行動と向き合いたいなと改めて思いました。

自分だけの時間を生きる人へ。

この世界は「自分が主人公」であることに変わりはありませんが、かといって自分以外の人が「主人公以外の人」ではありません

時間を共有するということでいえば、「自分が主人公である前に相手もその時間軸の主人公である」ということなんです。

自分だけの時間を過ごすことで、相手の時間を奪ってしまうことは往々にしてあるので、そこで自分の当たり前が当たり前だと思わないでほしいと思います。

そういう意味でいえば、僕は「僕の時間」を過ごしているのかもしれませんが、これから先、共に歩んでいけるのは「お互いの時間軸が近い人」になると思うので、必然的に時間軸の合わない方との接点は減ってくるのかなと思います。

「昔は仕事がなかったから我慢出来たけど今は忙しいから無理だ」ということではなく、こういう方とお付き合いを続けていると、「こういう仕事をする人」と捉えられてしまうことに繋がります。(お客さんの質も下がります)

僕のスキルを出来るだけ多くの方に平等に使ってもらいたいし、僕はどんな方にも寄り添った仕事をしたいと思っていますので、この点、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

少し愚痴のような内容に感じることもあるかもしれませんが、僕はこういったことを前向きに捉えてお仕事を再開させてもらっていますので、誤解のないようお願いします。

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer