毎日そこそこお酒を飲んでいた僕が1ヶ月間「禁酒」をしてみて思ったこと。
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毎日そこそこお酒を飲んでいた僕が1ヶ月間「禁酒」をしてみて思ったこと。

2022.06.12
2022.06.12

おはようございます。FOURTEENのコウタです。

京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し7年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,830日、毎日ブログは610日を突破。(2021年12月31日現在)

別に人に迷惑をかけたりした訳じゃないのですが、ある時(5月12日)ふと「ちょっとお酒飲み過ぎかも…」と思い立って「禁酒」を決意しました。

その時初めて「アルコール依存症」という言葉を知り、(想像妊娠でもしちゃいそうなレベルの)想像力豊かな僕は怖くなり、あたかも自分が依存症になったかのように思い込んでしまったんですね。

ということで今回は、毎日そこそこお酒を飲んでいた僕が1ヶ月間「禁酒」をしてみて思ったこと、についてお話ししたいと思います。

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僕が飲んでいたお酒の習慣を思い返してみた。

ここ最近の僕は、今自分が置かれている状況の中で少しストレスを多く感じていて、これまでの人生の中でもそこそこ心境的に浮き沈みでいえば沈みの時期を過ごしていたんだと思います。

そんな中で、お酒で誤魔化しているという訳ではないんですが、ある時から(1〜2年前からですが)お酒を飲む量と機会が増えていたことを思い返して気付きました。

ただそれは「ストレスから逃げるためのバッドなイメージのお酒」としてではなくて、一般的にサラリーマンが仕事終わりにお酒を飲むような感覚で、純粋に楽しむためやテンションを上げるために飲んでいたという感じです。

また、お酒を飲んだからといって、誰かの愚痴を言ったり、誰かに迷惑をかけたり、仕事を疎かにしたりするようないわゆる「荒れた飲み方」をすることは1度もありませんでしたし、寝ることはあっても意識と記憶は鮮明にある様な感じです。

お酒の量が増え始めたのも、10年以上続く慢性的なものではなくホントここ1〜2年だけのお話で、それまでは飲まない日の方が多いくらいのお酒との付き合い方をしていました。

とはいけここ最近は、定期的に休肝日(禁酒期間をまとめて)とっていたとはいえ、1日に4〜6本飲んでしまう日もあったり、飲み方が良くない日もあったしたので、ちょっとこれはマズいなと、自分を叩き直す感じで、一旦長期間の禁酒をしようと決意したんです。

元々お酒に強い体質で「水飲み」だった事を忘れていた。

今思えば、僕はシンプルに「水飲み」な人間で、20代前半の頃なんかは1日にお茶を6リットルくらい飲んでしまう日があるほど、手元に水分がないと落ち着かないという性格もあって、それがお酒ではなくても常にペットボトルを持ち歩いてる様な人間でした。

加えて、元々人よりもお酒には強い体質だったのと、お酒を1度飲み始めると「アルコールを欲してたまらない!というより、そこに関しては「水が手元にないと不安な人間である」ということを忘れていた部分があったんですね。

心配性の自分が本当に嫌になるんですが、禁酒を始めたとて手元に「水分がない状況」が生まれると、ソワソワして「これがもしかしてこれがアルコール依存症なのかも…」と、僕の再現性の高い想像力は自分の体を依存者に仕立て上げていきました。(周りからはお前はバカかと言われてました)

「寝れない」と思ったら寝れなくなるのと同じで、「もしかしたら病気かもしれない」と意識すると、実際にその症状があたかも自分に起こっているかのように感じてしまう性格で、家族からも「不便な性格だな…」と言われるくらい僕のこの性格に悩まされる時期が多々あるんですね。

「アルコール依存症」という言葉を知って。

今回の禁酒の機会を得たことによって「アルコール依存症」という言葉を初めて知ることになって、何も知らずにお酒を飲んでいた時期を考えると恐ろしくなるくらい怖い病気で、且つ誰にでもなる可能性はあるし、もしくはなっている可能性がある身近な病気なんだと感じました。

明確な診断結果のないあやふやな基準の病気なので、僕を含めて「自分はそうじゃない」と思っていても、もしかしたらもう既に依存しているかもしれないといった感覚のもの病気なんですね。

例えば「毎日この一杯のために働いてるんだ!」とか「美味そうな肉の映像を見たら休日の昼間から飲みたくなる!」とか、もしかしたらこれも依存症かもしれないんですよ。(ホントそれくらいあやふやなレベル)

今回、自分が「アルコール依存症」という言葉を知った上で禁酒をやってみて思ったことは、シンプルに何事も「依存」は良くないなということと、「逃げの意味で依存に走る」ということはもっと良くないということですね。

だからこそ僕は、ストレスが溜まってイライラしたりした瞬間に「お酒を飲まなきゃダメだ」みたいな自分がいないかを確かめたかったんです。

1ヶ月間「禁酒」をしてみて思ったこと。

で、アルコールを長期間大量に摂取していた人に起こる「離脱症状」というのが僕にあったかといえば、正直これは(想像妊娠クラスに想像力の再現性が高い人間なので)分からない部分が多いのですが、少なからずあったのかなと感じています。

ただ、僕の場合は「お酒を飲みたくてたまらない!」と思ってその現象が起こっていたのではなく、「もしかしたら依存症かもしれない…」と不安の要素が強すぎて、シンプルに「自律神経失調症」みたいな症状の方が強かった様に思います。(メンタルのことなんで症状が似てるんですよ)

アルコールだけに限らず、タバコや好きな食事、その他の習慣など、毎日やってたことを一気にシャットアウトすると、確実に離脱症状の様な「違和感・焦燥感・喪失感」は感じると思うんですが、僕の場合はその程度のものだったのかなと思います。

現にこの1ヶ月間、もちろん「シンプルにお酒好きのおじさん」ではあるので、人並みに「酒飲みてぇな」とはなりましたが、ストレスを感じてたまらない時に「ないとダメなもの」がお酒ということではありませんでした。

ただ、お酒にいってた意識は「炭酸水」「コーヒー」「お米」「甘いもの」に代わって、「お酒を飲んだから食べてしまったんだ…」的なことは、お酒を飲まなくても同じということが分かったし、なんだったら「お酒を我慢してるんだから…」と思って不摂生をしてしまうこともありました。

極端な性格の僕にとって、どちらにせよ「バランスを取ること」が重要だということに気付きましたし、お酒を「飲む量」「飲む場面」「飲む習慣」さえ改めて見直すことで、お酒とのいい付き合い方が出来ると確信しました。

もちろん何かを我慢することも大切なんですが、1番よくないのは「ストレス」で、そのストレスと向き合うことで何かに依存してしまうのではなく、全てにおいてバランスをコントロールすることが大切だと思います。

1ヶ月達成したからといって、「やったー!酒が飲めるぞー!」みたいなテンションは1ミリもないので、次お酒を飲む機会がいつあるかは分かりませんが、次お酒を飲み始める時には「休肝日は週何日」とか「1日に飲む量」なんかをガッツリ設定して、そこで自分がコントロール出来るか様子を見ながら徐々に落ち着いていけたらと思います。

何よりも「アルコールは怖いもの」というイメージを持って付き合うのとそうでないのでは雲泥の差があるので、皆さんも一度自分「依存してるかも?」と思ったものの怖さを知ることから始めてみてください。

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer