今の自分にとっての覚悟とは何なのかを考えてみた。
おはようございます。FOURTEENのコウタです。
京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。
京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し9年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは2,570日、毎日ブログは1,340日を突破。(2023年12月31日現在)
ここ最近、自分自身に(ガラッと変わるほどの)大きな変化を感じた中で、僕にとっての「覚悟」とは何なのかを考えさせられる瞬間が増えました。
色んな方からのアドバイスを咀嚼すればするほど、僕にあった覚悟は「強さ」から「優しさ」に変わるタイミングを迎えた気がしました。
ということで今回は、今の自分にとっての覚悟とは何なのかを考えてみた、というお話をしたいと思います。
これまで僕が背負っていた「覚悟」
僕がこれまで背負っていた覚悟は、独学フリーランスデザイナーとして生き抜いていく中で、弱過ぎて戦いようもなかった自分自身を奮い立たせるために「こうあらなければならない」という感じで「武装する覚悟」だったように思います。
もちろん、20代前半という若い段階でこの武装が出来たことは、人生におけるチートのようなもので「出来ない自分を出来る自分に変えていく」ということにつながりました。
その結果、35歳になった今では、20歳の頃には何者でもなく、何もなかった状態だった僕では考えられないほどの位置に立つことが出来ているんですね。
歳を重ねるごとに見えてきた大人とはという答え。
多くの人が「大人」と表現する場合の基準って、大人でも子供っぽい人がいれば、子供でも大人っぽい人がいるように、決して年齢だけのことではないと思うんですね。
僕はどこにも就職をしたことがなければ、安定して収入が入るような仕事に就いたこともないし、加えて僕はフリーランスということもあり「世間の大人」に対して見えていたのは「落ち着き」だったように思えます。
「あの人スッと構えて落ち着いてるなぁ」って感覚は、僕にとって「安定感」に感じていて、「安定感 = 落ち着き = 大人」みたいに感じていたんですよね。
だって、僕には「安定感」なんて言葉は(今も)1ミリも存在しないから。
世間の「大人」に感じたここ最近の違和感。
で、そんな中で「覚悟とはなんだ?」ということを考えるようになり、ここ最近でガラッと思考の変わった僕の中で、覚悟とはこういうことなのかという答えが出た気がしました。
ちなみにですが、僕が思う「覚悟」とは、先ほど言ったような「なんだか落ち着いてるように見えてた大人達」の中にはない覚悟なんじゃないかと思っています。
これは別に良いとか悪いとかではないんですが、少し強めの表現をすれば、僕が思っていた大人の落ち着きのほとんどは「ビビって一歩引いて見てただけ」ということだったんだなってことに気付きました。
落ち着いた大人という言葉だけで括ると語弊があるのですが、僕自身がリスペクトする大人達からは「引いて見る落ち着き」みたいなものを感じられなかったんです。
僕に芽生えた新しい「覚悟」
抽象的な表現で申し訳ないのですが、僕はその「引いて見る落ち着き」みたいな落ち着きではないけど、落ち着いて見えている大人の中には「子供っぽさ(柔軟性)」があると思っています。
要するに「保守的じゃない」ということなんですね。
僕はこれまで「チャレンジャー」として、根っこに子供っぽさを残しながらも、色んなこと(経済面での現実など)を知る中で、どこかで『そうはなりたくない…』みたいな葛藤から、子供っぽさを消した大人にならなければ次のステップにはいけないと葛藤してたんです。
ただ、子供っぽさを残しつつ大人になれることが理想の中で、そこに必要だったのは保守的な思考ではなく、「捨てる(捨てられる)勇気を持って前進する」ということだと気付きました。
色んな現実を突きつけられる中で、「こうしなければならない」という概念は自分自身が作り出していることが多く、マインドすらも全て武装して戦って来た僕はそれを外すことがずっと出来なかったんですね。
簡単そうで本当に難しかった。
極端な話「失うことを恐れずにやりたいことをやれる奴」というのが最強で、「捨てられる覚悟」がある大人こそが、僕の理想とする「大人」だと思うようになれました。(自己中心的になれば良いってことじゃないよ?)
要は、挑戦しなければ(リスクを背負わなければ)、いつだって落ち着いてられるんです。
言語化するのがすごく難しいんですが、僕は大人になる上で「一歩引いて落ち着いたように見せてる大人」にだけはなりたくないと思うし、捨てられなかった僕は、これから捨てるべきものを捨てて走って行こうと思います。
それが僕の「覚悟」です。
一緒に頑張りましょう。
では、また明日。