僕が身内の法事に向かう度に考えいていること。
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僕が身内の法事に向かう度に考えいていること。

2023.09.25
2023.09.24

おはようございます。FOURTEENのコウタです。

京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し8年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは2,195日、毎日ブログは975日を突破。(2022年12月31日現在)

今僕は、おばあちゃんの一周忌の法事に向かう道中でこのブログを書いています。

おばあちゃんだけではなく僕が身内の法事に向かう度に考えいていることがあるんですが、過去を思い返しての悲しさや寂しさではなかったりします。

ということで今回は、僕が身内の法事に向かう度に考えいていること、についてお話ししたいと思います。

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おじいちゃんの訃報を聞いて。

年は確かじゃないのですが、僕が確か中学生(か小学校の高学年)くらいの時に、おじいちゃんが亡くなったという訃報を聞きました。

物心が付いてから、身内で誰かが亡くなるという経験は初めてだったことと、僕が親戚を通じても長男ということもあって随分可愛がって貰った大好きなおじいちゃんが亡くなったということで、悲しい思いを持っていたことを覚えています。

どういう流れだったかは覚えていませんが、遊び慣れたおじいちゃんの家に着いた時に、おじいちゃんが棺桶に入っている状態を見て、人の死というものを実感しました。

その後、おじいちゃんが寝ている家でずっと居ることは出来なくて、僕はこっそり家を抜け出して近くの駐車場でひとり泣いていました。

お通夜とお葬式を終えた時に感じた不思議な感覚。

おじいちゃんのお通夜とお葬式の時の記憶は子供ながらにそこそこあって、おばあちゃんが亡くなった時とほとんど同じ流れでの法事だったんですが、おばあちゃんの時に当時がフラッシュバックしたような感覚がありました。

おじいちゃんの棺の横に座ってボーッと眺めた景色、おじいちゃんを火葬した時に骨がごっつくてビックリしたこと、色んなことが今でも思い出されるんですよね。

で、そんな行事が全て終わってふとした時に、急におじいちゃんが僕の後ろにスッと憑いた気がしたんです。

そこから何だか不思議な感覚になって、僕がもうひとり後ろから見ているような状況を度々感じるようになりました。

おじいちゃんが後ろにいるという感覚を持って生きて来て。

僕は基本的に「スピリチュアル」というものを感じているタイプではないんですが、その瞬間に確かにそういう感覚を得たんですね。

おじいちゃんは(孫には)いつも優しくて、自分の我を一切出す事なく、僕らの笑顔をジーッと眺めているような人で、我が強く尖っていた僕とは正反対の人間だったんです。

でも、おじいちゃんが背中にスッと憑いたような気がした瞬間から「母を大切にする」とか「祖母を大切にする」とか「家業を継ぐ」みたいな使命感のような感覚が僕に根付いたような気がしました。

そんな瞬間から自然と僕の行動は変わり、「人の死」に対して悲しさを感じることがなくなる不思議な感覚を抱くようになったんです。

法事に向かう度に思うこと。

そんな僕は今、法事に向かう車の中なのですが「人は忘れられた時に本当の死を迎える」という感覚を持っているからこそ、そんな行事に意味を感じることはありません。

お墓参りだって「墓石を掃除する作業」みたいなもので、そこには誰も何もなく、言い方は悪いですがただの石を洗う作業をするみたいな感覚でお墓参りに行っている感覚です。(不義理とか不謹慎な意味ではないです)

結局のところ、スピリチュアル的なことを抜きに言っても「気持ち次第」みたいなところしかないし、そういう風に考えた時に不思議と寂しさみたいなものはないんですよね。

おじいちゃんが背中に憑いたというよりは「おじいちゃんの意志を受け継いだ」というだけで、スピリチュアルがスピリチュアルではない形で腑に落ちた瞬間でした。

そんなことよりも、あの時もっと話しておけばといった後悔みたいなものを感じないくらいの毎日を過ごせるように、毎日を目一杯生きて行きたいと思いました。

僕は生前、おばあちゃんにこれでもかってくらい話したし、愛して貰ったので、僕の心の中には今もおばあちゃんの意思は残っているし、受け継いで次に繋げていきたいと思います。

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer