RIZIN代表取締役の榊原さんの花束事件の対応にリーダーの姿を見た。
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RIZIN代表取締役の榊原さんの花束事件の対応にリーダーの姿を見た。

2022.10.03
2022.10.03

おはようございます。FOURTEENのコウタです。

京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し7年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,830日、毎日ブログは610日を突破。(2021年12月31日現在)

少し旬は過ぎてしまったお話ですが、あまりトレンドに乗るのが好きではない僕なので程よくタイミングをずらせたと思うので思うことを書いてみます。

メイウェザーvs朝倉未来が行われた超RIZINにて起こった花束の事件で、世界中で話題になりSNSでも大荒れになっていましたが、僕はそんな事件から感じることが多かったんです。

ということで今回は、RIZIN代表取締役の榊原さんの花束事件の対応にリーダーの姿を見た、というお話をしたいと思います。

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メイウェザーvs朝倉未来が行われた超RIZINにて起こった花束事件。

知らない方もいらっしゃる可能性があるので一連の流れをお話しすると、先日行われた超RIZINにてメイウェザーvs朝倉未来の試合が実現することとなりました。

朝倉未来は格闘技はもちろんYouTubeでご存知の日本人の方は多いと思いますが、メイウェザーと言えばボクシング元世界5階級制覇したチャンピオンで、未だ50戦50勝無敗の生きる伝説といった選手です。

みなさんボクシングではご存知の井上尚弥選手よりも世界的に有名な「世界一稼ぐスポーツ選手」として知られるメイウェザーと朝倉未来の試合開始前に行われた花束贈呈で事件が起きました。

花束を持った人間がメイウェザーの手前で手渡しすることなく花束を地面に落とし、それをメイウェザーが拾ってセコンド(付き人)に渡すという前代未聞の品性下劣な事態が起こった訳です。

RIZIN代表取締役の榊原さんの花束事件の対応。

メイウェザーといえば「自由」「遅刻」みたいな言葉がすごく定着してるほど、その日ホントに試合が実現するのかも当日リングの上に立つまで分からないと言っても過言ではないほどの人なんです。

今回はそんなメイウェザーが、花束を投げられたという失礼な行為に対して怒ることもなく、何事もなかったかのように(少し寂しそうな表情で)花束を拾い上げ、そのまま試合に移行したということでことなきを得ました。

怒って試合をボイコットしても誰も文句言えない状況で、紳士的なメイウェザーの対応に僕は度肝を抜かれましたし、その大会の責任者であるRIZIN代表取締役の榊原さんはより強くそれを感じていたと思います。

試合が終わった後すぐに、メイウェザー陣営に駆け寄った榊原社長の姿と、その後リングに上がり事情説明と謝罪を迅速に行なった姿に僕は「素晴らしいリーダーだ」と感動したのを覚えています。

後日の会見で榊原社長が見せた漢気。

話はそれだけでは終わらず、その数日後に行われた記者会見にて「礼儀・礼節を重んじる日本人として分かりやすい形で謝罪の想いを伝えたい」という想いから、いきなり榊原社長が漢気を見せることとなりました。

人生でたったの一度もしたことのない「土下座」をしたんです。

土下座ということでSNSでは賛否両論声があがりましたが、僕はこの姿を見て心がすごく熱くなり、こんなリーダーの元で働けている選手・スタッフ達はどれだけ幸せだろうかと思ったんですね。

僕は土下座という行動に感動したのではなく、自分が感じる最大の屈辱を持って謝りたいというその「姿勢」に感動したんです。

世間では「謝れば済むものじゃない」とか「土下座は裏社会を連想する」とか「この時代にそんな行動いらない」みたいな声で溢れていますが、僕はこんな惨めな想いを背負っている人間のことを思ってできるリーダーの姿勢が美しく見えたんですね。

本当の惨めを経験したことのない人間ほど人の惨めを笑う。

僕はこういう場面で、榊原社長の心を想像出来ない人とは正直一生繋がっていくことはないと思っています。

自分のためだけではなく、今回の場合は世界中に放映されていたイベントの中で「人間として」「日本人として」「RIZINの代表として」そこに関わるであろう全ての人の先頭に立ち、責任を取ろうとした姿勢にリーダーの姿を見ました。

実は僕も、大雨の中、家族に対して土下座したことがあるんです。

その時だって土下座が100点の行動だなんて思ってないし、それをしたところで何かが変わるとも思ってない、そんな中で選んだのが「一番屈辱的な行動」だっただけなんです。

嫌じゃないですが、雨でビチャビチャになるのに膝を地面に付けて、さらにはおでこを地面に付けてって。

そこまで惨めな思いをしてまで伝えたい「覚悟」とか「姿勢」って、それだけ守りたいものがないと出来ないと僕は思っています。

いくら古臭いと言われたとしても、僕は今回のRIZINの榊原さんの行動は素晴らしいと思ったし、僕自身もそういうことが出来る大人であり続けたいと思いました。(そうならないように生きるのがベストだけどね)

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer