小学校教育にプログラミング学習が取り入れられていると聞いて。
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小学校教育にプログラミング学習が取り入れられていると聞いて。

2021.09.29
2021.09.28

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おはようございます。FOURTEENのコウタです。

京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し6年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,464日、毎日ブログは242日を突破。(2020年12月31日現在)

僕はデザイナーというクリエイティブなお仕事を生業としていることから、「プログラミング」という言葉が昔から身近にありますが、僕らが小学生の頃にそんな言葉は存在しないもの同然のレベルでした。

ただ、最近では小学生がプログラミングを学んでいることを知って、お仕事の現場で(お金になるスキルとして)プログラミングを使っている僕が、今の小学生が学んでいるプログラミングがどんなものか気になったんですね。

ということで今回は、小学校教育にプログラミング学習が取り入れられていると聞いて、というお話をしたいと思います。

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自分が仕事でプログラミングを使っているからこそ気になること。

冒頭でもお話しした通り、今の子供達がプログラミング学習として小学校でどんな授業を受けているのかがすごく気になったので、僕と同年代のママやパパに自分のインスタのストーリーズを使って質問して見たところ、揃いも揃って想定していた返事をもらいました。

「自分の子供が何をやっているか分からない」

僕ら世代(30代)で、身近にプログラミングがない世代の親は、そもそもプログラミングと言われても何のこっちゃ分からないというのが普通で、僕はそんな「親が何も理解していない中で子供がプログラミングを学んでいる状況」がすごく危険だと感じたんですね。

そもそも、シンプルにプログラミングとは一括りで言えるようなものではなくて、プログラミングの中にも色んな『言語』があって、その中には「ホームページを作るための言語」「アプリを作るための言語」「システムを構築する言語」など、いろんな種類のプログラミング言語があるんですね。(英語とか中国語みたいな感じで)

そんな中で、今の子供たちが、どんなプログラミング言語を、どんな意図で学んでいるのかが気になって質問させてもらったという意図がありました。

それでいうと、ほとんどのプログラミング言語は英語がベースになってるので、英語は学んでいたほうが多少有利になるんじゃないかなと思います。

学校で学んだ知識は、大人になると使えないことが多い中で。

そもそも個人的な意見として、学校教育には違和感を感じることが沢山あって、僕らの時代で学んで来た「三角形や台形の面積の求め方」とか「リトマス紙が何色に変わるか」とか「古文の読解能力」とか、『大人になってからなんの役に立つの?』みたいなことって結構あるじゃないですか。

でも、テストではそんな問題の正解数を元に点数をつけられて、その点数によって進学出来る大学が制限されたり、進路の選択肢が広くなったり狭くなったりする現実が今も普通にあります。(電卓の使い方教えたら良いのに「ひっ算」を教えるとか意味不明)

で、ITとかプログラミングっていう言葉に疎い世代の僕らが、そもそもプログラミングに沢山の言語があるということすら分からずに子供に学ばせて、先進的で何となく安心な気持ちになるのはすごく危険だと思ったんですね。

脳みその限られた容量の中で、勉強に費やせる時間が限られている中で、実用的ではないとは知らずに頑張って覚えた学びが、大人になった時に『この知識は何のためだったんだ?』とムダに気付くように、プログラミング言語の中にも(将来何の仕事に就くかにもよりますが)実用性のある言語とそうじゃない言語があるんです。

将来的に中国に行く予定がないのに中国語を学ぶと言ったような事故が起こりかねないので、自分が疎い知識こそ、子供に教える場合にはどんなものかを知っておく必要があると僕は思いました。

働き方・学び方が変わって来た社会で。

今は『〇〇大学に行けば〇〇に就職出来る』とか、そういう単純な時代ではないと思っていて、完全に「能力重視の時代」になっていると僕は感じています。(これからもどんどん加速すると思います)

なので、「行きたい大学で学びを選ぶ」ということだけでなく、「就きたい仕事で学びを選ぶ」という基準で学ぶ知識を選んで行くことが大切になってくると思っています。

それをしないと僕のように「足し算・引き算・掛け算・割り算」「英語」「道徳」くらいしか、今の自分の仕事に対してなんの役に立たない学びを重ねることになってしまっているんですね。

ちなみに僕は、22歳の頃から完全独学で「プログラミング」を含む、デザインの基礎やツールの使い方なんかを 2〜3年ほど学んでフリーランスとして独立しました。(今も働きながら学びは続けています)

今は僕のようなフリーランスとしての生き方とか、働き方とか、そういうことを柔軟に選べる時代である中で、「良い高校・大学に行くための点数稼ぎや競争」って、自分の過去を思い返しても無意味だと感じた中で、今の時代にとってもそれは無駄な競争なんだと改めて感じました

「自分の子供が学んでいるプログラミングが何か知ってる?」と質問してみて。

で、今回僕は自分の周りの人に『自分の子供が学んでいるプログラミングが何か知ってる?』ってことを質問してみて、返答をもらっていくつか分かったことがありました。

小学校で学んでいるプログラミングとは「ビスケット」というアプリを使って自分の描いた絵を動かしてみたり、人気ゲームの「マインクラフト」をやったりと、学校によって大きく違ってたりするんですが、それを記憶すれば仕事現場に直接役立つような実践的なことではありませんでした。

要するに『プログラミングを使えばこんなことが出来るんだよー』っていう、感覚的な発想を育てる勉強をしていて、それを「プログラミング的思考」と呼ぶらしいんですが、僕はその思考を育てることは素晴らしいことだなと思いました。

ただ今回、実践的なことを学んでいないということは分かりましたが、プログラミング学習において「その学びにどんな意味があるか?」を考えるキッカケが出来たことと、(特に)小学校の教育なんかは「興味を持つためのキッカケ作り」が意図であることを感じ、プログラミング学習に関しては少し安心した部分がありました。

僕らの時代と違って、可能性がどんどん広がっていくネット時代で、今回の発信で、親や教育する立場の人が「学び」に関しての意図や意味を少しでも考えるキッカケになったら、面白いんじゃないかなと思いました。僕もすごく勉強になりました。(ありがとうございました)

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer