クリエイティブディレクターとして必要なものが改めて分かった気がした。
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クリエイティブディレクターとして必要なものが改めて分かった気がした。

2024.04.27
2024.04.18

おはようございます。FOURTEENのコウタです。

京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し9年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは2,570日、毎日ブログは1,340日を突破。(2023年12月31日現在)

今年からの新しい挑戦として「クリエイティブディレクション」というのが僕の中ではあるんですね。

そんなことを口走った時から僕の周囲の環境は少しずつ変化していて、考え方だけではなく、出会う人なんかも変わった中で、色々と感じたことがありました。

ということで今回は、クリエイティブディレクターとして必要なものが改めて分かった気がした、という記事をお届けしたいと思います。

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「集客」と「デザイン」は全くの別物である。

ここ最近、20年ぶりに再会した広告代理店で結果を出し続けているやり手の幼馴染からの影響をキッカケに、これまで自分自身が見えていなかった世界を見させていただいています。

そんな中で、僕自身がこれまでやってきたクリエイティブは浅いものでは無かったということが分かった一方で、「集客」と「デザイン」は全くの別物であるということへの意識がより高まりました。

それは、冒頭でもお話ししたのですが「クリエイエティブディレクター」として生きていくために「デザインが良いものを作ればいい」ということは最低ラインであって、そこに数字を求められることが重要であるということをより強く感じたからです。

広告代理店を名乗る業者との戦い。

そんな最中、僕がお仕事をさせていただいている中で「クリエイティブディレクター」という立場を与えてもらったこともあり、僕の企画やアイデアだけではなく、外部業者への意見や指摘というものに価値が産まれるようになりました。

要するに、これまでは自分自身が作り出したものでクオリティや結果を示すというのが普通だった中で、自分自身の指摘や意見で、外部の人間が提供するものの価値を見定めたり、価値をあげたりする役割が必要になってきた訳です。

俗に言えば「嫌われ役」ということになるのですが、この役割がいなければ全ての仕事はなぁなぁになってしまう中で、将来のことを考えた上で僕はそれを背負っていくことを決めました。

的確な指摘は何とも言えない空気を呼ぶ。

で、僕自身が打ち合わせなんかの際に一番心掛けている一方で、恐れていることでもあるのがこの「指摘」や「意見」だったりするんですよね。

要するに「どういう意図ですか?」と聞かれた時に、それを即答出来る準備が出来ているか否かがすごく重要で、だからこそ制作段階から「クリエイティブの意図」というのは重要だと思っているし、それをクリエイターに指示する立場になった時に強く意識しないといけない部分だと実感しています。

そんな中で、今回とあるプロジェクトで「意図の分からないデザイン」が見えた中で、僕はそれを嫌味ったらしく指摘したかったわけではないのですが「この部分をこれにした意図はなんですか?」と訊ねたんですね。

すると相手からは「デザイナーの意図があったんだと”思います”」という形でそれを伝えられたんですが、その時に「この方は意図を伝えていない人なんだ」ということが明確になり、その指摘によって何とも言えない空気になったのは僕の指摘が的確過ぎたせいだったからだと感じました。

クリエイティブディレクターとして必要なもの。

デザインが良ければ数字が出るということではなくて、そこでトライアンドエラーは必須なことだと僕は思っているんですね。

ただ、僕自身もそうですが「私に任せてください」という形で仕事を請け負った中で、その制作物に至った理由というものを説明出来なければ意味がないと思います。

要するに「何となく良い感じだから作った」というゴールからは、次に繋がる情報が得られない訳で、だからこそディレクションする立場としては「クリエイティブの意図」を示していく必要がある訳です。

依頼する立場の人間からすれば、僕のように理解度が高い人間ばかりではないので「言われたことを信じる」しか術がない中で、その信じた内容が「なんとなく」だったらどう思いますかってことですよね。(なんとなくやったことですら分からないくらいなので)

だからこそ僕は、今回のこの経験を経て、クリエイティブディレクターとして必要なものは「意図すること」だと改めて感じることが出来ました。

正直、オシャレなデザインを作るって簡単なんですよ。

僕はそんな中で、駆け出しの頃から「メッセージをデザインする」というテーマから、デザインに意味や意図を持たせることを重んじて来た中で、自分自身が間違っていなかったことに誇りを感じました。

これから先、クリエイティブとして生きていく中で、自分自身の「良し悪しの判断力」は最重要である中で、数字を意識していく上でこの「クリエイティブの意図」というものを改めて強く追っていければと思います。

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer