これまで無償対応して来たことに心を鬼にして価値を付け出したことで感じること。
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これまで無償対応して来たことに心を鬼にして価値を付け出したことで感じること。

2024.02.17
2024.02.17

おはようございます。FOURTEENのコウタです。

京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し9年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは2,570日、毎日ブログは1,340日を突破。(2023年12月31日現在)

今年の僕は、自分の「価値」をもっと明確に提示していこうと考えを改め、これまでなぁなぁで無償対応してきたことに対しても価値を設けることを意識しています。

そんな中で見えて来たのは、これまで見逃していた「価値の損害」で、それが今に繋がっているかどうかは別として、正しい行動であったと認識することが出来るようになりました。

ということで今回は、これまで無償対応して来たことに心を鬼にして価値を付け出したことで感じること、についてお話ししたいと思います。

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顧問契約・パートナー契約をしているが故の境界線の緩さ。

僕は今、数社の会社から顧問・パートナーとして契約をしてもらっていて、そこにはそれぞれの会社に応じてプランを立ててお仕事をさせていただいています。

顧問契約の概要を簡単に言えば、「月々最低この範囲のお仕事はしますよ」というお約束の中でお仕事をする感じで、そのお仕事が発生してもしなくても契約上の費用はいただく形になる訳ですね。

決めた範囲のお仕事がめちゃくちゃ多い時もあれば、反対に一切何もない時もあって、ただ契約をしてもらっているからこそ優先性は生まれるし、常にそのクライアントのことを考えて情報収集や勉強などに繋げられるわけですよね。

そんな感じである意味で「僕の時間の一部を縛る」という感じで契約をしていただいている部分があるのですが、それが故の境界線の緩さみたいなものが存在していたんです。

行動として何も形に残せていない時に感じる申し訳なさ。

顧問契約などであれば特に、先ほども言ったように「(行動として)何もしない月」みたいなものが発生してくる訳なんですよね。

そんな時、きっと多くの人は「ラッキー」と思ったりすると思うんですが、僕の場合は「何も形に出来ていなくて申し訳ない」という感情が蓄積していっている訳なんです。

そんな時に「契約範囲以外のお仕事の依頼」をクライアントから言われたりすることがあるんですね。

ただ、クライアント自身は無償でやってほしいという下心すらない依頼であっても、僕自身が契約内の仕事で形に残せていないという恩を返すために「無償でやっておきますね」という形での対応が、これまでかなり多かったように思います。

心を鬼にして僕の時間に価値を付け出したことで感じること。

そんな中で、よく人から「自分の価値をしっかり出さないとダメだよ」と言った言葉を言ってもらっていたんですが、なかなか行動に移せないままズルズルとこれまでやって来てたんですね。

ただ心機一転、今年からは「自分の価値をしっかりと提示していく」という行動を律することを決め、どんなに細かな作業であっても「お見積りしますね」と前置きを置くようにさせていただくことにしました。

そこで見積りを出す時にも、かなり控えめで出させてもらってはいるんですが、そこでクライアントさんから掛けられる言葉は「安くしていただいてありがとうございます」という感謝の言葉のみだったんです。

要するに、僕が無償サービスすることは喜んでいただける一方で、優しいクライアントさんがほとんどなので、少なからず「気を遣わせる」という部分が発生していたことと、お金を支払っていただいた上でも感謝していただけることを知りました。

自分の時間の価値を正しく提示した上で還元していく。

で、僕はこれまで「お金は要らない」というスタンスで生活をしていた部分があったんですが、自分の価値を正しく提示する上で「収益を得た上で還元していく」というスタンスが重要なことに気付きました。

要するに、そもそも自分がした行動(費やした時間)に対して報酬として対価をもらうのは悪いことではないという感覚を持つことに加えて、それに対して「ありがたい」という気持ちに関しては、相手に対して別の形で還元していけば良いということなんですね。

僕なんかの場合、例えば飲食店のクライアントさんにからいただいた報酬に関しては、いただいた報酬を使って誰かと一緒に食事に行ったりして(間接的に)その良さを広げていくことで還元するみたいな感じです。

自分がお金を払い続けているだけ状況であれば成り立たない還元ですが、相手から報酬として対価をいただいている環境があれば「お金を回す」という還元方法が出来るんですよね。

ここで僕自身が「無償対応」としてしまえば、そこだけで還元が終わってしまっているので、僕とクライアントさんだけの話になってしまう訳です。

自分自身が行動するにはどうしてもお金が必要になってくる中で、還元に対してのマインドを少し切り替えるだけで、こういう循環が生まれてくるじゃないです。

そんな風にして僕は、また色んな形で繋がりが増えたりするような未来を見て、これまで無償対応して来たことに対して、心を鬼にして価値を付けた上で還元していきたいと思います。

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer