「アンガーマネジメント」を知らない僕が、感覚的にアンガーマネジメントを遂行してみた。
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「アンガーマネジメント」を知らない僕が、感覚的にアンガーマネジメントを遂行してみた。

2022.06.13
2022.06.13

おはようございます。FOURTEENのコウタです。

京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し7年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,830日、毎日ブログは610日を突破。(2021年12月31日現在)

元々僕は短気で、すぐにイライラしてしまうような性格だったんですが、フリーランスとして活動していく中で少しずつそれが変わってきました。

というのも、いちいち理不尽なことがある度に一喜一憂してたらメンタルがもたないし、浮き沈みの激しいフリーランスという生き方だからこそ、その波を乗りこなす必要があるからですね。

ということで今回は、「アンガーマネジメント」を知らない僕が、感覚的にアンガーマネジメントを遂行してみた、というお話をしたいと思います。

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少し冷めた感覚だけど「無の状態」を作ってみる。

先日似たようなもお話ししたんですが、ストレスを感じるということは「感情があるから」であって、無感情の人はそもそもどんなことが起こってもなんともありません。

ただ人間として必ず感情というものは付きまとって来る中で、どんなに冷酷な人間だったとしても流石に完全に無の状態を作ることは難しいと思います。

例えば「深呼吸」とか「ヨガ」とか「瞑想」とか、ストレスを緩和する方法はあると思うんですが、一度は確実にストレスを受けた上でやる行動であって、やって来たストレスを受け流すことが完全には出来ないので受け身になっちゃうわけですね。

そんな中で、無の状態を作って「リアクションを取るな!」なんて、それこそ鍋から熱いおでんを口に入れられてリアクションを取るなと言われているようなものなので、常人にはなかなか難しいことだと思います。

1日のストレスを発散するために運動をする。

で、冒頭でもお話しした通り、僕は元々短気な人間であるので、今は随分丸くなったとはいえどその気質は完全にゼロになったわけではありませんし、どうしてもその瞬間を迎えるとこめかみのあたりが「ピキッ」となるわけですね。

加えて僕は在宅ワークのフリーランスということもあり、ほぼ1日中景色が変わらず、下手すると1日中誰とも会話をすることなく過ぎてしまうくらい、お仕事だけを見ればすごく陰気臭い感じの地味な1日になるんです。

昔から引きこもり体質だったので特にそれを苦とは思わないんですが、「朝日を浴びて体内時計をリセットしよう」という行動が、なんたら交感神経を入れ替えてどーのこーのとなるくらい、やっぱり自然に触れることは大切なんですね。

なので、いくら在宅で仕事が出来るとはいえど、やっぱり1日に1回は外に出ないとダメだと思い、禁煙からのダイエットで始めたランニングをかれこれ4年〜5年ほど毎日続けていて、僕にとって運動は欠かせないものとなりました。

究極のアンガーマネジメントは「予測(先読みする)」ことだと思う。

そんな中で、限りなく無の状態に近い状態を作るために自分自身が出来ることとして「予測する」ということが出来ると僕は思っています。

ストレスを感じることに対するリアクションを極限まで少なくするためには「ストレスを感じることがあると想定しておく」ということが大切で、これから起こることがある程度予測出来る状態であればストレスは緩和出来るという仕組みです。

簡単なことなんですがこれが結構難しくて、どうすれば出来るようになるかといえばシンプルに「経験」しかないと思います。

成功体験だけではなく、どちらかといえば失敗体験の多さに比例して「危険なこと」が分かって来るので、その経験が多ければ多いほど「もしかしたら」が増えるんですね。

そうなればストレスに対する心の準備をあらかじめしておくことが出来るので、確実に自分に降りかかってくるストレスに対して対応しつつ、且つ今に余裕も持って生きることが出来るんです。

予測した上で「良い感じで手を抜く」をやってみる。

そしてもう1つ「自分が手や気持ちを加えれば加えるほどリアクションによるダメージが大きくんる」という部分があって、そういうことも踏まえて「もしかしてたら…」を予測しながら「良い感じで手を抜く」ということが大切だと思います。

僕がやっているデザインのお仕事を例にした時に、決して「中途半端な手抜き作品を作る」ということではなく、「相手の熱量や段取りに応じて作品の完成度をコントロールする」ということなんですね。

クライアントさんからの依頼の中で「内容が固まっていない状態」というのは明らかにあって、その内容が固まり切るのが納品ギリギリになることだってあるし、最初に言っていたことから方向性が変わってしまうこともあるんです。

なので「これは後々内容が変わりそうな気がする」という予測を、クライアントさんの行動なんかから感じ取って、「もし内容が変わっても大丈夫な程度の進行に留めておく」ということが大切なんですね。

そういうアンテナを張り方を常に維持して、相手の状況から先の先を予測し、それに合わせて自分の行動を良い意味で制限することで、(根っこは短気な)僕はアンガーマネジメントを実現しています。

ストレス発散をそれ以外の部分に依存して壊れてしまったら元も子もないので、事前準備からの予測行動でストレスフリーな生活を送れることを願っています。

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer