やる気の起きない子供達をやる気にさせるメッセージの伝え方。
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やる気の起きない子供達をやる気にさせるメッセージの伝え方。

2023.07.16
2023.07.16

おはようございます。FOURTEENのコウタです。

京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し8年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは2,195日、毎日ブログは975日を突破。(2022年12月31日現在)

僕は生粋のサボり症で、とにかくしんどいことが大嫌いで、なんだったら毎日継続してるランニングやブログだって気を抜いたらいつ終わってしまうか分かりません。

そんな僕が高校時代の厳しい練習(特にただ走るだけの練習)の中で見出した「努力のゲーム化」という方法は、今も僕にとっての大切な考え方の1つになっています。

ということで今回は、やる気の起きない子供達をやる気にさせるメッセージの伝え方、についてお話ししたいと思います。

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学校に通うことや宿題がめんどうだという子供達と接して。

僕の中で学校の勉強っていうのは「ほぼ意味がないもの」であって、これは部活動で強いられていた「ただ走ること」よりももしかしたら無意味なことなのかもしれません。

連立方程式やリトマス紙が赤なのか青なのかなんてことが、超ごく一部の人間を除いては大人になってから必要だと感じることは1ミリもないことだと思います。

そんな無意味なことを、学校では子供達に当たり前の様に教えていたりして、本人も意味がないと感じていることを教えていれば当たり前に子供達にはその感覚が伝わってしまうのは仕方ありません。

「良い学校に進学しなければ…」といった、超漠然とした進路の選択肢しか伝えられない大人に、僕は学校の先生ではない立場としてなりたくなくて、日々どういう風に接するのが良いのか考えています。

僕が高校時代の単調な走り込み練習で見出したゲーム。

僕はとにかく真面目にコツコツやるということが苦手で、出来ることとすれば、全て自分の中で成果を確認できて納得出来たたことだけなんですよね。

そんな中で高校時代、約200mくらいのダッシュを毎日練習の前に10本リレーをするという練習があった時に、ふざけて練習をサボり気味な僕はよくキャプテンと副キャプテンから怒られていました。

3年生がふざけていたら後輩に面目が立たないということで、僕は渋々真面目に練習に取り組んでいたんですがいかんせん面白くなくて、僕はついにそこで「走り込みのゲーム化」を思いつきました。

僕を注意するキャプテンや副キャプテンに、このリレーで「買った方のチームがジュースを奢ってもらえる」ということにしようと提案し、それを飲んだキャプテン・副キャプテンチームと連日ジュースを掛けたバトルが始まりました。

人は罰ゲームはあった方が盛り上がるし納得してやり切れる。

何かにつけて「罰ゲーム」と言えば少しありきたりに感じるかもしれないんですが、やっぱり人はリスクとリターンが見えた時に自然と動きやすくなるということはあると思います。

なので僕はその日から、(本当に子供って単純だと思うんですが)ジュースを掛けて戦うことで、自分の限界が伸びたこともあり、数ヶ月後には1500mのタイムが1分近く縮まったんです。

要するに、この「努力のゲーム化」というのは圧倒的に行動のハードルを下げることに繋がるし、何よりも努力を努力と思わずに遊びながら継続することが出来るんですね。

結局お金かよって感じにもなるとは思うんですが、人間ってそういうもんなので、その特性をうまく利用してやるに越したことはありません。

子供の目線で何が楽しいかをやってみる。

で、これを大人側の立場で子供達とやるとなれば少しだけ話が違ってくることを知っておいた方がよくて、大人の当たり前が子供達の中でゲーム化出来るかは異なるということなんですね。

要するに、子供が好きなものを知らずに「なんか好きっぽい」で終わってる大人が多い中で、自分自身が子供の目線に立って実際に何が楽しいのかをやってみるということが大切なんですね。

その中で、その行動の仕組みやそこで感じる感情を理解した上で「競争」を自然に出来る方法を見つけることが大切なんです。

そこで難しいのが「罰を受ける子供達も楽しめる」ということで、僕はよくプライベート空間にやってくる子供達とゲームをするときは「負けたらお使いを頼む」という感じでやってたりします。

お使いのルールとしては「必要なものを買いに行ってもらうけど余ったお金で好きなものを買って良い」みたいな感じで、負けたのか負けてないのか分からないような罰ゲームを設定しています。

たったそれだけのことで普段やっているような当たり前のゲームも、その日にやらないといけない宿題、それこそテストの点数なんかもゲーム化することで子供達の目がイキイキすることが伝わるんですね。

そんな感じで子供と接する中で、やっぱりやる気の起きない子供達をやる気にさせるメッセージの伝え方ってすごく大切だと思うし、その仕組みを作るのは自発的なやる気(もう1回やろう!)を生むんだと思います。

僕の関わる子供達は、嬉しいことに最近どんどん自発的にいろんなことを始めるようになって、親ではないですけどすごく嬉しいなって思っています。

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer