人生で初めて「条件付き」で「お年玉」を家族に渡して感じたこと。
おはようございます。FOURTEENのコウタです。
京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。
京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し7年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,830日、毎日ブログは610日を突破。(2021年12月31日現在)
先日の発信でも言ったんですが、僕は32歳になって初めて家族に対して「お年玉」を渡してあげることが出来ました。(今までは自分のことだけで精一杯だったので)
で、その発信でも僕が思う「お年玉」の考え方についてお話ししたんですが、やっぱりお金の使い方ってすごく大切だと思うんですね。
ということで今回は、人生で初めて「条件付き」で「お年玉」を家族に渡して感じたこと、についてお話ししたいと思います。
お年玉が「自由に使えるお金」である意味は?
皆さんも子供の頃にはお年玉をもらった経験てあると思うんですけど、あれって両親に渡したりする人もいたと思いますけど、大体は自分で「自由に使えるお金」になっていたんじゃないですかね。
で、僕は「お金の価値」を分かっていない子供に対して、これを「自由なお金ですよ〜」ってただ単にポンと渡してしまうと、すごく浅はかなお金になってしまうと思ったんですね。
今回は、僕が大人になってから初めて家族に渡すお年玉なので、相手はみんな大人なんですよ。(甥っ子とかもいないので)
そんな相手に渡すんで、きっと(もらったらありがたいとは思うけど)1万円程度で現状に困っていることはないと思うので、そうなるときっと「貯金」って行動が出てくると思うんですね。
「自由に使えるお金」としてお年玉を渡してしまった時に、これが起こることを絶対に避けたかったんです。
お年玉に「条件」を付けて渡してみた。
どうせ渡すなら、その1万円を貯金ではなく「意味のあるお金」に変えて欲しいなと思い、僕はお年玉を渡す時にとある「条件」を付けてみました。
それが「あなたの大切な人に全額必ず使ってください」って条件です。
まず「絶対に全額使わないといけない」ということと、「自分のためではなく(自分が)大切な人のために使って欲しい」という2つの制限を付けたんですね。
そうなってくると、「貯金」という選択肢が消えて、自然と「何かを買わないといけない」という思考時間が出てくるわけです。僕はこの瞬間に生まれる「お金を考えて使う」ってことが大切だと思うんですね。
加えてそれが自分のためではなく、自分の大切な誰かのことを考える時間になることが、この1万円の価値を何倍にも変えていくと思ったんです。
弟から来た「お年玉ありがとう」の連絡。
で、数日後に弟から「お年玉ありがとう」の連絡をもらったんですが、そこに書かれていた内容に感動したので紹介させてもらいます。
「お年玉ありがとう。お母さんがずっと欲しがっていたものに使わせてもらいました。」
普段はわざわざ買わないと思うんですよ。1万円で買い物しようとしたらやっぱりそれなりに高価なものになると思うし、自分だけの感覚で買い物をしようとしたら記念日でもない限りはブレーキが掛かると思うんです。
ただ、お年玉としてもらったお金で、且つ「必ず使ってください」と言われたお金であれば、そういうブレーキも少しは緩和されるんだと思います。
条件付きでお年玉を渡したら「お金の価値」が変わった。
こういう「生きたお金の使い方」みたいなことに、僕が一生懸命稼いだ、お金が使われていくことがすごく嬉しかったんです。きっと自分で持っていたなら、ただ貯金していただけのお金になってたと思います。
お金の使い方を考えることも大切だし、誰かを想う時間も大切だし、そういう意味で今回は「条件付きお年玉」を家族に渡せて良かったなと思いました。
来年も同じことをするかは分からないんですが、こういう風にお金の使い方を少し考えるだけでもすごく面白いし、「お金の価値」が条件によって変わったことが分かって、僕にとってもホントに良い経験になりました。
大人になってからではなく、子供の頃からこういう風に「お金の使い方に対して考える」という瞬間を作ってあげることで、お年玉というものがもっと有意義なものに変わるかもしれないので、もし良かったら来年試してみてください。
一緒に頑張りましょう。
では、また明日。