自分よりも優れた人材がいるにも関わらず自分を選んでもらえる理由を探して。
おはようございます。FOURTEENのコウタです。
京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。
京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し9年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは2,570日、毎日ブログは1,340日を突破。(2023年12月31日現在)
この世界には、自分と同じ職業の人は沢山いて、だけど個人でやっている人なら感じている「自分が選ばれる理由」みたいなものを紐解いていく必要があると思います。
あざとい系という感じでは決してありませんが、沢山の人の中から「デザインをお願いするならお前しかいない」と言ってもらえるこの感覚を僕は少し理解して行動しています。
ということで今回は、自分よりも優れた人材がいるにも関わらず自分を選んでもらえる理由を探して、というお話をしたいと思います。
フリーランスの僕が沢山の方から深く選ばれるづける理由。
フリーランスとして活動している中で選ばれる理由にも色々あって、表面的な感覚で言えば「コスパ(スピード + お金)」の部分がほとんどなのかなと思います。
時間とお金が掛かっても高級フレンチのコース料理を食べに行くのか、注文して1分で出てくる安くて美味しい牛丼チェーンを食べに行くのかの違いの様な感じで、人それぞれ満足を得られるポイントが違ったりするわけなんですね。
じゃあそれを踏まえた上で、フレンチのお店のA店とB店、牛丼チェーンのA店とB店を比較しようとなった時に生まれる部分が、今回僕がお話ししたい「信頼(責任)」とか「人間性(オリジナリティ)」とか「物語」の部分なんです。
こういった要素こそが、僕よりもすごいクリエイターはこの世界に山ほどいて、むしろクリエイターとしては僕は半分以下の位置(レベル)だと思ってるにも関わらず、僕を選び続けてもらえる理由になっているのだと僕は解釈しています。
多くの人はサービスばかりに目が入って大切なことを忘れている。
また飲食店のサービスを例えにしたお話に戻るんですが、例えばフレンチのA店は「めちゃくちゃ美味しいけど接客がすごく冷たいお店」だとして、B店は「味は普通だけど接客がすごく温かいお店」だったとしたら、あなたはどちらのお店を選びますか?
きっと、本来であれば「味(サービス)が美味いが正解」という思考でお店を選ぶことがほとんどだと思うんですが、ここで「接客(人)」という部分の登場によって「味だけじゃない」という思考が生まれたと思うんです。(接客もひっくるめてサービスの質でもありますが)
サービスのクオリティが均衡しているこの社会の中で、この「人」という要素によって選ばれる感覚というのを理解しているか否かで、実は他との差を大きく広げるチャンスが生まれて、且つこの行動は「誰にでも出来ること」なんですよね。
沢山の人と接して来ましたが、雇われで働いている人はこの感覚を理解している人はほとんどいなくて、経営者やフリーランスでもこの感覚を持っている人は半分にも満たないくらいの割合に僕は感じています。
平凡から生まれる物語なんてない。
じゃあこの「人」という要素をどういう風に意図して作っていけば良いかといえば、最初に言っておきますが「意図して作れるものじゃないけど意図して作っていける道を探す」という選択を選んでいくことになると思います。
例えば、Aさんは「平凡な家庭に生まれてなに不自由なく大人になり一般的な企業に勤めて幸せに暮らしている」という一方で、Bさんは「幼い頃に両親が離婚して母の手1つで育てられ学校に進学することは出来なかったけど起業して社長として会社を経営している」を比較した場合、皆さんはどちらの物語に興味を持たれましたか?
ちなみに僕はよく人から「どんな風に生きてきたか教えてほしい」と、(僕は特に話したくない)過去の苦労話を聞きたいと言われるんですが、要するに「人を作るのは努力や苦労とその先にある結果や経験である」ということなんですね。
ずっと平凡な人にも物語はもちろんあるんですが、いざ他と比較するとなった時に他と差別化出来るような物語は生まれないんです。
いつだって物語が生まれそうな方へ。
これから個人で何かを始めたり、経営者(運営者)になる人間には今日のお話を「なるほど」と思ってもらえるレベルになっていないと、何度も言うようにサービス(商品)が均衡している中で「お前じゃないとダメ」という印象を持ってもらうことは難しいと思います。
先ほどの例えでは人生を例えにしてたので、分かりやすく「努力」とか「苦労」といった表現をしたんですが、これがマーケティングになればその他にも「カッコよさ・可愛さ」とか「面白さ(エンタメ性)」といったパラメーターがどういう風に振り分けられているかを知る必要があるんですね。
多くの経営者は、僕がパラメーターを1つ2つ振り切ってオリジナリティを出すためのチャレンジを提案した時に「リスクを恐れてチャレンジしない」という選択をするんですが、今の時代はその思考じゃ埋もれて言ってしまうんです。
「出すのが恥ずかしいから」とか「売れなかったら怖いから」といった思考の先にオリジナリティは生まれないないし、オリジナリティがないものにファンは生まれません。
これから深く続いていく「お前じゃないとダメ」を生むためには、それ相応の「リスク(努力・苦労・羞恥・挑戦など)」を取っていき続ける必要があるし、そこから目を背けたサービスは1〜2年で消えて行ってるのが事実です。
僕は意図してこれが出来ると言いましたが、決してそっちの道は楽な道ではないし、だけどそれでも苦しい道を選び続けるのは「物語が生まれそうな方へ」を意図して選んでいるからなんですね。
だからこそ選んでもらい続ける理由があると思うし、それは目に見えないものだからこそ、普段から感覚的に楽な方を選ばない、そして自分が犠牲になってでも笑顔が沢山生まれそうな方へ歩んで行けばそれが正解になると思います。
あなたが選ぼうとしている「平凡」は、あなたをの未来を潰す選択になるかもしれません。
一緒に頑張りましょう。
では、また明日。