お金に対する価値観を変えることで生まれる数字だけにとらわれない心持ち。
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お金に対する価値観を変えることで生まれる数字だけにとらわれない心持ち。

2023.03.19
2023.03.19

おはようございます。FOURTEENのコウタです。

京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し8年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは2,195日、毎日ブログは975日を突破。(2022年12月31日現在)

僕は目の前のお仕事に必死になるだけなので、1年の間に収支目標を立てたり、月毎に自分の収入をチェックしたりすることはありません。

確定申告をしながら初めて数字を確認し終えた僕が今思うことは「収入の額はありがとうの数」なんだということで、1年間これだけのありがとうをもらったんだとしみじみ感じる瞬間だったりします。

ということで今回は、お金に対する価値観を変えることで生まれる数字だけにとらわれない心持ち、というお話をしたいと思います。

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「収入の額はありがとうの数」と先輩から言われて受けた衝撃。

先日パティシエさんとお会いしたのは、これから始まる新しいプロジェクトでの顔合わせのためで、その時に集まったメンバーで自己紹介をした時のことでした。

もちろん職業によっての規模感などはあるにせよ、やっぱり紹介の時に言える経歴に資格や受賞歴があるというのは強い話で、僕にはそういったことがないことに改めて気付かされました。

ただ、今回のプロジェクトで皆んなの心を動かすことになったのは僕が考えたコンセプトで、僕のような無名な人間であっても十分に戦える隙があることも知りました。

コンセプトの元となったのは、以前先輩から言われた「収入の額はありがとうの数」ということになぞらえたメッセージ性のあることで、僕が感じたその時の衝撃をプロジェクトメンバーも感じてくれたことで話がまとまりました。

日本人のお金に対する変な偏見。

僕は小さい頃から「お金 = いやらしい」みたいな感じで周囲の大人達から言われて、人前でお金の話をするのは御法度レベルの教育を受けて来ました。

その名残はここ最近まで残っていたりもしたんですが、最近は「もっとお金のことを早く学んでおけば良かった」と思うようになりました。

確定申告が終わったばかりですごくタイムリーなんですが、例えば自分の収入や貯金額を言ったりするのは嫌われる原因みたいな話らしいんですが、それは自分自身がどこまでそれに執着しているかの話だと思うようになったんですね。

例えば「今年の目標は年収1000円」とか言っちゃったりすると、家族からはそんな恥ずかしいこと心で思っておけと言われるんですが、僕はお金のことであっても、それが目標なら公言する方が絶対に良いと思ってます。

こうすればお金が生まれやすいという感覚に気付いた瞬間。

そこまで単純な話ではないのですが、ゲームに攻略法があるのと同じように「お金の生み出し方」というのが存在することに気付いた瞬間が僕にはありました。

例えば「僕を求めている人」と「僕が助けたいと思う人」をマッチングするまで待っているのは心が折れますが、「僕の出来ることを求めてる人」くらいまで条件を広げるとそこそこ見つかるような気がしますよね。

僕は想いがない限り、不特定多数と軽い仕事をするタイプじゃありませんが、シンプルにお金だけを考えた場合にはその道があるということを知ったということです。

そこら辺にある制作会社の仕事ぶりを見た時に、僕がゴリゴリに営業を掛ければ、お客さんに低コストでより満足してもらえるという実態を知り、お金の生み出し方の攻略法をなんとなく理解したんですね。

お金が集まるところにはありがとうも集まる。

そんなお話の後に「収入の数はありがとうの数」みたいなことを言うわけではないんですが、少なからずこれはその通りだと思います。

その「ありがとう」の深さを決めるのは自分の仕事ぶり次第で、そこに胸を張れるのであれば自分の収入はありがとうの数だと言えるじゃないですか。

単なる数字でしかありませんし、分野によってその収入の規模は違うとも思いますが、その数字は決して恥じるべき数字ではないですし、胸を張れるなら自信を持って発言してもいい数字だと思います。

だからといって誰にでもポンポンというようなものではないと思いますが、少しでもそういった偏見をとっぱらって、もっと皆んながお金に対してオープンになれるようになった時に、お金という部分での価値観の差が少し埋まるような気がします。

どんな仕事でも「簡単に稼げる」ということは存在しないし、収入が大きい人はそれ相応の努力をしていると感じるからこそ、もっとお金というものから逃げずに正しく理解して向き合うことがこれからの不景気な日本に必要だと思います。

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer