センスや才能という言葉で努力を片付けるな。
本ブログではアフィリエイト広告を利用している可能性があります。
2684 1464

センスや才能という言葉で努力を片付けるな。

2024.03.18
2024.03.10

おはようございます。FOURTEENのコウタです。

京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し9年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは2,570日、毎日ブログは1,340日を突破。(2023年12月31日現在)

僕は完全独学のフリーランスデザイナーとして活動してきて(多分)9年目くらいになるんですが、これまでたったの一度も就職をしたことがありません。

就職をしたことがないということは、アルバイト等でもデザイン制作現場に関わったこともなく、全て独学と自分自身の試行錯誤のもと今の環境を手に入れたんですよね。

ということで今回は、センスや才能という言葉で努力を片付けるな、というお話をしたいと思います。

スポンサードサーチ
スポンサードサーチ

何かと理由つけて「出来ない」を簡単に言う人。

僕の周りでもそうですが、「お金ないんだよなーとたかって来る人」に限って、言い方は悪いかもしれないですが「努力してるようでしてない人」がほとんどだなって思います。

業界の問題で、例えば介護職なんかの部分では、どうしても相場的に収入を上げるのは難しいということはあるのかもしれませんが、それでもやっぱり「組織の下にいる」というのは、自分自身で打開せざるを得ない状況な訳ですね。

建築業なんかの案件のコンペティションのように、最初に大きな枠でお仕事を取った会社が一番儲かって、それを下ろしていけば行くほど中抜きされた予算として、最後に行き着く部分で収入を得ている人の収入が少ないのは必然なんです。

もちろん、個人で(経営者として)戦うことに対しては「リスク以外ない」というのも事実ではあるんですが、現代社会の中で「終身雇用」みたいなものがあってないようなものになってしまった今、多くの人が「出来ない」を言うべきではないと僕は思っています。

大体の人が「やってないだけ」なんです。

僕が「独学でデザイナーになる」と宣言した約10年前の僕に、じゃあ一体どれだけのスキルが備わっていたかと言えば、本当のことを言いますが「パソコンが触れただけ(好きなだけ)」でした。

要するに、デザインの知識は本当に皆無で「フォトショップって何?」とか「PDFってなに?」みたいなくらい、恐らく皆さんの周りにいるような「1から説明しないと分からない人」だったんですよね。

それくらい、今の僕からは想像できないほどに僕は何も出来なかった中で、僕は今、デザインだけではなく、WEBコーディングやカメラまで扱って写真撮影や動画の編集なんかまでやれるようになりました。

そんな僕が言うんですから、ほとんどの人は反論出来ないと思いますが、出来ないのではなく「やっていないだけ」というのが全てに通じることだと僕は思っています。

僕は「やり続けたから」出来るようになった。

僕は最初、Tシャツに自分のデザインをプリントして販売する業態で生きていこうと考えて、自分自身のメッセージを込めたデザインを作り続けていました。

そんな中で「これじゃ食っていけない…」という頭打ちを感じた時に、ちょうど「名刺とか作れないの?」と声をかけてもらって、そこで「やってみます!」とTシャツデザイン以外の部分に道をそれたことから今の道が始まりました。

そこから僕は、絶対に「出来ません」という言葉を使うことなく、その時は出来なかったことでも、納品までには知識や技術を身につけて全て仕事を断らずに受けて来たんですよね。

それを繰り返しているうちに、自然と出来ないことでも少しずつ理解出来るようになって、慣れて来る中で精度を上げられるようになり、気付けばほとんどのスキルがアマチュアの域を超えていたことに気づいたんです。

センスや才能という言葉で努力を片付けるな。

こういう仕事をしていると、多くの人から「それはセンスがあったからだよ…」とか「昔から才能があったんじゃないの?」と言われたりするんですが、断言しますが1ミリもそういったものを持ち合わせてはいませんでした。

当時、家族や友人からもはなで笑われるような作品しか作れなかったし、今でもキチンと残しているんですが、A4のコピー用紙に殴り書きしまくったデザイン案は「恥ずかしくて見せれない」みたいな代物だったりするんですよね。

それくらいセンスや才能みたいなものを持ち合わせていなかった中でも、とにかく「良い作品を見る」ということから始め、そして「良い作品が何故良いと感じたか」を言語化し続けることで、何となくのルールみたいなものを自分自身で確立して来たんです。

要するに、自分自身のベースフォーマットを努力だけで形成したんですね。

僕が作るデザインは、ほとんどの人からすれば毎回違うデザインに見えるかもしれませんが、その裏にある設計部分(文字サイズ・余白・間隔・色合いなど)に関しては、ほとんど全て同じフォーマットに収まっているんです。

こんな風に「シンプルな学びの継続が価値を作る」ということだと僕は思っているので、センスや才能という言葉で努力を片付けないようにしていけたら誰でも伸びていくと思います。

凡人の僕が言うのだから間違いないです。

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer