ファン層とエンゲージメントを重視したコンテンツ制作。
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ファン層とエンゲージメントを重視したコンテンツ制作。

2021.02.20
2021.02.20

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おはようございます。FOURTEENのコウタです。

京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し6年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,464日、毎日ブログは242日を突破。(2020年12月31日現在)

僕は、コンテンツを作る上で、なんにせよ「継続する」ということに対しては全てのベースにあると思って、日々の仕事やブログの制作を行っています。

例えば、ホームページなんかでいうと、ほとんどの方は「作って終わり」と勘違いしているんですがそれは大間違いで、むしろ作ってからがスタートで「動いていないホームページ」は空気同然なんですね。

そんな状況でも「アクセス数が伸びません」と相談を受けたり、クリエイターの責任にされたりするんですが「それはそうでしょう」としか返す以外言葉が見つからない状況です。

で、先日、そんなホームページ運営に関して、クライアントさんから相談されました。

ということで今回は、ファン層とエンゲージメントを重視したコンテンツ制作、というお話をしたいと思います。

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ホームページ運営に関しての相談内容。

今回のクライアントさんは、ホームページへのアクセス数が伸びない理由が「更新頻度が原因」ということを理解した上でお話をしていただきました。

要するに、「アクセス数が上がらないのは自分達に責任があるけれど、どういう風に運営したらいいか分からない」といった感じです。

ここで、役に立つのはこの「ブログ」のアクセス数の推移で、その理由として、ちょうどそのクライアントさんのホームページ公開日と、僕が毎日ブログをスタートさせた時期が同じだったからです。

以下のグラフを見てもらったら分かる通り、クライアントさんのホームページは、当時コロナで需要の高まった商品を販売していたことから、公開初日からぐんぐんアクセス数を伸ばしていく形でした。

クライアントさんと僕のブログのアクセス数のグラフ
アクセス数推移 ( 左 : クライアントさんのHP | 右 : 僕のブログ )

その反面、僕のブログに初速の爆発力なんてものはなく、じわりじわりとその数を少しずつ伸ばしていく感じではありますが、圧倒的に差のあったクライアントさんのホームページよりも、今では僕のブログの方がアクセス数が多い状況になっています。

僕のブログ運営を見て相談してきた。

クライアントさんはもちろん、僕がブログ毎日更新していることは知っていて、そんな中で自分たちに出来ることはないか?と相談してくださいました。

で、しっかりと考えられるクライアントさんなので、色々とアイデアを持って色々と行動されていたのですが、1つ僕が気になったのが「コンテンツの出し方」でした。

クライアントさんは複数のSNSを利用して、まず、それぞれにコンテンツを分けて提供していることも非効率で、且つ、発信に関してはSNSがメインといった感じでした。

そこで、SNSでの広告が主流になって来ている中で、僕が1つ気になっていることがあって、それが「プラットフォーム依存になるのが危険じゃないか?」ということです。

ちょっとだけ話を分かりやすくすると、今登録者10万人を超えるYouTuberの人たちの収入源が、動画広告からの収入のみだった場合、YouTube自体のサービスが終了したら収入がゼロになってしまう可能性があるという感じです。

そうなって来た時に、僕はこのSNSの「フォロワー数を伸ばすこと = 広告・宣伝効果の向上」だけに絞って考えるのは少し危険かなと思っていて、もしも自分のホームページを持っているならば、最終的にはそこに1番ファンが流れる仕組みを考える必要があるんですね。(しかもそこまでSNSのフォロワーは伸びていない)

で、クライアントさんにまず伝えたのは「SNSのサービスが終われば消えてしまうコンテンツだけを作り続けるのはもったいないですよ」ってことで、どうせやるならホームページを軸としたSNS運営を考えたらどうかということをまずは伝えました。

感情のないロボットが作るコンテンツに魅力はあるのか。

クライアントさんはすごく言葉遣いが丁寧な方で、ホームページに掲載する文章も僕では到底思いつかないような、難しい敬語やらを織り交ぜた文章を書かれたりしています。

が、僕がそこに感じるのは「感情のないロボットが作るコンテンツ」で、見ていても、読んでいても、人間の血が通っているとは思えないその内容に、気付いたら読むことに作業感を感じていたんです。

内容は、まぁ「ほー、なるほど。」と思うことは若干は書いてあるのですが、このヘナチョコブログを運営している程度の僕の意見としてではありますが、正直「つまんない」という感じです。

ネットを開けば箇条書きに書いてあるような単調な内容にファンは生まれないので、「もっと人間味を出したらどうですか?」と伝えたところ、会社ホームページという公式感がある中で、なかなか崩した文章を出すことに抵抗があるといった返事が返って来ました。

並行して運営しているSNSでの更新ではカジュアルなコンテンツを出しているにも関わらず、ホームページではそれが難しいという考えを持っておられたんですね。

会社だから〇〇が出来ないという時代は終わった。

これは僕個人の意見なんですが、全てのサービスのクオリティが均衡してしまっている中で、何かで差を生まないと振り向いてもらえないこの世界において、「会社だからこうしないといけない」みたいな考えを持っていたらすごく危険だと思うんですね。

そんなルールに囚われて、他と似たようなものを提供することで、結局は「埋もれるコンテンツ」を作り続けていることになるんですが、それでも「会社だから」と、いつまで言い続けますか?って話です。

個人にキャラクターがあるように、会社にキャラクターがあって当然だと思うし、そこでの立ち振る舞いによってファンが生まれると思うからこそ、感情のないロボットが提供するようなコンテンツは不要だと僕は考えています。

ちなみに、僕のインスタのフォロワーさんは約250人くらいですが、ストーリーを上げれば毎回100人以上の人が見てくださり、クリックのお願いしした時なんかのエンゲージ率は60%を超えたりします。(エンゲージって100人中何人がクリックしてくれたかみたいな話です)

フォロワー数 = 」ということに依存しないファンというものの姿がここにはあるし、僕は自分のキャラクターを前面に押し出して、それを応援してくださる方を一人ずつ着実に集めていくことが大切なんだなと改めて思いました。

個人でも同じことなんですが、「会社」という枠に縛られたり、少なからずなんらかのルールを設けてしまって悩んでいることがあれば、もう少し「人間味」を出しても良いのかなと感じました。(僕も探り探り頑張ってみます。)

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer