仕事を無償でも受ける僕がそれを要求する人に対して求める代償。
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仕事を無償でも受ける僕がそれを要求する人に対して求める代償。

2022.10.01
2022.10.01

おはようございます。FOURTEENのコウタです。

京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し7年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,830日、毎日ブログは610日を突破。(2021年12月31日現在)

どういうこと?って思われると思うんですが、僕は仕事を無償で受けることがごく稀にあるんですよね。

もちろん「え!?タダなの?!」みたいなお馬鹿さんからの仕事をやる訳じゃないんですが、なんかこう自分の中で燃え上がるものを感じたら、その時はお金のことを考えずに仕事を受けます。

ということで今回は、仕事を無償でも受ける僕がそれを要求する人に対して求める代償、についてお話ししたいと思います。

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1ヶ月1万円の食費で家族4人で暮らしていた思い出。

僕はデザイナーになる前に、家庭の事情で貧乏を経験して、その時は1ヶ月1万円の食費で家族4人で暮らしていた思い出があります。

弟がまだ学校に通っていたような頃なので、もちろんその1万円の大半は「お弁当」に持っていかれるんで、家で食べるご飯なんてものは基本的に「もやし」で、毎日もやし料理のバリエーションを考えるような日々でした。(スープが多かった)

そんな色々と難しい時期に、僕に手を差し伸べてくださった方が沢山いて、たまにご飯を食べに連れてくれたりだとか、食材を持ってきてくれたりだとか、ホントに今でも感謝の思いでいっぱいです。

そんな経験があるからこそ僕は、逆に「お金」というものに執着することはなく「愛」とか「想い」とかそんな目に見えないものを大切にするようになりました。

自分に体力があるうちに誰かの力になれること。

で、僕は今、お仕事が多忙で自分がどれだけの案件を抱えているのかも分かっていないような状態で、多少はボロボロになりながらも何とか体力を維持することが出来ています。(経済的な面でもね)

でも今日本はどうやら不景気な感じになっていて、僕のクライアントさんの中にも苦しい状況の方々は沢山いらっしゃいます。

そんな時に思い出すのが「1ヶ月1万円生活」で、あの時に手を差し伸べてくださった方に返す事は出来なくても、次は自分が誰かのために手を差し伸べる番だと思ってクライアントさんと向き合っています。

そんな中で「僕さえ我慢すれば助かる人がいる」という状況を作れたのは、技術を磨く努力を続けてきたからこその賜物で、僕は今自分がそういう立場になれたことをすごく誇りに思っています。

仕事を無償でも受ける僕がそれを要求する人に対して求める代償。

特にコロナ禍の状況の中で、僕はコロナが到来した瞬間くらいから「無償化」や「デザイン料・契約料の減額」をこちらから提案して動き出しました。

業務提携をしているクライアントさんに片っ端から電話をかけて、当時は僕も苦しい中でしたが「契約料を減額します」という声掛けをしたことが、今大きな財産となって返ってきている様な状況を嬉しく思います。

僕がそんな感じで柔軟過ぎるからが故、時に仕事を無償でも受けることがあるんですが、その時に僕はクライアントさんにも代償を求めている部分はあります。

僕は仕事をする上で「命を燃やす」ということをしていて、それと同じような代償を「お金以外のもの」で表現してくれるような人に対してしかそういった優遇はしないということなんです。

「俺も貧乏するからお前も貧乏しろよ」ってことなら我慢出来ても、「タダになったからちょっと裕福な生活が出来る」みたいな感覚では僕は許せないので、そういう覚悟を感じた人にだけ僕は歩み寄るんです。

同じものを背負う覚悟があるなら無償でも構わない。

こういう仕事をしていると、これからスタートするという「未来が不明確な人」が沢山依頼して来られるんですよね。

要は「ビジネスが軌道に乗ったら多く支払えると思います」みたいな人のことで、僕は基本的に「応援」とか「共感」とかでお仕事を受けるので、そういった志を持ったクライアントさんが大半を占めています。

一緒に同じ方向に向かって努力して、僕はデザインの分野でクライアントさんを勝たせていく立場でいる中で、やっぱり想いが通じ合っている人と一緒にお仕事をすることが僕にとっての生き甲斐やエネルギーに変わっているんです。

そんな中で、軌道に乗ったらポイみたいな感じは大嫌いなので「僕も一緒に成長出来る契約」みたいなものを僕は要求しています。

要するに、無償で受けたり安価で受けたりすることが自分の安売りにならないよう、あなたに寄り添っているんですよってことを相手に理解してもらう努力ですね。

そっちの方が「あんたが頑張るなら僕も頑張る」みたいな感じで相乗効果が生まれますし、僕は全力でクライアントさんのために命を燃やすことが出来るんです。

無償で受けるというのは大袈裟かもしれませんが、僕はそんな感じで同じ想いの強度でお仕事が出来る相手であれば、お金なんてものは二の次三の次で、それを要求する覚悟があるんだったら無償でも仕事を受けますよってことでした。

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer