お金の使い所を見極めたらお金を使うことが怖くなくなった。
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お金の使い所を見極めたらお金を使うことが怖くなくなった。

2022.07.08
2022.07.08

おはようございます。FOURTEENのコウタです。

京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し7年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,830日、毎日ブログは610日を突破。(2021年12月31日現在)

僕は昔から「節制」ばかりを意識して生きて来て、どちらかといえば「お金」というものに対して敬遠して来た部分があります。

というのも、家庭の事情でお金絡みの問題を間近で見て来た経験があったので、自然とお金が嫌いなものになって来ていたからですね。

ということで今回は、お金の使い所を見極めたらお金を使うことが怖くなくなった、というお話をしたいと思います。

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お金を使うということに対しての抵抗と恐怖。

そもそも僕は、過去にすごく貧乏を経験していた上に、独学でフリーランスデザイナーになるという意味不明な夢を持って突き進んだもんですから、フリーランスとして活動し始めた当初は月に1万円しか稼げないようなレベルでした。

夢を追うための活動資金として、アルバイトで蓄えた貯金を切り崩しながらの実家生活だったこともあり、住む場所が確保されているだけ恵まれているとはいえども、その中で贅沢なんてものは出来るはずもありませんでした。

欲しいものも買えず、というよりは欲しいものを欲しくないものに脳内変換して、激安基準のコスパだけを考えて全てのものを節制して生きて来ました。

貧乏を経験したからこそ、お金がないことの恐怖を知っていたし、そこで使ってしまえば楽なんだろうけど、使ってしまうことに対しての抵抗が常にあったわけですね。

コロナで生まれた世界が教えてくれた自分の価値。

そんな中、誰もが予想しなかった「コロナ禍」という状況が生まれ、僕はここでお金に対する価値観がガラッと変わった瞬間がありました。

コロナ禍で経営に苦しんでいたクライアントさんに対して、クリエイティブの「無償対応」や「減額対応」を自分からの発信で動くことにしたんです。

もちろん僕に余裕があったからではなく、それは自分が貧乏を経験して来たからこそ感じた感覚として、困っている時こそ自分が犠牲にならないとと思い、自然と行動に移していたわけですね。

そこで初めて「自分のスキルや行動には社会的に価値がある」ということを知り、表現はすごく難しいんですが、自分の行動によって生まれる相手からのリアクション(感謝や笑顔)に対しての理解がすごく深まりました。

自分の価値を知ったことによって深まったお金の考え方。

そういった理解が、どういう風にお金に対しての考え方に繋がったかというと「自分の行動に対する優先順位」という部分がより鮮明になったということです。

これまでは、クライアントさんから頂いたお金を使うことがダメだと節制して、なるべく貯金に回そうとしか考えていなかったんですが、「無償対応」や「減額対応」を自分から進んでやっていくにつれて、「還元する」という部分が自分に不足していたと感じたんです。

要は「お金を使わない = 還元しない」ということに繋がっていることを感じ、そこから僕は「投資」や「還元」として、お金を使うことを惜しまないようにしようという発想になりました。

加えてそれは「お金をもらった方にだけ還元するということではない」ということも同時に学ぶことにも繋がり、余裕がある方からいただいたお金を、次は困った方に還元しようという発想に繋がったんですね。

お金を使うことによってお金が入ってくるという発想。

多くの人は「お金を使うことによってお金が入ってくる」というイメージをした時に、なかなか明確な答えが出ないと思うんですが、使わないよりも使った方がお金が回ってくるという感覚は確実にあると思います。

そのコツ(というか感覚)を得た僕は、これまで嫌いだったお金に対して向き合うようになり、使い方についての良し悪しを(時には間違いながら)判断するようになりました。

これまでは、仕事に使う「機材投資」もケチってボロボロのものを何とか使うような対応をしていましたが、「それじゃ良いものは作れない」と思うようになり、クライアントさんのために投資しないといけないと思うようになりました。

お金がかかるから敬遠していた会食なんかも、特別な時間として積極的に参加するようになったし、そこで使うのはもちろん「クライアントさんのお店」で、自分の生活圏内の方が潤うようなお金の使い方を意識することで循環し始めるようになったんですね。

すごく表現は難しいんですが、お金は間違った使い方をしない限り必ず戻ってくると思えるようになったことと、それが例えお金以外のものでも、自分が出したものの価値よりも大きなものが返って来るような感覚でお金と向き合っていくと良いと思います。

生きる上で絶対に必要になって来るものだからこそ慎重になりがちな部分だとは思いますが、考え方を少し変えるだけで、お金がもっとカジュアルなものに変わり、より多くの方が笑顔になれる瞬間を生めると思いました。

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer