この歳になっても新しいスキルに挑戦する貪欲さと楽しさ。
おはようございます。FOURTEENのコウタです。
京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。
京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し9年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは2,570日、毎日ブログは1,340日を突破。(2023年12月31日現在)
先日、とある新しいプロジェクトの中で、僕は新しい「挑戦」を決めました。
それは、今まで使っていたツールを捨てるということでもないのですが、新しいツールを使って、よりクオリティの高い作品を作ることを目指したんです。
ということで今回は、この歳になっても新しいスキルに挑戦する貪欲さと楽しさ、についてお話ししたいと思います。
動画編集の新しいステップ。
冒頭でもお話をした通り、動画編集でこれまで10年ほど使い続けていた「Premier Pro」を卒業して、これから新しく撮影する動画からは、このツールを制作で使用することをやめようということを決心しました。
新しいツールの導入は、操作性や段取りなんかが全然違う中で「ラーニングコスト」というのが掛かって来るんですが、これは「ツールの購入費用」ということではなく、学ぶための時間も含めたコストになるんですよね。
これまで通り、Premier Proを使用して動画編集をする分には何も学ぶ必要もなく、すぐに制作をスタート出来るし、なんだったらキーボードを見なくてもショートカットでサクサク操作出来たりするレベルなんです。
加えて、それでも十分食っていけるという状況の中であるにも関わらず、更なるクオリティの向上や、知見を広げるためにチャレンジすることを決めました。
いつかチャレンジしようの後回し。
詳しい方はお気付きだと思いますが、新しく僕が動画編集ソフトに選んだものは「Davinci Resolve」なんですね。
これに関しては、昔からずっと存在は知っていた中でプロカメラマンではないという建前の元、頼まれればお仕事としてやっていた程度の僕にとって「(そこまで)必要のないもの」として後回しにして来ました。
ただ、色んな方の動画制作を見ている中で、明らかにDavinci Resolveを使用したものの方がクオリティが高いものが多く、その中で行われる(特に)カラーグレーディングの部分に関しては、僕が学ぶべきだと感じていたものだったんです。
いつかチャレンジしたいという気持ちを後回しにしていた結果、過去に携わった動画制作での(クオリティ面での)もっと出来たなという損失は少なからずあったんだと思います。
やってみたら分かる「早くやっておけばよかった」の後悔。
でね、僕はいつも自分自身にも言い聞かせる様にしていて、それでもなかなか出来てないことなんですが、「早くやっておけばよかった後悔だけはするな」ということなんですよね。
僕はこれまで「Premier Pro」を使っていたんですが、それこそ「Davinci Resolve」の名前が(大きく前に)出てきたのはここ数年の話なんですよね。
でもその数年の中ですら「もっと早く触れておけば良かった」と思うくらい、完全なるブルーオーシャンではなくなっている訳なんです。
その数年の中で残せた結果このことを考えれば、もちろん雲泥の差レベルのクオリティの差ではないので、やりようによっては誤差なのかもしれませんが、1歩でも前へ進めたのではないかと考えれば「やれることは早い方がいい」ということだと改めて思います。
その遠回りが未来の近道になる。
先ほども言いましたが、このツールを変えたところでクオリティが雲泥の差ほど変わってくるかと言えばそうではないにせよ、カラーグレーディングに関しては絶対的にアップする反面、操作性の面で明らかな作業スピードの減速が見込まれます。
それでも僕はこの「遠回り」を選べた理由は『その遠回りが未来の近道になる』と感じたからですね。
僕はそろそろプレイヤーを卒業しないといけないということを考えている中で、プロデューサーやディレクターとなる中で知見を広げていかないといけません。
そんな中で今回このチャレンジを選べたことは僕にとって大きな成長になると思うし、実際に触ってみたところやっぱり早く触っておけば良かったって思いました。
操作性はまだまだ難しくてサクサク作業が出来るとは言えないのですが、絶対にこれまでの映像作品よりもクオリティが上がることが期待出来ます。(というか確信しています)
遠回りという言葉だけを見れば、時間がかかって不要に感じる時間になるかもしれないのですが、まっすぐに進むよりもその道が近道であることさえ確信出来れば、それを信じて遠回りしていけたらと思います。
一緒に頑張りましょう。
では、また明日。