安倍元首相の銃撃事件の一連のニュースを見て注射嫌いの僕が献血をしようと思った話。
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安倍元首相の銃撃事件の一連のニュースを見て注射嫌いの僕が献血をしようと思った話。

2022.07.09
2022.07.09

おはようございます。FOURTEENのコウタです。

京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し7年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,830日、毎日ブログは610日を突破。(2021年12月31日現在)

まず初めに、日本という安全とされている国でこういった悲惨な出来事が起こってしまったことにすごく悔しさを感じるし、いかなる状況であっても絶対に起こってはならないことだと思います。

安倍元首相のこれまでの功績を讃えると共に、日本のために人生をかけて尽力されたことへの感謝と、ご冥福をお祈りいたします。

ということで今回は、安倍元首相の銃撃事件の一連のニュースを見て注射嫌いの僕が献血をしようと思った話、についてお話ししたいと思います。

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安倍元首相の銃撃事件のニュースを聞いて。

僕がこのニュースを聞いたのはまさに事件が起こった時で、確か最初は「安倍元首相が奈良県で襲撃される」みたいな書き方のニュースを見て、自分が奈良県出身だったこともあり「恥ずかしいからやめてくれよ奈良県民…」といった感じの感覚くでした。

日本が安全な国だと感じていた上でのニュースなので、正直軽い気持ちで見ていた部分がありましたが、続報で「銃撃」「発砲音」などのワードが出て来た瞬間、少し心がソワソワするのを感じました。

銃撃や発砲音だけで命に関わることだとは思えなかったので、正直その瞬間のニュースには「物騒な世の中になったなぁ」としか思いませんでしたが、「撃たれた」と聞いた瞬間に血の気が引いたのを覚えています。

テレビメディアは信用ならんので、すぐにTwitterを開けばそこには凄まじい映像が拡散されていて、そこから安倍さんの命が助かることを祈るばかりでした。

襲撃現場が奈良県最大のターミナル駅ということで。

今回の襲撃の現場となったのが「西大寺駅」ということで、奈良県の人なら誰でも知っている(誰でも利用したことのある)ような必須のターミナル駅となっています。

奈良から京都・大阪、京都や大阪から三重・和歌山へ抜けるのであれば多くの人は経由するであろう、僕自身もよく経由したこの駅前で事件が起こったこともあり、普通よりも他人事とは思えないような感覚になりました。

映像で見るその場所は「ここで飯食ったことあるよな」ってくらい馴染みのある場所だったので、安倍さんのようなすごい方がこんなところに立っているというミーハー心が沸くのと同時に、その場所がこんな悲惨な現場になるとは想像もしていませんでした。

救急医療に奈良県の底力を見た気がした。

犯人が奈良県在住ということで、今ネットで「奈良県民」が叩かれていたりすると思うんですが、僕も最初は奈良県がこんなことで有名になることを残念に思った瞬間がありました。

僕の周りの人間は奈良県の人間が多いんですが、やっぱりこのニュースで凹んでいる人間が多く、僕がこういったことをSNSで発信することで「元気が出た」のリアクションをくれる人が沢山いました。

ただ、これが正しい情報かどうかは分かりませんが、銃撃をされた瞬間から即座に心臓マッサージを始めた看護師さん、6分で到着した救急隊とドクターヘリの輸送、100単位の輸血を準備して処置にあたった奈良医大の方々は本当に英雄だと思います。

全ての方が事件が起こった中で、その場で出来る限りの対応をされたと思うし、平和ボケした県民性の奈良県からは想像出来ないような奈良県の底力を見た気がして、冷静になって考えたらすごく誇らしいことだと思えたんですね。

「100単位の輸血」という奈良医大の先生の言葉を理解して。

奈良医大の先生の記者会見の際に、「何だかとっつきにくい態度だな…」と思ってしまった自分が恥ずかしいのでここで謝罪したいのですが、今まさに命の現場で処置され「命を救えなかった無念感」を押し殺しながら会見に臨んでおられたんだと後で冷静になり気付きました。

それと同時に、なんて無意味な質問ばかりを繰り返すんだと「マスゴミ」には改めて反吐が出たし、僕はやっぱりこれからもテレビは見ない(信用しない)と心に決めました。(夫人の反応はどうでしたか?とか察しろよって思う)

そんな中で「輸血はどの程度行いましたか?」との質問に、先生が「100単位以上です」と言っておられ、「100単位だとどのくらいの量になりますか?」と続けての質問に「今は正確な量を計算出来ません」と言っていて、僕自身すごく気になっていたんですね。

で、後から調べてみると「1単位=約200ml」ということで、今回の処置で約20リットル以上の血液が輸血されたということになるそうで、奈良県(もしくは近畿圏)の病院からかき集めなければならない量だそうです。(ちなみに人間の血液は全量で約5リットルです)

そんな壮絶な現場で必死に救おうとした命が救えなかった無念は、僕なんかには一生経験出来ることではないと思うし、この事件をきっかけに自分の普段の悩みがいかに浅かったかを痛感させられたような気持ちになりました。

それと同時に、ものすごく注射が嫌いな(針を刺されたら卒倒しそうになる)僕ですが、次に輸血カーを見つけたら必ず献血に参加し、今後も積極的に献血をすることを決めました。

ネガティブなニュースの中からも、ポジティブを見つけ出せるように、また今日から新たな1日のスタートとして頑張っていけたらと思います。

今回の事件に携わられ尽力を尽くされた全ての方に感謝と、ご自愛していただきたいという思い、そして改めて安倍さんのご冥福をお祈りいたします。

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer