毎日のように深夜仕事をしていて、ふと高校時代の部活動を思い出した話。
おはようございます。FOURTEENのコウタです。
京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。
京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し7年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,830日、毎日ブログは610日を突破。(2021年12月31日現在)
僕は今、嬉しいことにすごくお仕事が忙しくて、毎日のように深夜(やってたことの記憶がなくなるくらい)まで作業をする日が続いています。
「僕が動かないと守れない人がいるよなぁ…」と、静かな深夜にひとりで思いながらあ、自然と体が動いて流ような感覚です。
ということで今回は、毎日のように深夜仕事をしていて、ふと高校時代の部活動を思い出した話、についてお話ししたいと思います。
「サボるな」と怒られ続けた学生時代。
僕は小学校からサッカーをやってたんですが、ホントに昔からサボり癖がすごかったんですね。
特に中学の頃なんて、前半でちょっと活躍したと思えば「足がつりました…」と後半からベンチに下げてくれと監督に要求する始末で、良い印象さえ与えてしまったら「もういいや」って感じで、仮病を使ったりすることも珍しくありませんでした。
一応レギュラーを取るために、入部してとか、新チームになってとか最初の頃(みんなの評価がフラットな状態)は誰よりも必死にアピールしたりするんですが、ある程度の信頼を築いて仕舞えばお得意のサボり癖が発動するんですね。
ただ、生粋の世渡り上手(可愛がられ上手)の僕は、そこを勘付かれない程度の良い感じの距離感を保っていたので、周りの人からそこまで深く気にされていることもありませんでした。(病院行ってきますって嘘ついて帰ってたのが懐かしい)
ただ、見抜く人は見抜くもので、よく高校時代のキャプテンからは「浩太、サボるな。」と時折プレッシャーをかけられていたので、今思えばキャプテンはめちゃくちゃ洞察力に長けてたなぁと感心します。
「守るべきもの」が出来てから変わった姿勢。
で、こんなサボり癖の僕なんですが、「ただ足がめちゃくちゃ早い」ことと「めちゃくちゃ負けん気が強い」という猪のようにシンプルで強力な武器を持ち合わせていたこともあって、高校時代は1年生からトップチームで試合に出させてもらっていました。
僕より足が速くて、先輩だろうが後輩だろうが関係なく潰しに行く気持ちの強い人間がチームにいなかったので、熱血漢だった監督にこのオリジナリティを買われて選んでもらってたんですね。(デストロイヤーと呼ばれていました)
高校1年生の頃なんて、中学生に毛が生えた同じくらいのレベルだったんですが、2年生になった頃にはエース番号である「10番」を付けさせてもらう事になりました。
1つ上の先輩の年代の人数が少なかったこともあり、僕らの代が沢山レギュラーに名前を連ね、その中でエース番号を背負わされた僕には「自分がチームを勝たせないといけない」という責任感というものが初めて薄らと芽生えたんですね。
そこからは「サボりたい」という単純な感情から少し垢抜けて、「楽しみながら(遊び感覚として)頑張る」という思考に変わっていて、笑ったりふざけたりしながらだったんですが、練習で手を抜くということは無くなりました。
背負った人にしか分からない重圧。
僕のサッカーでのポジションは「FW(フォワード)」と呼ばれる、ゴールを決めることがお仕事のポジションで、僕がどれだけ前線で得点出来るかでチームの勝敗に直結するんですね。
もちろんチームプレーなので、みんなで力を合わせてって感じなんですが、なんせ足がめちゃくちゃ速く負けん気が強い猪のようなプレースタイルなので、前にバンバン大きなパスを蹴られて「行って来い!」と僕に頼られることが多いわけです。
後の味方も、前に蹴っていれば僕が何とかしてくれるだろう的な思考はなきにしもあらずだったと思うので、あの頃から僕は背負うという部分が強かったんです。
僕を信じてパスを出して、チャンスを沢山与えてもらった味方の期待に応えられず、結果を残すことが出来ない回数が続けば続くほど、意外と繊細な僕のメンタルはかなり傷付いていたりしました。
ただ、サボり癖がすごく強い(キャラで通ってる)僕は「努力する」ということを人前で見せるのが嫌いで、この頃から皆んなが帰った後に自分ひとり残って練習をすることが一気に増えたんですね。
プレッシャーという重圧を振り払うには「努力する」という他になかったからです。
深夜にお仕事をしていて高校時代の部活動を思い出した。
で、深夜にお仕事をしていて、ふとそんな高校時代の居残り練習を思い出したんですね。(なんかエモい感覚になります)
昔から「努力しないキャラ」でチャランポランに生きて来てるように見せてはいたんですが、僕はここぞという場面で結果を残すために、陰で人一倍努力していたんだなと改めて思いました。
サッカー「上手い人」みたいなセンスのある人間じゃなかったし、それは今のお仕事も同じです。なので僕に出来ることは今も昔も「シンプルな努力」しかなくて、地道に同じことを反復するしかないんですね。
僕はそんな努力しか出来ないので、みんなが休んでる時、遊んでる時にこそ努力して、少しずつ差をつけて行ければ良いなと思っています。
猪のように、ダーッと全速力で突進して、疲れては休憩しての繰り返し。上手くやることは出来ませんが、そんな猪突猛進なスタイルでこれからの人生も歩んでいきたいと思います。
一緒に頑張りましょう。
では、また明日。