「事前知識」を抑えていないとそのモノの本当の良さを実感出来ないと思った話。
おはようございます。FOURTEENのコウタです。
京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。
京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し7年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,830日、毎日ブログは610日を突破。(2021年12月31日現在)
先日フラっと、人生で初めて行った「家系ラーメン」なんですが、実はここ前評判で「美味しくない」と言われてたんですね。
ただ、僕は事前にYouTubeを見ていて注文の仕方や食べ方を事前に知識として入れて行ったんですが、これがめちゃくちゃ美味しかったんです。
ということで今回は、「事前知識」を抑えていないとそのモノの本当の良さを実感出来ないと思った話、についてお話ししたいと思います。
事前知識は浅く広くでも十分に効果がある。
じゃあ「事前知識」ってどういうことを言うの?というと、僕が先日食べた家系ラーメンだけの話でいえば、知らない人も多いと思うんですが「硬め・多いめ・濃いめ」で注文するってことはご存知でしょうか?
加えて、家系ラーメンは他のラーメンと違って基本的に「ご飯」がセットで付いて来たりします。
で、これは何でなの?ってことなんですが、家系ラーメン特有の「汁を吸った具をご飯に乗せて海苔を巻いて食べる」というスタイルがあるんですね。
いわば「汁かけご飯」とか「トッピング」が大歓迎され、完全なる自分好みにカスタムアレンジを想定したラーメンであるということなんです。(知ってました?)
事前知識を入れておくために「学び」を続けること。
そういう意味で僕は最近、選り好みせず情報収集をするという意識を持っていて、最近見ているYouTubeでいうと「柴崎さん」というおじさんが水彩画の絵を描く動画や、「Noneさん」や「ぷらばんさん」なんかのガンプラの動画を見ていたりします。
こういう一見「なんだそれ?面白いの?」ってことを思うと思うんですが、意外とこういう知識が仕事で役立ったりすることってあるんですよね。
YouTubeのジャンルの中で、視聴者から送られて来たイラストをプロが添削する「添削動画」というのがあって、僕がこれまでやって来たお仕事の中で、ある企画と組み合う瞬間があったんです。
そういう意味で見て、そのタイミングで知識があるかないかで考えた時に全然違っていて、例え薄い知識であったとしても、どの部分とどの部分が繋がるかってことが偶然分かることがあるんです。(もしかしたら水彩画の陰影の付け方とか、ガンプラのヤスリ掛けの大切さとかが繋がるかも)
作り手として「こうして欲しい」に気付いてもらう喜び。
で、モノ作りをする人は、自分が作ったものを「こういう風にしてほしい」という想いがそれぞれにあると思うんですけど、それに気づいてもらえた時がやっぱり嬉しいんですよ。
きっと家系ラーメンの店主は、ただ普通にラーメンを食べるだけで「シンプルなラーメンの味」だけを評価されたくなくて、それをご飯と一緒に食べたり、好みに合わせてアレンジして食べてもらうまでを意図して作ってたりするわけです。
僕自身はクリエイターというお仕事をしていますが、クリエイターとして生きていく上でも「こんな風に届けて欲しい」という気持ちはやっぱりあったりするんですね。
そういう瞬間にこそモノづくりをしている人間は「やりがい」を感じることが多かったりするので、作り手として「こうして欲しい」に気付いてもらう喜び以上に嬉しいことはないんです。
より好みしない情報収集を心掛けること。
もちろん、人には好き嫌いはそれぞれあると思うんですが、そんな中でもより好みしない情報収集を心掛けることは色んな知恵に繋がると思っています。
ただ、自分にとって興味がないことであっても、「事前知識」を抑えていないとそのモノの本当の良さを実感出来ないと僕は感じます。
むしろ、冒頭でお話しした家系ラーメンを事前知識の有る状態と無い状態で食べた時に、無い状態で食べた人はその美味しさに気付けなかったという機会損失になる訳なんですね。
機会損失を防ぐことは、自分の選択肢を広げることにも繋がるので、自分の中にある好き嫌いだけで情報を差別化せずに、基本的にラーメンを食べない僕がYouTubeで家系ラーメンの動画を見たことで「美味しい」に出会えたように、情報と触れ合ってほしいなと思いました。
一緒に頑張りましょう。
では、また明日。