コンテンツにおける裏ワザって言葉が好きじゃないお話。
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コンテンツにおける裏ワザって言葉が好きじゃないお話。

2021.02.14
2021.02.14

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おはようございます。FOURTEENのコウタです。

京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し6年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,464日、毎日ブログは242日を突破。(2020年12月31日現在)

先日、とあるお仕事の中で見慣れない情報が入って来たなと思って内容をよく見てみると、どうやらコンテンツの伸びを予め初期段階でブーストし、伸びをよくするための「裏ワザ」に関する内容でした。

協力を要請されていたのですが、正直、内容はよく分かっていないにせよ「裏ワザ」という言葉が書いてあったことに乗り気になれず、その件に関してはスルーすることにしました。

こういうことってすごく複雑な気持ちになるんですが、簡単に出来ることならパパッと協力すれば良いかと思う反面、やっぱりそうじゃないよねって思う自分との葛藤があったので気持ちをここに残しておきたいと思います。

ということで今回は、コンテンツにおける裏ワザって言葉が好きじゃないというお話をしたいと思います。

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僕がブログを継続し続けて起こった現象。

僕が現在、約300日ほど継続しているブログの発信のことをお話させていただきたいんですが…。

先日も発信したように、僕のことを「継続の師匠」と読んでくださる方が出て来たり、「お陰でタバコをやめられました!」とメッセージをいただけたり、とあるSNSでは、毎日のように記事に対するコメントをいただけるようになりました。

1つお伝えしておきたいのは、このブログの発信を始めた約300日には、1日のアクセス数が10も行かず、なんだったらゼロの状態がほとんどのブログでした。

他に続けている理由があったのでアクセス数は別に何でも良いんですが、正直「やってる意味あるの?」と言わんばかりの発信に、嫌気が差す日だってありました。

それが1人、2人とリピートしてくださるような方が増え、ファンのような方がコメントをくださったり、少しずつではありますがアクセス数は右肩上がりになっています。

ここで分かるのは、コンテンツのクオリティが上がったということは間違いのない事実ということです。

裏ワザを使うと現在地が見えない。

で、先日の話に戻るんですが、そこで「裏ワザ」というものを使ってしまうと、コンテンツのクオリティに対するシンプルな評価が霞んでしまうんですね。

要するに「裏ワザ」を使うと現在地が見えなくなってしまうんです。

自分の足が今どこに着いていて、次はどのステップに進むべきかを見失ってしまうように感じて、僕は自分が携わるコンテンツに関しては横着をせず、シンプルにクオリティを磨くことのみに徹底しています。

加えて「誰かがその裏ワザに協力してくれ」と言ってきたとしても、僕は恐らくこれからも「NO」と答えると思います。

それは僕がきっと、ことクリエイティブに関して真っ直ぐなクリエイターだからだと思います。(それをしている人が真っ直ぐではないということではありません。)

作られた成果なんて必要ない。

そういう意味で言えば僕は、昨年だったかな、「会社のコンテンツのシェア数 = 社員の数でないとおかしい」といったような発信をしたことがあったと思うんですね。

ただ、僕が毎日一生懸命にクオリティを上げる努力を続けている中で、その考えって少し違うんだなと感じて来た部分がありました。

要するに「社員がシェアしたくなる作品を作っていなかった僕が悪い」ということで、「シェア強要すること = 裏ワザに加担しろといっているようなもの」ということだと思えるようになりました。

これは、とある会社の中でのお話の例なんですが、昔は更新するたびに「拡散お願いします!」とお願いしても、チラホラしか拡散してもらえなかった僕のコンテンツは、今では毎回多くの方がリアクションし、拡散の協力はもちろん、お礼のメッセージなんかをくださったりするようになりました。

やっぱりこれは、僕が一生懸命に頑張れたことによる「継続の賜物」であり、コンテンツのクオリティが「社員がシェアしたくなる作品」に追いついたということだと思い、本当に嬉しく感じています。

そんな経験をしたからこそ「作られた成果なんて必要ない」と思えるようになったんだと思います。

プロセスを重んじるからこそ意味がある。

僕が「拡散お願いします!」とお願いしたあの時に、社員の方全員がシェアしてくださったとして、そこで偶然ドーンと数字が伸びて一気に駆け上がったとしたら、僕は「今に至るまでの苦労から得た産物に出会うことは出来なかった」と思います。

コンテンツが伸びない時に「なぜだろう?」と考えるその瞬間と、色々試してみて見えたその「気付き」、少しずつ変化していく景色に感じる「達成感」なんかは、やっぱり自分が一生懸命に試行錯誤することで生まれてくるものだと思います

そういう意味で言えば、僕は改めて1番大切なものは「プロセス」だと思うし、それを重んじるからこそ、コンテンツ作りに取り組む意味があると感じました。

もちろん、裏ワザを使って初期ブーストをかけた先の未来に明るいものがあるのかもしれないんですが、やっぱり僕はこれまで通り、不器用ながらもコツコツと積み上げていけたらと思いました。

(きっとないと思いますが)急に「裏ワザ使います!」とか言い出したらごめんなさい。これからも、迷いながらですが少しずつ進んでいきます。

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer