後先考えず命を振り絞って取り組んだ先にあった学生時代のような充実感。
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後先考えず命を振り絞って取り組んだ先にあった学生時代のような充実感。

2023.08.11
2023.08.11

おはようございます。FOURTEENのコウタです。

京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し8年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは2,195日、毎日ブログは975日を突破。(2022年12月31日現在)

先日もお話ししたんですが、ここ3日間は「過去最高」と言っても過言ではないほどに、歳を感じさせないほどの行動力を見せた期間だったと思います。

僕自身もなぜ自分がここまで動き続けられるのか分からなかったほどに、なぜか「ここが勝負どころ」だと心に決めた命懸けの状態だったことを覚えています。

ということで今回は、後先考えず命を振り絞って取り組んだ先にあった学生時代のような充実感、についてお話ししたいと思います。

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3日間で5時間しか取れなかった睡眠時間。

3日間に何があったかと言えば、とある一部上場企業とのタイアップでのお仕事に業務委託先の会社のクリエイターということで対応させてもらったんですね。

このタイアップは昨年にもあったことで、僕は昨年は完全なる「裏方」に徹して、裏方として爪痕を残し、業務委託というボーダーを超え、一部上場企業の方からフリーランスとしてお仕事をもらえる機会を作ることが出来たんです。

そんな中で今年もタイアップが決まり、僕は昨年の後悔でもあった「若い世代に伝えたかったことを伝えられなかった」という繰り返しをしたくなくて、睡眠時間を削って「命をかける」ということを決めました。

その結果、3日間で5時間くらいしか睡眠時間を作ることが出来なくて、だけどそれ以上に僕の人生の中でも珍しいくらいの「やり切った」という感覚がありました。

限界なんて初日からとっくに越えてしまっていた。

バタバタと決まったスケジュールの中で、いわゆる「無茶振り」を案の定くらってしまった結果、僕は前日に緊張から睡眠を取ることが出来ませんでした。

「別に今回は急だからやらなくても良い」という社長からのメッセージはあったものの、僕が僕であるために必要だったのは爪痕であり明確な結果で、そんなプレッシャーを感じている中で「寝よう」なんてことは思えなかったんです。

そんなこんなで迎えた初日、心の中にあったのは「眠い」と「緊張」で、僕は口数が少ないどころか、ある意味で心ここに在らずみたいな状況の中でクリエイティブに専念しようとしてました。

ただ、今回の僕のテーマはクリエイティブだけではなく、裏方ではなく、僕が人としての生き様についてのメッセージを若い世代に伝えたいという面でも後悔したくないということもあったので、なんとか自分を奮い立たせて平常を装っていました。

いつ倒れてもおかしくない状況を責任感だけで立ち続けた。

睡眠時間がここまでなかったのは僕自身初めてで、1日に数時間の仮眠をしたというよりは確実に「気絶」という状況で、日中のイベントに帯同していた時は立ちくらみが止まらず、他のスタッフに「ちょっとヤバい」ってことを伝えていました。

そこで僕は初めて「全部自分でやる」という状況では戦えないことに気付き、これまでだったら弱音と判断していた「頼る」ということに、自然と目を向けることが出来ていたのは大きな成長だったと思います。

僕は会社のスタッフから見ても「怪物」だったみたいで、みんなが限界の中で戦っていた中で、「最後に寝て最初に起きる」という毎日は、僕という人間の価値を圧倒的に上げてくれたと思っています。

正直、もう34歳になっていて、体力の衰えを感じている中で、10代〜20代のイベントに帯同しつつも、ここまで戦い抜けたことは僕自身の「まだまだやれる」という自信につながりました。

命を振り絞って取り組んだ先にあった学生時代のような充実感。

今年に関しては、若い世代へメッセージを伝えたいという思いが強くて、自分自身が本来魅せるべき場所であるクリエイティブに割く時間がほとんど作れなかったんですよね。

自分の作品を発表する前日の夜まで、僕は若い世代とのコミュニケーションを最優先に考えていたこともあり、クリエイティブに関しては手付かずの状態で、本心ではヤバいと思ってました。

みんなが寝静まった後、「さてやろうか」とパソコンの前に座った瞬間に目の前が真っ暗になり、確実に気絶した数時間後に目を覚まして、そこから必死に画面と向き合った瞬間を今でも覚えています。

気絶してしまった深夜から始まり、当日の朝から発表までの限られた時間しかない中、自分自身が納得できる完璧とは言えない状態のクリエイティブではあるものの、なんとか形には出来た状態で社長にそれを見せるに至りました。

社長は僕のそんな姿を見てたからこそ「良いやん!」と、これまで一度もなかったリアクションとして、両手で背中をパチンと叩かれた時、正直、泣きそうでした。

涙もろいオッサンになったのかと思うほど、やり切った今回の仕事の中で、命を振り絞って取り組んだ先にあった学生時代のような充実感は確実にあって、久しぶりに自分自身を心の底から労ってあげたいと思いました。

なかなか経験することの出来ない達成感と、未来につながったであろう希望を感じれることが出来たので、僕はまだこれからも突き進める力があるんだと感じました。

まだまだ若い世代には負けないよ。

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer