初めて自分のデザインしたロゴが看板になった日。

昔を思い出すんですが、自分が初めてデザインしたロゴが看板になった時ってめちゃくちゃ嬉しかったんですよね。

で、そのロゴを使って色んなものを作って、看板だけじゃなくお店のメニューとか、名刺とか、ショップカードとかを作らせてもらって、ずっと使い続けてもらっていた時を今でも覚えています。

そんなくらい自分の作品は我が子のように思っていたんですが、そういう意味で言えば最近はそれも当たり前のことになりつつあるんですよね。

そういう初期の感情って今同じように感じようとしても難しくて、それをこれから感じようとするにはもっと大きな経験を目指さないといけない訳なんです。

デザインをずっと使い続けてくださっているクライアントさん。

そんな時期を少し思い出させてくれる瞬間があるんですが、それは「デザインをずっと使い続けてくださっているクライアントさん」なんですよね。

先日インスタを見てて一生懸命発信を頑張っているクライアントさんが使ってるデザインが僕が作ったもので、しかも何度も何度も使い続けてくれてるのを見てふと思ったんですよね。

デザインが世の中に出る喜びへのリアクションが少しずつ当たり前になって来る瞬間はあるんですが、それが消えていくことの悲しさを感じることも少なくなって来るんです。

でも、そのクライアントさんのように「ずっと使い続けてくれる」という行動を見ると、そういう部分が一定ラインを超えた時にはやっぱり初期のような嬉しさを感じます。

大事に使ってくれると分かっている作品にこそ込められる熱量。

自分の作品が世の中に出る喜びは駆け出しの当時とは少し違って来ているのかもしれませんが、僕が何年も前に作ったものを未だに使い続けてくださることには本当に感謝しています。

僕はそういうクライアントさんと一緒に作る作品に力を入れたいと思うのは、やっぱり長く大事に使い続けてくれるという確信を持てるからなんですよね。

改めて感じるのは、そういう方とお仕事を出来ることの喜びで、やっぱり仕事をする上でのモチベーションに変わってくなってことを感じます。

絶対に大事にしてくれると分かっている作品にはやっぱり熱がこもりますし、その熱は絶対に無駄にならないのでいい感じの循環が生まれるんですね。

そんなクライアントさんに伝えたい僕の想い。

今回は特に中身のない発信になるんですが、要するに僕が言いたいのは、自分の作品を大事に使ってださってありがとうってことです。

僕はそういうクライアントさんと一緒にお仕事が出来ているのを誇りに思うし、これからも大切にしたいなって改めて思います。

僕はこういう感情を通じて、自分以外の他の方が作ったものへのリスペクトをより強く持てるようになれたと思うし、自分自身がそういう作品を作っていけるように頑張りたいんですよね。

忙しくさせてもらっている中で、なかなか全てのクライアントさんに気を遣える余裕がなくなって来てしまっている状況ではあるんですが、早くもっと恩返しが出来る様になれればと考えています。

嬉しいことに、僕の活躍こそがクライアントさんの喜びになっている様なことも感じることが出来るので、クライアントさんにとっても誇りになるようなクリエイターになりたいと思います。

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。