自分の目の前に見える景色の変化。
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自分の目の前に見える景色の変化。

2025.01.08
2025.01.07

本当に19歳の時に戻ったような気持ちになって。

ここ最近、全ての世界が暗く見えるというか、ふとそういう時期もあったなって思った時に感じるのが、19歳の時と24歳の時だったんですよね。

当時の僕は、引きこもりになってしまって、家族すらも全てシャットダウンしてしまうような状況で、人と目を合わせることすらも出来ませんでした。

ただ、今僕はもう35歳になって、しかもそういう状況を2回も経験している中で、なんだか抗体が出来たかのように、少しだけ自分を俯瞰に見れる瞬間があって、なんとか日常を過ごせているような気がします。

例えばこれを「鬱」という表現をするとしたら、僕は自覚はなかったけど19歳の頃から鬱になっていたんだろうかと考えながらも、今の僕が鬱と診断された訳ではないのでなんとも言えない状況だったりします。

何をするにしても悪いことをしているように感じる感覚。

鬱ではないと思うんですけど、こういう瞬間を何度か経験していて思うのは「人の目が怖い」ということなんですよね、で、今はそれが症状だということが分かるので、なんとかやっていけてるような感じです。

要するに「何をしても悪いことをしているように感じる」って感覚です。

それを僕は薄暗い世界って言うんですけど、誰からも褒められることがないというか、褒められる場所にすらいかないというか、そんなサイクルを過ごしていると、どんどん自分に自信がなくなって来るんですよね。

で、「自分なんて不要な人間なんじゃないか?」ってことを考え出すんです。

これを見てる人に伝えたい多分「鬱」というもの。

こんなこと言ってるんですが、僕はまだ鬱になったことがありません。

というのも、もしかしてと思って心療内科に何度か行ったことがあるんですが、いつも「そういう人は自分でここに来れないから」って感じで、ほぼ門前払い状態なんですよね。

でね、僕は別にこの記事を書いてることで「自分のことを鬱と認めてほしい」なんて事は一切思ってないんです。

ただ、良い意味でも悪い意味でもそれを認めて、それを理由にして生きることはやめようってことなんですよね。

これぐらい当たり前に皆んな自覚なしで持ってるようなものに振り回されて、自信をなくして、それに甘えて、なんてことはしなくても胸を張ってやれることだけをやってたら良いんです。

負のサイクルに巻き込まれそうになっても。

こういう時ってほんとに何しても上手くいってないように感じるし、なんだったらこの世界の全員が自分のこと嫌いなんじゃね?って思うくらい自信がなくなっちゃうもんなんですよ。

それを病気だから…みたいに思っちゃったら、もうなんか取り返しのつかないようなことになってるように感じますよね。

僕は過去にタバコをやめられなくて、当時は絶対にニコチン依存症だったし、今だってお酒はやめられないし、絶対にアルコール依存症だと思っています。

でも、タバコはやめれたんですよ。だから、いつかそれが必要なくなれば使わなくなるし、いちいち病気って枠に嵌めなくてもなんだって治るし気にしなくていい。

で、それともう1つ、自分のことを事細かに監視するように見てる人なんて誰もいないし、もっと自分に自信を持って胸張って生きればいい。

あなたはあなたで、十分に頑張ってるんだから。

ってことを、ふとした時に自分に言い聞かせて生きています。

一緒に頑張ろう。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer