【思考を変える】2020年終盤にきてどうやら僕の行動が変わっているらしい。
どうも、コウタです。
京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し5年目となります。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,400日(2020年10月現在)を突破しました。
今年に入って早々やって来たコロナウィルスの影響で、僕らの生活はガラッと変わりました。
僕らはこれまでよりも強い強度で、「考えて行動しないと生き残れない」という課題を突きつけられて、その中で何も行動をしなかった人は残念ながら振り落とされることになりました。
コロナの影響で、いくらオンラインの需要が上がったと言えども、それでは説明が出来ないくらい、僕への仕事は例年に比べて増え続けていて、今年の6月あたりから現在も順番待ちの状態が続いています。
「デザイナーだから」という職業的な影響で一時的な伸びを見せているのだとしたら、暇なデザイナーは今はいないということになると思うのですが、実際のところはそうではありません。
2019年と、2020年の僕は大きく違っていて、自分でも感じるくらい去年に比べるとまるで別人になっているんです。
その変化を生んだ理由として、僕が大きく変えたことは「思考」で、スキルが去年の倍のクオリティなったということではなく、考え方を変えるだけで仕事が忙しくなったということなんです。
ということで今回は、「思考を変える」2020年終盤にきてどうやら僕の行動が変わっているらしい、というお話をしたいと思います。
思考を変えることで僕の行動に生まれた変化。
コロナがやってきて圧倒的に変わった僕の思考として、「人を助けたい」という気持ちが強くなったということです。
これまでは、自分が生きるために必死でそれどころじゃないという部分が強かったんですが、ある意味コロナの影響で良い意味で大きく開き直れた感覚がありました。
「人を助けたい」という思考はすぐに行動に現れて、これまでの「利益重視」の行動から「貢献」を取りに行く行動に変わりました。
冷静になって考えてみれば、「仕事をする」というのは本来、「困っている人を助ける(悩みを解消する)」ということが目的なので、ここに「利益」を考えずにシンプルな貢献として行動に写せたことが本当に最も大きな影響を与えたと思います。
今の時代に求められている思考。
コロナの時代に、当たり前という言葉は通用しなくなり、現に今も収束がしたわけでも明確なワクチンが出来た訳でもありません。
まだまだ気を許すことは出来ないし、これからも僕たちは「前例のない想定」に対して準備をし続けないといけません。
そんな時に必要なことは、先ほど言った「貢献」という思考による、利害関係なくそれぞれが手を取り助け合うという考え方で、もう1つは「柔軟性」だと僕は思っています。
日々、状況が刻一刻と変わってくる中で、僕らは「未来を想像すること」で、意思決定をしていく必要があるし、もし間違った選択をした時に、並行して、すぐに方向転換が出来る準備もしておかないといけないんです。
ただクオリティの高い作品を求める人が減って来ている。
そんな中、コロナによってソーシャルディスタンスが当たり前になりましたが、個人的には、物理的距離(蜜ではダメだよってやつ)はコロナ前とでは大きく広がりましたが、心理的距離(心と心のつながり)はコロナ前よりも近くなったと思います。
「協力」が必須となったこの時代に、コロナ前とでは、人とのつながりやその強度は圧倒的に強まり、「人間関係」は大きく変化しました。
実際に僕の仕事の依頼にも変化があり、「僕の技術」を求めてくれる人はもちろんなんですが、「僕の人間性」を含めてお仕事を依頼してくださる方が圧倒的に増えました。
これは例えば、恩であったり、責任感であったり、フィーリングであったり、僕自身の「行動」や「想い」の部分への安心感から来る「この人と一緒に仕事をしたい」という気持ちがあっての繋がりなんだと思います。
もう僕らは、どこの誰かか分からない他人にお金を支払うなら、自分の信頼出来る大切な人にお金を支払いたいと思うようになっているんです。
要するに「クオリティ < 人間性」が当たり前のように存在しているということなんです。(クオリティが低くても良いってことじゃないよ)
これからの時代に生き残るための思考。
コロナによってオンラインの可能性が大きく広がった反面、ここで勘違いする人が多いと思うんですが、オンラインになったからと言って「生き残るための思考」は、これまでと同じ普遍的なことに変わりありません。
「クオリティ < 人間性」の信頼を高めるには、日々の努力の強度を上げ続けるシンプルな継続だし、人との強い絆を作るためには一人ひとりとの関係をこれまで以上に大切にすることなんです。
オンラインで便利になったからといって、努力やコミュニケーションも楽になるということはなく、むしろコロナの時代では、これまで以上にそういった普遍的な行動が求められます。
僕はよく「オンラインの需要が高まって良かったね」と、その部分で羨ましがられることがあるんですが、「需要が変わった」のではなく、僕の思考が変わったから今の忙しさに繋がっていることを断言します。
コロナをキッカケに、僕は一回りも二回りも大きくなれたことを日々実感しています。
まだまだ辛い時期は続いていくと思いますが、こんな時こそ思考を変えて、この時代を生き抜く思考について考えてみてください。
「貢献」という部分に打開策のヒントがあると思います。
一緒に頑張りましょう。
では、またね。