【夢を持つ勇気】僕が映画「えんとつ町のプペル」を応援したい理由。
どうも、コウタです。
京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し5年目となります。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,400日(2020年10月現在)を突破しました。
今ここに書いている文章は「前書き」という、今回お話しするテーマの概要を書く部分にあたるのですが、この前書きの後に、数ヶ月前から僕は、映画「えんとつ町のプペル」の告知映像を貼り付けています。
僕はこの「えんとつ町のプペル」とは絵本を通じて出会い、そのストーリーを自分の人生に照らし合わせ、感銘を受けました。
関連リンク : 絵本『えんとつ町のプペル』を全ページ無料公開します。
この絵本を描いたのは、ページに飛んでもらったら分かる通り、お笑い芸人としても有名な「キングコング 西野亮廣さん」の作品です。
西野さんは数年前、テレビのひな壇に出ることを止めて芸人仲間から叩かれ、絵本を描きそれを無料公開しクリエイター達に叩かれ、クラウドファンディングをいち早く取り入れれば搾取だと叩かれ、ずっとずっと炎上を続けていました。
そんな西野さんが目指す場所は、叩かれることとは無縁の「平和」や「笑顔」に満ち溢れている世界で、自分一人じゃなく「全員を勝たせる(全員で勝つ)」というスローガンのもと、今も毎日信じられないほどの活動をされています。
そんな西野さんの生き方や作品に僕自身が勇気をもらっているし、生きる道標であることは間違いありません。(サロン記事を毎日読んでいれば分かります)
関連リンク : 西野亮廣エンタメ研究所
ということで今回は、「夢を持つ勇気」僕が映画「えんとつ町のプペル」を応援したい理由についてお話ししたいと思います。
●えんとつ町のプペルのストーリーとは。
先ほどのリンクから絵本を読んでもらえれば分かると思うんですが、えんとつ町という町が舞台のストーリーで、えんとつ町には常に黒い雲がかかっていて、住んでいる人たちは空も星も、一度も見たことがありません。(存在すら知らないのです)
そんな中、ルビッチという少年が、自分のお父さんから聞いた「空にあるという星」を見る夢を叶えるために、ゴミから生まれたゴミ人間(プペル)と共に冒険するというお話です。
夢を諦めた人、夢をバカにされた人、今も夢に向かって進んでいる人にとって、勇気に変わる物語なので、是非一度、読んでみてください。
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僕らが生きる世界の星とは。
この物語の中でいう「星」とは、僕らの世界でいう「夢」や「希望」のことを表していて、自分がやりたいこと、叶えたいことを見上げること(信じること)すら許されない、そんな雲に覆われた(隠された)世界が舞台となっています。
きっと僕らは、もともと夢や希望を持っていた中で、現実を突きつけられたり、色んな事情があってそこから目を背けていた人生を送り、悔しい思いを噛み締め、時には感情を殺して生きてきた人もいると思います。
でも、僕らはその反面、この世に生まれ落ちた時から自由であり、自分の夢や希望に真っ直ぐに生きることを許されていて、そもそも誰にもそれを止められる権利なんてないんです。
でも事実として、生まれた場所や経済面、色んな事情があって、空を見れない人たちは沢山います。
そして夢を諦めた人から、「夢なんて叶わない」と言われ、時にはバカにさることもありますが、それがこのえんとつ町に暮らす住人(夢を馬鹿にする人)のことなんです。
殺されそうになった僕の夢や希望。
この裕福な国、日本に生まれた僕にも殺されそうになった夢や希望はあります。
今が幸せだから、結果的にはそれで良かったかもしれません。
ただ、社会の風潮から「4年生大学を卒業しろ、専門学校はダメだ」と両親に言われ、コンピューターの専門学校に行くことを断念したあの日も。
弟のために人生を捨てて、母親の実家から鬱になった弟の手を引き裸足で逃げ出したあの夜、毎日のように親父にボロカスに言われコキ使われてお金ももらえずに働かされ続けたあの日々も。
「独学でフリーランスデザイナーは無理だ」「安定したところに就職しろ」と言われ続け、僕がデザインの勉強を始めた頃にはすでに、同級生を見れば大きな差を開けられ、お金も稼げずに家にすら居場所をなくして、人の顔すら見れない劣等感を感じ続けたあの日々も。
デザイナーとして活動し始めた当初、仕事をもらえることが心の底から嬉しくて、クライアントを笑顔にしたいと何度も何度もやり直して作った作品を、報酬を支払われずに飛ばれたあのナメられた屈辱の経験も。
遊びたくても遊べず、欲しいものも買えず、しまいには腹が減ってもメシも食えず、やりたくない仕事ばっかりして、下げたくな頭ばっかり下げて、心で泣いて、顔で笑ってたあの日々も。
今でこそフリーランスデザイナーとして少しは安定し、食っていけている立場になって、周りから「よく頑張った」と言ってもらえるようにはなったけれど、あの時の辛さや、味わった屈辱なんて誰にも分かるわけないと思います。(それはたとえ家族にだって分からない)
そんな中でも、ずっとずっと上を向き続けたあの時の気持ちが、この「えんとつ町のプペル」が代弁してくれてると思うと勇気をもらえたんです。(今もずっとです)
だけど僕はみんなに「夢」を持って欲しいと思う。
僕はこれまで、劣等感を感じたり、惨めな思いを沢山してきました。
今思い返しても、あの頃は本当に辛かったし、生きていくことが嫌になるくらいしんどかったことだってありました。
でもきっと、夢を持ってからこそ進めたし、夢を持ってたからこそ今こうやって生きてる実感を噛み締めることが出来るし、心の底から幸せだって言えると思っています。
この「えんとつ町のプペル」は、今年(2020年)12月25日に公開されます。
関連リンク : 『映画 えんとつ町のプペル』公式サイト
絵本を知らなかった人も、その映画を見た日から新しい物語はスタートしていくと思うし、これまで夢を諦めた人にも、年齢関係なくでっかい夢を持って欲しいと思います。
僕ごときが「独学で人を笑顔にするメッセージを込めたデザインを作れるようなデザイナーになる」という、小さな1つの夢を叶えられたように、僕で出来たんだから誰にだって出来ると思います。
これが、僕が映画「えんとつ町のプペル」を応援する理由です。
まずは絵本を読んでみてもらって、少しでも心が動いたら、是非、映画館に足を運んで欲しいと思います。
関連リンク : 絵本『えんとつ町のプペル』を全ページ無料公開します。
一緒に頑張りましょう。
では、またね。