お世話になっているクライアントさんから、請求額よりも多い金額の入金があった。
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お世話になっているクライアントさんから、請求額よりも多い金額の入金があった。

2022.02.18
2022.02.18

おはようございます。FOURTEENのコウタです。

京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し7年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,830日、毎日ブログは610日を突破。(2021年12月31日現在)

先日、いつもお世話になっているクライアントさんのホームページの修正依頼の納品が完了して、見積もりを出していた分での請求書をお送りさせていただきました。

その時のクライアントさんはいつもと様子が違っていて、お仕事を納めた後に僕に感謝の気持ちを伝えてくださったんですね。

ということで今回は、お世話になっているクライアントさんから、請求額よりも多い金額の入金があった、というお話をしたいと思います。

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今回のクライアントさんとの出会い。

僕が駆け出しの頃、紹介でお仕事をいただいた現場のスタッフさんとして、今回のクライアントさんがいらっしゃいました。

当時はスタッフということで、別にオーナーがいらっしゃった形だったので、僕は基本的にはオーナーさんと一緒にお仕事をさせていただいていて、その方とはほぼ絡みがゼロの状態だったんですね。

時が経っていくつにれて、そのお店の経営権の譲渡がどうたらこうたらということになったり、経営方針やお店の内容が変化して行ったりしていく中で、その方がお店をやめるということを聞かされました。

営業方針が変わっていく最中で、その方はお店の店長となって、僕とのやりとりも増えたりはして来たんですが、結局はオーナーあっての店長ですので、簡単なやりとりしか取らない様な関係だったんですね。

で、むしろ「デザインなんて重要じゃない」と、経費削減(自分の給与を上げることに繋がるので)のために、デザイナーなんていらないということをオーナーに伝えているような感覚の方だったんです。

それが、僕と今回のクライアントさんとのお互いの最初の感じだったんですね。

クライアントさんが独り立ちするという話を聞いて。

ある日、業種は言えないのですが、その店長さんが色んな都合があった中でお店を退職して一人で別のお仕事をされるということになりました。僕と店長さんはそこまで深い関係ではなかったので、「ではまた機会があれば」といった感じでお別れしたんですね。

で、しばらく経った時に「福井さん忙しいですか?」という連絡が元店長さんから来て、「大丈夫ですよ」とお返事したところ、「新しい事業のデザインをぜひ福井さんにお願いしたい」ということでお声かけいただいたんです。

僕は普通に嬉しくて、当たり前のように喜んで受けさせてもらうことにしたんですが、当時のクライアントさんはお金がかなり厳しい様子だったんですね。(これから展開するという形だったので初期投資に限りがあったので)

そんな中で、僕は自分が犠牲になってでもやってあげたいと思うような人間だったりしたので、「出世払いで!」ということで、ちょっとあり得ないくらいの破格でお仕事を受けさせていただいたんですね。

そこから僕とそのクライアントさん(元店長)との繋がりが始まりました。

怒鳴り散らしたクラアインとさんとの喧嘩。

生きていく上でお金は必要ではあるんですが、基本的に僕はお金とかは二の次でお仕事をしていて、「お金を払えば何やっても良いだろ?」的なマウント取りをしてくる人をお客さんだと思っていません。(いくら積まれてもとっとと捨てます)

そんな中で、そのクライアントさんとは一応契約書を交わしていたんですが、ある時ちょっと契約外のことを「ノリで無償でやってほしい」的な感じで、サラッと不義理な指示をされたことがあったんですね。

で、僕はその時「ちょっとその要求はおかしいです」とクライアントさんに伝えたところ、結構な言い合いになる喧嘩的な感じに発展してしまったんですね。年齢も近いこともあって、バーっと言い合ってしまって契約が破綻しかけるところまでいってしまいました。

お互いに冷静になって、それこそクリエイターとしての尊厳であったりとかをしっかりと伝え、そこからは物作りに対しての感覚を理解してもらえるようになりました。で、それまでよりもお互いがリスペクトし合えるような関係になれたんですね。

クライアントさんが「デザインの重要性」を認めてくれた日。

少しずつクライアントさんのお仕事が軌道に乗っていく中で、一緒にお仕事をする回数を重ねて来たある日「やっぱりデザインって大切ですね」って言葉をもらいました。というのも、僕が作ったホームページが見やすいというお客さんの意見が多かったみたいなんです。

ホームページは結局、商品やサービスを紹介するものでしかないので、実際の現場での立ち回りには関係ないわけなんですが、とにかくお客さんが「ホームページ良いですね」って意見をくれることが多いということをすごく喜んでくれたんです。

そんな感じで、出会った当時は「デザインなんてどうでもいい」と言っていたクライアントさんは、今では「やっぱりプロにやってもらうと間違いない」というような感覚を持ってくださり、細かなお仕事でもわざわざお願いしてくださるようになりました。

で、冒頭のお話に戻るんですが、先日お仕事の納品を終えた時に「気持ちばかりですが…」と、僕が請求させてもらった金額よりも多い金額の入金をしてくださったんですね。

「どういうことですか?」とお聞きしたところ、「福井さんのご協力のおかげで自分のサービスが成長している事を感じている中で感謝の気持ちを伝えたいと思いまして」というお返事をいただきました。(「いつまで続けられるか分からないけれどこれからもよろしくお願いします」という気持ちだったみたいです)

昔は「デザインなんかいらねぇ」と言われ、クリエイターの仕事を軽視されて喧嘩をした日もあり、そんな過去があったクライアントさんからそんな気持ちをいただけることとなり、僕はすごく心が温かくなりました。

普段から、お金は関係なく、気持ちを込めたお仕事をするように心掛けている中で、今回クリエイターとして最高のエネルギーに変わるメッセージをいただき、これからも自分を信じて頑張ろうと思えました。ありがとうございます。

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer