カメラのファインダーを覗くことが増えた今の僕に見えている景色。
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おはようございます。FOURTEENのコウタです。
京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。
京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し6年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,464日、毎日ブログは242日を突破。(2020年12月31日現在)
先日の発信でも書きましたが、僕は最近毎週のように撮影のお仕事に行かせてもらっていて、あまり得意じゃないカメラでしたが、色んな(無茶振りという)経験の中で急激に成長させてもらっています。
で、今まではスマホで記録的に写真を撮ることしか無かったんで、その写真を見返すことってほぼ無かったんですが、いざお仕事となると納品が待っているので見返す必要があるんですね。
ということで今回は、カメラのファインダーを覗くことが増えた今の僕に見えている景色、についてお話ししたいと思います。
クライアントに写真を納品する時に気付いたこと。
スマホでの写真って、何年かに1回見返すとかのレベルで、男の場合「あんなことあったなぁ」なんて感じで見返すことってほぼほぼないと思うんですよ。(僕だけかなぁ?)
でも、冒頭で言ったように、いざお仕事となれば、その日撮った写真はその日に見返して、良いもの悪いものを選別して、補正して、納品してって流れが必然的に生まれるんです。
何度も言うように僕は職業カメラマンじゃないので、やれることと言えば撮りたい場所にピンとを合わせて綺麗に撮るということだけはまず必須事項で、まだまだ知識不足で撮影の際の小技やトリックなんかを現場で臨機応変に使うことは出来ません。
そんなプチ素人なりに一生懸命撮影した写真を見返していて思ったことは、僕のカメラのファインダー越しには沢山の「笑顔」があって、それが写真や映像として記録に残っていたんですね。
19歳の僕が想い描いた未来。
何回言うんだよって言われるかもしれませんが、僕は19歳の頃に「生きる意味」を見失って、そこから「人を笑顔にしたい」と思って(何故か)デザイナーになることを決めました。
表舞台に立つようなことが苦手な自分にとって「演者」にはなれないと判断した上で、僕は「人生の黒子(くろご)」のような存在として、人に笑顔や幸せを与えられるような存在として生きていきたいと思ったんです。
そんな僕が「独学でフリーランスデザイナーになる!」と決めてからはや10年。色々な作品を通じて「ありがとう」や「笑顔」をクライアントさんからいただき、それをエネルギーにしてこれまでの人生を生きて来ました。
ただその時々のクライアントさんの笑顔が記録として残るかといえばそうではなく、今回、撮影のお仕事を通じて撮った写真や動画を見返した時に、その景色が残っていることに気付いたんですね。
カメラのファインダーから僕に見えている景色。
最近の撮影のお仕事の大枠としてあるのは「働く人」がテーマになっていて、いろんな働き方がある中で、いろんな人(男性・女性・若者など)の働き方を取材発信するような形での取り組みの一環だったりするんです。
僕はお世辞にも「就職」というものに良いイメージは一切無くて、どちらかといえばネガティブなイメージを持っているんですね。
ただ、今回クライアントさんのお仕事を通じて撮影にお伺いさせていただいた全ての会社の雰囲気は最高で、自分もここで働いてみたいなって思えるような会社ばかりだったんです。(っていうのを伝えるようなお仕事です)
そんな人たちの笑顔を集めた写真をファインダーから覗いて、それを撮影して、またそれを見返して…。ふと「僕の周りには笑顔が溢れてるなぁ…」ってことに気付いて、なんかすごく感慨深くなったんですね。
僕が見ている景色を沢山の人に見てもらいたい。
僕の撮った写真、決してうまくはないんですが、撮影させてもらった人から(お世辞かもしれませんが)「LINEのアイコンにするんであとで送ってくださいよ!」みたいに言ってくれることがすごい多いんですね。
僕が素敵だなって思った写真が、撮影させてもらった人にも素敵だと思ってもらえることが嬉しくて、もっと上手くなりたいって思えるようになりました。
そして、何だか表現は難しいんですが、僕はもっともっと「笑顔の集まる人」になりたいと思ったし、それが1人とか2人とかだけじゃなくて、考え得る中でほぼ全ての人たちの笑顔を目に焼き付けて死んでいきたいと思うようになりました。
19歳の頃に描いた「人の笑顔のための仕事」の先に今僕は立てていて、少しずつ成長して来た僕は笑顔に出来る人が増えて来て、沢山の笑顔に出会えるようになれたことを本当に嬉しく思っています。
そんな景色を皆さんにも見せられるように、僕は人生をかけて自分の自由を笑顔に費やしていきたいなと改めて思いました。
一緒に頑張りましょう。
では、また明日。