【モノ作りの魅力】どうして僕はクリエイターを目指したのか。
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【モノ作りの魅力】どうして僕はクリエイターを目指したのか。

2021.01.14
2021.01.14

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おはようございます。FOURTEENのコウタです。

京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信しています。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し6年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,464日、毎日ブログは242日を突破。(2020年12月31日現在)

僕は小学校1年生から大学一回生までずっとサッカーを続けてきて、古くからの友達になんかは恐らくずっとスポーツマンだったみたいな印象を持たれていると思うんですが、実は子供時代はそうでもありません。

友達と外で遊ぶ一面ももちろんあるんですが、当時はダサいカッコいいを基準にして行動を選んでいるような時代で、僕は家にこもって母親に教えてもらいながら編み物をしたり、同意学年の友達は誰も興味を持たないような、街づくりのシミュレーションゲームをやったりしていました。(シムシティですね。)

そう思い返すと、昔からモノ作りが好きで、将来クリエイターになりたいという片鱗があったんだなと今になって思います

ということで今回は、「モノ作りの魅力どうして僕はクリエイターを目指したのかについてお話ししたいと思います。

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手先の技術だけで「0 → 1」を生み出す魔法に魅せられて。

なぜか昔から、人が何かを作っているということに物凄く興味を示していたということは今でも覚えています。

おばあちゃんが料理を作っている時も、父親がプラモデルを作っている時も、母親が編み物をしている時も、やっぱり僕はずっと隣にへばり付いて、自分にもやらせて欲しいとお願いしていました。

当時からヤバいくらいの完璧主義者で、プラモデルもただ組み立てるだけじゃなく、カラーリングまでやりたいというこだわりようのくせに、技術は伴っていないからスプレーはムラだらけで、そのムラにやる気を無くして作るのを止めるという頑固野郎でした。(それが小学校低学年くらいだったかな。)

昔からクリエイティブな性格だったんだなと思うんですが、当時は自分で「モノ作りが好き」という感覚はなかったんですが、今思えば10年以上続けたサッカーよりも夢中になっていたことだと思います。

手先の技術だけで「0 → 1」を生み出す可能性のあることに、子供ながら感動していたんだと思います。

作るということ全てに興味があった。

今になって、母親が編み物の先生だったり、父親がプラモデル作りや車をいじったりするのが好きだったり、おばあちゃんが布を使って造花を作ってたり、クリエイティブに囲まれてたんだなと思います。

母親は編み物の先生で生計を立てるのが夢だったくらい編み物が好きで、今でも1日中編み物をしていて、編み物をすることがストレス解消だと言い張っています。(僕のクリエイティブの技術を使って、いつかこれをお仕事にしてあげるのが目標です。)

今でも鮮明に覚えているのが、小学校低学年くらいの頃、周りの友達がゲームボーイを持っていた時に、自分だけ持っていないのが悔しくて、家に帰ってすぐゲームボーイの模型のオモチャ引っ張り出して、「きっと改造したらゲームボーイになるんだ」とドライバーを使って分解しはじめて怒られたことがありました。

子供時代は別に貧乏ということではなく、物を買ってもらえなかったということではなかったんですが、何かに困った時に、今あるものをどうにか組み合わせて、自分が求めている状況に出来ないかを考えることが楽しかったんだと思います。

組み上がっていくプロセスに達成感や魅力を感じた。

その反面、これは母親とすごく似てる部分なんですが、「生み出し終わった作品」にはほとんど興味がなくて、作るのはめちゃくちゃ好きなんですが、作った後は「良かったら使ってー!」くらいのレベルなんですね。(もちろん使ってくれたら嬉しいよ。)

これは気持ちがこもってないからとか、適当に作ったからということではなく、要するに、めちゃくちゃこだわって心を込めて作っていたとしても、その完成した作品に興味があるのではなくて、出来上がっていくプロセスに達成感や魅力を感じてるんですね。

例えば、編み物で言えば、最初は編み棒に巻きつけていくだけの毛糸が、編んでいけばどんどん長くなっていったり、模様が少しずつ出来上がったりしていくのがなんか気持ち良いんですよね。

よくYouTubeとかに上がってる、フルーツのカットとか、箱を梱包したりとかの早業を見ていて気持ちいと思うような感覚と似てると思います。

なので、作ったものをずっと大切にするというよりは、作ったあとはすぐ、次のものを作りたいという意欲がどんどん湧いてくるんですね。(モノ作りジャンキーかもしれません。)

何より人が喜んでくれることが一番嬉しい。

そして何よりも僕がモノ作りに一番魅力に感じているのは「人が喜んでくれる瞬間」があることです。

今はクリエイターとしてモノ作りをしていますが、料理にしろなんにしろ「美味しい」とか言ってもらえたらやっぱり嬉しいじゃないですか。

そういう瞬間に喜びを感じてるからこそ、さっき言った「生み出し終わった作品」にはそこまで興味はなく、僕の中では「作ったものを渡す瞬間」までを魅力に感じているんだと思います。

これは子供時代からずっとそうで、やっぱりおばあちゃんは僕がご飯を作ったら「美味しい」と褒めてくれたし、母親は編み物をしたら「上手い」と褒めてくれたし、そういう瞬間が嬉しくて、僕はモノ作りにやりがいを感じるようになったんだと思います。

きっとこれが僕の初心で、クリエイターを目指した理由だと思うんですが、この感覚はこれまでの人生で1度も途切れたことはありません。

今でも出来上がった作品をお客さんに渡す瞬間っていうのは、子供時代に自分が作ったものをおばあちゃんや母親に見せに行く瞬間と一切変わらないんですね。

そんな感じで、今日は僕の思い出話的な内容になりましたが、僕はこれからも人に喜んでもらえるようなモノ作りをしていきたいと思います。

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer