【僕が今在る理由】とあるコミュニティ内での仕事のギャラを全て無償にしたお話。
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【僕が今在る理由】とあるコミュニティ内での仕事のギャラを全て無償にしたお話。

2020.12.01
2020.12.01

どうも、コウタです。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し5年目となります。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,400日(202010月現在)を突破しました。

僕は先日、実験的にとりあえず期間限定で、とあるコミュニティでのお仕事のギャラを全て無償で受けることを決めました

ここで誤解してもらいたくないのが、仕事という概念を放棄したり、コミュニティ内外で関わる人に差を付けるといったことではないことをまずしっかり伝えたいです。

「私はお金を払っているのに!」というクライアントさんや、これからお仕事をご一緒させていただく方が「私も無償にしてよ!」といった感じになるのは少し違うことなので、そこはご理解していただきたいです。

まだ始めたばかりではあるんですが、今回の無償化をスタートさせたことで、早速すごく感動した部分や、意外だったことなどがどんどん出て来たので、また追ってご報告させてもらえたらと思います。

ということで今回は、「僕が今在る理由とあるコミュニティ内での仕事のギャラを全て無償にしたお話をししたいと思います。

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僕が考えるビジネスとボランティアの違い。

今回の無償化のことを「ボランティア」という風に言ってしまうと恩着せがましくなるんですが、分かりやすいようにここではボランティアと定義させてもらってお話を進めさせてもらいます。

まず、そもそも僕自身が大した人間ではなく、ただの「弱者」であることから、弱者なりに困っている人や、これから頑張りたいという人の1歩を応援したいという気持ちで取り組んでいます。

そもそも、ビジネスで成功する人のマインドは基本的にギバー(giver)になるので、目先の感覚で「無償でやってもらって得をしたい!」なんてショボい感覚の方は絶対に大成しません

そういう方は元々「仕事や時間には必ず相応の対価を!」というマインドを持っているので、この無償化の企画がどういったことに繋がるかも、この話を聞いただけで理解してもらえると思います。

分からない人向けに説明をすると、いい関係でビジネスを続けていく上で、絶対にお互い相応の対価を支払いながらの関係でないと、その時点でいずれ関係が破綻することは決まるからです。(仕事をタダでやったり、どちらかが損をする関係は続かない)

なので、僕に関係する大切な方々はこの無償化を聞いて「また変なことやってるよー」と冷めた目で見守っていただけると幸いです。(絶対に本業ではご迷惑をお掛けしません。約束です)

僕が今まで生きて来れた理由。

ふと、今まで生きて来れた理由と、なぜ独学でフリーランスデザイナーになった僕が今も残れているのかを考えた時に、常に「誰かが僕に投資してくれたから」ということに気付きました。

当たり前ではないのですが、自分の家族はもちろん、衣食住全ての面で僕に投資してここまで育ててくれましたし、駆け出しの頃、大した実力もない僕に仕事を振ってくれたクライアントさんも半ば投資と言っても過言ではないと思います。(感謝しています)

今、僕の活動がある程度軌道に乗り、仕事をコンスタントに求めてもらえる立場になった時に、今度は僕が誰かに「投資」をする立場になりたいと思い、今回の無償化を思い付きました。(そんな偉い立場ではありませんが)

要するに、僕のスキルにある程度のクオリティが伴ったことで需要が生まれたからこそ、このスキルを僕自身が無償で提供することで「昔の僕のように救われる人」が出てくると感じたからです。

今回の無償化とは、ただ「無償でやりますよー!」というアホ丸出しの企画ではなく、自分が歩んできた人生の中で助けてもらったことに対しての、僕がこれから先の未来のために出来る1つの「恩返し」だと思っています。

とあるコミュニティで仕事のギャラを全て無償に出来た理由。

僕はとあるコミュニティ内で繋がった方を限定に、仕事のギャラを全て無償で受けることを決めました。

「そのコミュニティはどこにあるんだよ!教えろよ!」という方とは、きっとこれから繋がることはないと思うし、きっとそういう方には無償対応はしないと思うのでご安心ください。

まず僕が1つこの無償化をする上で考えたのは「元々知ってる人以外」ということが条件で、自分の元々知っている友人や知人は対象外ということです。(これやっちゃうとさっき言ったように関係がボロボロになる)

そして、とあるコミュニティの方々とは共通言語(似たような考え方)を元から共有しているので、こちらがいくら「無償です!」と言っても、そもそも「無償なんてあり得ない!」と全力で弾き返してくるような方達の集まりだと感じています。(でも今回は気にせず無償で受け取ってくださって結構です)

色々な出会いがある中で、この無償化をキッカケに「どんな繋がりが持てるのか」を、僕は今すごく楽しみにしています。

きっと、自分の徳を取ろうと「僕を利用する人」は現れないと思うし、そう信じてみたいから僕は無償化をすることを決めたし、何より、誰かの踏み出す1歩に僕が立ち会えることが出来るなんてすごく幸せなことだと思います。

僕の生きる理由。

僕は「言葉をデザインする」というテーマでフリーランス活動をしていて、その言葉とは、全てのデザインに人を笑顔にするメッセージを込めるという意味が込められています。

デザイナーになる前。「生き甲斐ってなんだろ?生きる理由ってなんだろ?」って考えた時に、僕の周りにいる人が、僕の存在含め、僕の行動に対して笑顔になってくれることが、僕自身の生き甲斐なんだと19歳の頃に感じました

そんな19歳の頃の想いは今も変わらず、僕の生き甲斐は「笑顔を作ること = 求められること・頼られること」だと僕は今も変わらず思っています。

これまでの人生、何度も「死にたい」と思った過去があったけど、目の前に笑顔があったから頑張れたし、そんな笑顔に囲まれていない人生を送っていたとしたら、きっと僕はもう今この世にいないと思います。

いくらお金持ちになったとしても、家族にだって、パートナーにだって、クライアントにだって、それ以外の人にだって、頼られなくなり、孤立していては僕にとって生き甲斐はありません。

だから僕は、いくら貧乏になったとしても、笑顔を作るために、この世の中に存在し続けたいという初心を胸に、今回、お仕事の無償化を通じて、新しい笑顔の1歩を作る応援をしたいと思います。

僕の力が多くの人の、先の先の先の笑顔を作るサポートが出来ることになることを祈っています。

一緒に頑張りましょう。

では、またね。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer