いつからだろう「デザインの教本」を見なくなったのは。
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おはようございます。FOURTEENのコウタです。
京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。
京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し6年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,464日、毎日ブログは242日を突破。(2020年12月31日現在)
独学でフリーランスデザイナーを目指そうとした当時は、毎日のようにネットを漁り、当時は情報が少なかったので、海外サイトを(感覚的に)翻訳して、PhotoshopやIllustratorの使い方を学んでいました。
近しい先輩から、「これ読んだら?」とデザインの教本なるものをもらったりして学んだりしていましたが、そういうことを最近はしなくなっていったんですね。
ということで今回は、いつからだろう「デザインの教本」を見なくなったのは、というお話をしたいと思います。
教本には「やりたいこと」だけは書いてない。
デザインの教本てすごく沢山あるんですが、自分がやりたいことがあってそれを読んだ時に、全てがその本に載ってるとは限らないんですね。
でも、デザインの教本って1冊2000円以上するくらいのものが多いので、自分にとって今は必要のない技術をその1冊から抜き出していかないといけない。でも全てが揃ってるわけじゃなく、1つしか収穫がなかった…なんてこともあるんですね。
じゃあ10個の技術を知りたいとなった時に、10冊の本を買わないとなると2万円を超えたり…、そんなにお金と時間を掛けてられないじゃないですか。
もちろん無駄な知識なんてないので、読めば勉強になるのは確かなんですが、『学ぶ』という観点から見ればかなりハイリスクなことだなと僕は思うんですね。
『独学』で学んで来たからこそ思うこと。
で、以前の発信でも伝えたんですけど『知りたいことが今知れる』っていう環境ってすごく大切だと思うんです。
要するに、教本のように『知りたい情報を自分から探しに行く』ということではなくて、『知りたい情報をピンポイントで聞ける環境』ってなかなかなくて、これはもう現場レベルで一緒にお仕事をしていたりしない限り、なかなかそんな環境には巡り会えないわけです。
事実として僕も、完全に独学で学んでここまでやって来た身として、やっぱり「知りたいことを誰にも相談出来ない環境」ってことがあって、すごくすごく遠回りをして来たこともありました。
そんな時に「ここ分からないんですー…」ってことをピンポイントで聞ける先生がいたとしたら、どれだけ心強かっただろうなって思うし、もっと成長スピードが上がってたんじゃないかなって思ったりするんですね。
僕は『人に教える』が大好き。
最近はインターン生にデザインを教えたり、友達に栄養のことや、それに通ずる料理を教えたり、やっぱり僕は人に何かを教えるって行動がすごく好きなんだなって改めて思ったんですね。
このブログだって、自分が学んだり、感じやことをアウトプットする場で、誰がどんな熱量で読んでくれてるとか分からないですけど、少なからず経験を語るってことを毎日していて、それによってメンタルが整っている部分もあったりするんですね。
人に教えるということで、自分の知識としても定着する部分もあるので、僕はこの先の人生に『人に教える』ということを少しでも多く組み込んでいきたいなと思っています。
僕が考える『デザイン塾』のプラン。
冒頭でも書いたんですけど、デザインの教本は不特定多数の人に向けたものなので、必要な知識にムラがあるのは仕方ないんですけど、直接人間が教える上で、それって結構非効率だと思うんですね。
それぞれ『作りたいもの』『出来るようになりたいこと』って違っていると思うんで、その中で『自分が必要な知識』だけを選んで学べることが僕は良いなと思うんです。
なので、もしも僕が『デザイン塾』的なものを開講するとしたら、まずは生徒に『作りたいもの』を提示してもらって、その作り方を個別でレクチャーする形にしたいなと思います。
基本的に僕は、発想の段階から教えられるようなアーティスティックな発想を持っているわけじゃないので、生徒の意見を尊重しながら最短距離で知りたいことを教えて、そこに「こんなことも出来るよ(こんな考え方もあるよ)」って付加価値をつけていければと思います。
一緒に頑張りましょう。
では、また明日。