デザインスキルを上げるためにやるべきこと。
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デザインスキルを上げるためにやるべきこと。

2021.05.21
2021.05.21

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おはようございます。FOURTEENのコウタです。

京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し6年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,464日、毎日ブログは242日を突破。(2020年12月31日現在)

最近仕事が忙しくバタバタしていて、どうしても昔のように「スキルを学ぶ時間」というのが少なくなって来ています。

仕事としては順風満帆かも知れませんが、未来のお仕事を継続的に取っていくためには必ず成長が必要です。

ということで今回は、デザインスキルを上げるためにやるべきこと、についてお話ししたいとおもいます。

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デザイナーとしての下積み時代にやっていたこと。

僕は完全独学でデザイナーを目指したので、学校に通ったり、どこかに就職をしたりしながらデザインを学んだことは一切ありませんでした

当時はデザイン知識ゼロで、元々センスもなかったので、周りからは「あいつがデザイナーになんの?」的な感じで冷たく見られていたと思います。(そらそうですよね。)

そんな中で出来ることは「いかに多くの良いものに触れるか」ということで、当時は、街を歩いていれば看板や広告を見たり、ポスターを見たり、パンフレットやショップカードなんかを持ち帰っていました

自宅ではネットで毎日のようにデザインに関するWEBページやブログなどを見たりしていましたが、特に海外のサイト見ることが多かったです。(海外の方がデザインが進んでいたので。)

右も左も分からなかった僕は「とにかくデザインに触れる」ということで、ありとあらゆるデザインに触れるようにしていました。(当時のデザインメモは今も残っていて、すごい量になっています。)

見ると実際にやるのとは大違い。

そんな中で、実際にパソコンを購入して、みよう見まねでデザインを作ったりしては見ましたが、最初は今見返してもゴミのようなお粗末なものしか出来上がらずに、「作れば作るほど自信がなくなっていくという謎の現象」が起きていました。

それもそのはず、僕が見ていたのはデザイン最先端の情報ばかりで、それと同じクオリティのものを作ろうとしたって、勉強し始めて1年そこらのクソガキが張り合うのは無謀すぎたんですね。

何度作っても作ってもモノにならず、そもそも当時はクライアントもいなかったのもあり仕事の貰い方も分からなくて、ロゴやパンフレットといったデザインを売るという発想が一切なく、自分でデザインしたTシャツを作って売って生計を立てようとしていました。(ホント無謀過ぎました。)

これじゃダメだと焦りを感じ、「自分の作りたいデザイン」を作るのではなく、「自分が見て良いと感じたデザイン」を作るという発想に変えることとなりました。

誰かのマネをするのは悪だと思っていた。

きっとここから話すことは、これからクリエイターを目指す人にとって有益な情報だと思うんですが…

当時の僕が大きく間違っていたのは、完全ど素人の僕が、最初から「自分独自のデザイン」を作ることに必死だったということです。

「何がダメなんだ?」と思われるかも知れませんが、ど素人の僕に必要だったのは「自分のデザインを作る反復練習」ではなく、「最先端のデザインを真似る作業」だったんです。

真似るといったらどれくらい真似るかというと、ほぼ完全にコピーするというレベルでマネをして作ってみるということです。

当時そんな練習方法があることを知らなかったんですが、WEB制作の練習をする時に「模写」という練習があったみたいで、これは、例えばマクドナルドのホームページを実際に自分で全く同じ通りに作ってみるという練習方法なんですね。(どこのサイトでも良いですよ。)

特に大手の会社のデザインは、素晴らしいノウハウのもと作り込まれているので、それと全く同じものを自分でも作ってみるという作業は、僕の成長を一気に加速させてくれました。(これはチラシやパンフレットも同じです。)

真似することで得られる知識をバカにしない。

そこからというもの、「なぜこのサイトにはこのフォントが使われてて、この大きさなのか?」とか「どうしてこのパンフレットは見やすいのか?」なんかを基準に、模写するターゲットを決めては毎日のように模写する日々が続きました。

確実にそこで得た知識は、同じものを作るという能力だけではなく、「なぜ良く見るのか?」の知識と技術を蓄積するものとなりました

その知識が、実際に仕事の現場ではプロフェッショナルとして使える部分になり、その引き出しの量によって自分自身の可能性が広がっていくんだと思います。

冒頭にも書いた通り、最近は忙しくてバタバタしていて、なかなか「良いものに触れる時間」は昔より少なくなってしまっていると思いますが、これは決して良いことではありません。

忙しいということを言い訳にすることなく、自分自身が成長するための栄養として、初心に返って「模写」をする時間を作らないといけないなと感じました。

ただ見るだけでは絶対にダメで、良いと思ったものを実際に作ってみる(試してみる)ということが知識の定着に変わることだと思うので、クリエイターを目指す人なんかは参考にしてみてください。

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer