明確な目標があることの大切さ。
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明確な目標があることの大切さ。

2025.01.05
2025.01.05

目標というものが分からなくなって。

ここ数年を思い返すと、僕自身に明確な目標のようなものがなくなってしまっていたなって思うんですよね。

個人的な事情によって、突然「〇〇のために」みたいな〇〇が消えてしまって、半ばそこからの惰性で人生が進んでいたような気がします。

僕はもうすでに「独学でフリーランスデザイナーになる」という夢を叶えてしまった先の人生でもあったので、そこから更に「お金持ちになりたい」とか「有名企業と仕事がしたい」なんてものは夢の先のオプションであり、絶対に達成しないといけない目標ではなかったんです。

そんなこんなで、日々不明確な「楽しいことってなんだろう?」とか「やってあげたいことってなんだろう?」といった感情を頼りに、僕は自分自身の進むべき道を手探りで探していました。

人の人生を背負うことが僕にとっての目標だったはず。

僕は根っからの情に厚い漢(あえてこっちの漢字で書きました)で、例えそれが仕事相手であったとしても、その人と、その人に携わる方々全ての人生を背負おうとしてしまうんですよね。

でも、ここ数年はその部分の熱量が噛み合わないことが多かったなと、空回りしたり、裏切られたりすることが多かったように思います。

例えば、お金を稼ぐにしても、「家族を守るために」みたいな明確な目標がある人がほとんどだと思うんですが、僕からすればそんなことは当たり前に実現しないといけないことで、それと同じくらい仕事に対しても熱量を持って向き合っています。

ただ、そこまで熱量高く持ってお仕事をされている方って本当に珍しくて、要するに「仕事 > 家族」は稀だとしても、「仕事 = 家族」くらいの熱量の人すらも珍しくて、ほとんどの場合は「仕事 < 家族」になりますよね。

僕が命懸けで出した案を「自分(や家族)優先なんで〜」みたいな感じでスカされることが重なって、自分の熱量を受け止めてくれる人がいなかったことがすごく寂しかったんです。

何のために頑張るのかが今も分からずにいる。

そこから状況は大きく変わった訳ではないですし、逆に僕自身がその熱量のコントロールをしていかないといけないとは思ってるんですが、やっぱり少し寂しい状況は続いていきそうですよね。

何よりも、心から熱い会話をして人生を生きたい。(仕事をしたい)

そういうフックのようなものがない状況で、いつも「何のために頑張るんだろう?」ってことを自分自身に問いかける毎日だったりもします。

きっと人はそれを「病んでる」って言葉で片付けると思うんですが、決してそうじゃないんです。計り知れないほどの野望と熱量はここにあります。

今は何もかもが上手くマッチしていなくて、僕の良くない部分でその熱量が放出されていて、だからこそ今年の目標は深呼吸する(熱量のコントロール)ことにしました。

明確な目標を探すための時間を過ごす。

こんな時に良くないことは「自暴自棄になる」ということで、だからこそ今年は出会う人、そして今も繋がってくださっている方々との時間を丁寧に過ごしていかないといけないなと思っています。

自分で言うのも何ですが、きっと僕は真っ直ぐに優し過ぎる性格だからこそ、頼られるということが「ぶら下がられる」という風に変わってくることが多いんです。

「お前は絶対に倒れないから大丈夫」みたいに思われてて、気付いたらそれが利用されているみたいになってしまうような。

そういう関係にならないように、一つひとつ丁寧に、きちんとした対価を渡し合って向き合うことで、僕は新しい明確な目標を探すための時間を過ごしたいなと思っています。

2024年にそういう部分は全部置いて来たので、ここからまた謙虚に、そして感謝を忘れずに進んでいきたいと思います。

自分への戒めを込めて、日々鍛錬します。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer