40歳で人生を終えると宣言して。

実は僕、19歳の頃に一度それまでの人格を失って生まれ変わった感覚がして、なんとなくではあるんですがその時に「僕は40歳で死ぬ」と思って生きて来たんです。

何でか分からないんですが、僕は昔から「太く短く」という人生を歩みたいと考えていて、というよりも長く生きながらえることにほとんど魅力を感じていないんですよね。

2023年は、それの最たるものの年になったと思っていた中で「死ぬ気で生きていた」という言葉が正しかったと思えるほど、荒れに荒れた時期だったと思っています。

そんな中で、復調を見せていた2024年でも「人の裏」が見え隠れする瞬間を沢山見てしまうこととなると同時に、僕のポジティブさは少しずつ身を潜めて来たような気がしました。

人を信頼し過ぎて苦しんで来た人生。

僕は独学でフリーランスデザイナーになったこともあり、世間の「相場」というものが分からない中で仕事をしていたので、駆け出しの頃から自分自身の技術を判断出来ず、ずっと自分を安売りして生きて来ました。

そんな中で、駆け出しの僕にも少しずつお仕事をいただけるようになって来た中で、それなりに継続してお仕事をいただける方が出て来たんですが、今思い返せばそれは「安いから」という理由で繋がっていたような関係だったんですよね。

結局、僕が経験値を積んで意見を言えるようになり、価格が少しずつ上がって来た中でその方々は遠のいていき今ではつながりすらないのですが、その広告代理店は僕の制作物の実績を無断使用して別の仕事を取っているみたいでした。（後に分かったんですけどね）

僕はこんな風に、誰かに利用されて、それは仕事関係や知人だけではなく、友人や家族からも上手く使われて生きている部分があって、僕は自分自身がそれをずっと独りで何も言わずに背負い続けて来ました。

ちょっと疲れを癒せない状況がやってきた。

環境を変えて新しく大切な人が出来たりもして、そんな未来のために毎日が満身創痍で、個人ならではの不安や重荷みたいなものだけではなく、僕には元々沢山背負っているものがあって、なかなか自分の人生が上手くいきません。

全てを捨てれば楽になるのかもしれないのですが、僕にはそれが出来なくて、だからこそ19歳の頃から楽しいことがあっても、ずっとずっと苦しい気持ちから離れられずに生きて来ました。

自分自身の楽しさを、自分自身だけで見出すことが出来ず、趣味というものすらもない中で、それでも「ただただ生きる」ということが出来なくて、本音を言えばいつだって死ぬ準備は出来ていました。

こんな記事を書いている僕は「日本 安楽死」なんてキーワードを冷静に検索しているくらい、長く生きることよりも楽に死ねる方法を考えてしまうほどに、自分自身にそういう意味で「よく頑張った」と言い聞かせていたりするんですよね。

これから先の責任をどうしようか。

今僕がポジティブに生きられている理由は、「人から求められているから」であって、それがなくなれば僕はいつだって潔く逝けると思っています。

ただ、僕が逝ってしまった時に、少なからずいる僕の大切な人に迷惑が掛からないように、色んなことを整理しておかないといけないなということは、ここ最近真面目に考えるようにはなって来ました。

例えば、ホームページの管理を任してもらっている会社には使い方を教えて引き継がないといけないし、大きなプロジェクトを任されている会社には最後まで責任を持ってやり遂げないといけないし。

そんなことを考えて実行してを繰り返しているうちに、知らず知らずのうちに僕は「生きるしかない」みたいな状況が生まれているからこそ、今を生きているような感じなんですよね。

自分の（ただ生きるためだけの）ためにお金を稼ぐことなんて、もうとっくの昔に終わってるし、今僕が働いている理由は「大切な人の未来を守るため」なんですよね。

でも、そんなことを全部捨ててやろうって思ったら、僕はもっとこの世界に楽に生まれ落ちることが出来た気がするんですが、ちょっともうどうすることも出来ない頑固さが形成されちゃったみたいです。

首や肩が疲労でバキバキになって湿布を貼ってたら、湿布の貼りすぎて肩が荒れて貼れなくなって、自分を奮い立たせるためにぶち込むカフェインやアルコールで身体は汚染され、今はもう「行けるとこまで行く」という感覚しかありません。

ただ、やると言ったことは最後まで必ずやり切るので、そこだけは安心しておいてください。

中途半端に全てを終わらせるつもりはありません。

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。