川原卓巳プロデュースの学校完成記念講演会 『価値をお金に変えるビジネスモデルのつくり方』に参加して感じた自分の価値。
おはようございます。FOURTEENのコウタです。
京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。
京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し9年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは2,570日、毎日ブログは1,340日を突破。(2023年12月31日現在)
先日、川原卓巳さんの講演会に知人からお誘いをもらって行って来たんですが、その時に自分自身の「価値」について考えさせられた中、僕は自分自身の価値を安く見積り過ぎていと感じました。
そこで言われていた川原卓巳さんの言葉でこれを表現すると、好きなことをしていて「うーん…」って思う感覚は、環境を変えるタイミングだということだったんです。
ということで今回は、川原卓巳プロデュースの学校完成記念講演会 『価値をお金に変えるビジネスモデルのつくり方』に参加して感じた自分の価値、についてお話ししたいと思います。
お金を稼げる人とそうじゃない人の違い。
日本人のほとんどの人は、生きる為に絶対的に必要になって来るはずの「お金の稼ぎ方」を、これまで学校で学んで来ていないからこそ「時間を切り売りする」というサラリーマンの発想が主流になっているんだと思います。
それが当たり前と(思い込んでいる状況に)なっている中で、いざお金の話をするとなれば何か悪いことでも発言したかのように避けられる感じになるのが日本人なんです。
で、僕は今フリーランスのデザイナーという立場でお仕事をしていて、どうやら僕は「稼いでる人」と思われていることが今回分かったんですが、それは一部の人が吊り上げた幻想であって、事実とは異なる部分が多かったんですね。
要するに、川原卓巳さん曰く「能力 = 収入」ではないということで、お金を稼げる人とそうじゃない人の違いは他にあったということなんですよね。
自分の能力をどの環境に置くかで収入は変わって来る。
そしてここが経営者としての僕が今一番悩んでいることではあるんですが、「能力 = 収入」ではないとなった時に、僕よりも能力が低い人の収入が多いことって山ほどある訳なんですよね。
で、どうしてそういうことが生まれるのかを考えた時に一番簡単な答えは「環境」ということで、自分が身を置いている環境に資金力がなければ収入は上がらないということなんです。
要するに「環境によって収入は変わる」ということで、僕はそれをここ最近ヒシヒシと痛感させられていたんですよね。
そこで重要なことは「お金を受け取る準備」で、自分が大きな収入を得たいと考えた時に、その額のお金を受け取れる準備が出来ているかどうかが重要になってくるという訳です。
単純に安請負いし続け過ぎていた僕のクリエイター人生。
僕は恐らく、そういうことを考えるフェーズに(超遅ればせながら)入ったことに気付いて、今年に入ってから色々と模索しながら行動しています。
そこで分かったことは、どうやら僕は安請負いし続け過ぎていたのが、これまでのクリエイター人生だったようなんです。
自分より能力が低いのに僕よりも収入が多い人というのは「自分を置く環境」が僕よりも大きな予算を立てられる場所にいたりする中で、僕は「自分の能力以下の場所に環境を置いていた」ということで、これをうまく言語化すると「寄り添い過ぎていた」ということだったんですよね。
これは性格上仕方ないことなんですが、要するに僕は「目の前の人を自分の手で助けたいと思って直接的に寄り添い過ぎていた」ということで、自分自身の価値や時間の使い方を変えないと、これから先僕自身もジリ貧になって来てしまうと感じました。
正しい価値を正しい場所に置くことで守れる未来。
今回、川原卓巳さんの講演会でのお話を聞かせていただいた中で、僕自身に必要なことは、まずは「お金を受け取る準備をする」ということだと思いました。
これに関しては、駆け出しの頃の僕は1万円というお金を受け取るのにたじろいでいて、時にはそれを断ってしまったり、それくらいの金額の見積りを出す時に「大丈夫かな…」と不安になっていたことを覚えています。
それが年を重ねる毎に、自分自身の経験だけではなく能力も上がって来るにつれて少しずつ基準が上がって来て、今では数十万円の見積りを出すことに躊躇は無くなりつつも、まだ心の中で「僕なんかが…」と思ってしまう自分がいるんですよね。
ただ、多くの方々とのお仕事での経験を経て、色んな方から言われるのは「安過ぎる」という言葉で、それは僕自身が「どんな境遇の人にも平等に寄り添いたい」という気持ちがあるからだったりします。
正直、同じクオリティの仕事を相手の予算規模に応じて合わせていたりもするけど、そういうお仕事に対して、直接寄り添えなくなる可能性を考えて、違う寄り添い方を考える必要があるんだなって思いました。
僕の先にいる方々に聞けば、僕はもう「めちゃくちゃ稼いでいる人の領域にいる能力を持っている人」だと言われるんですが、僕はまだその環境に立てていないだけだったようです。
お金を稼ぐことに僕の美学は全くありませんが、それを手にする権利があるのであれば、まずは環境に身を置ける努力をしてみて、その上でこれまで同様に、僕に携わる全ての方をサポートしていきたいと思います。
僕は、僕を頼ってくださる方を誰一人見捨てません。
一緒に頑張りましょう。
では、また明日。