応援される仕組みを理解したファンマーケティングが未来を明るくする。
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応援される仕組みを理解したファンマーケティングが未来を明るくする。

2023.12.19
2023.12.17

おはようございます。FOURTEENのコウタです。

京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し8年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは2,195日、毎日ブログは975日を突破。(2022年12月31日現在)

ここ最近、ただ頼まれたデザイン制作を行うだけの活動に危機感をし感じて、自主的に「意図したマーケティング」を考えるようになりました。

色々と考えた結果、マーケティングとは「ユーザーの悩みを解決する」というシンプルな問題解決であって、問題を見つけて最適解を提示することが重要だと僕は考えています。

ということで今回は、応援される仕組みを理解したファンマーケティングが未来を明るくする、というお話をしたいと思います。

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プロスポーツを例にファンビジネスを言語化してみる。

小学生から大学を中退するまでサッカーを続けて来た中で、一応、高校の時に奈良県代表としてインターハイに出場するくらいはサッカーをやって来たこともあって、僕の周りには「プロ(お金をもらってスポーツをする人)」が数人いたりするんですね。

そんな中で、分かりやすい例えをあげるとサッカー選手と格闘家がいるんですが、30歳を超えてからもプロスポーツ選手として活躍するには「理由」が必要だということを理解している人は少ないように感じます。

サッカー選手の友人を挙げれば「ゴール(もしくはアシスト)」などのいわゆる「結果」が必要だということを一番に挙げることが多いんですが、では最年長記録を更新し続けている「三浦知良(キングカズ)」はなぜ今も幻影機を続けられているんでしょうか。

きっとそれは、格闘技で例えるならば「強さ = 価値(人気)」ということではないということになり、もっと言えば「ゴール = 人気」ではないということにもつながるんですよね。

格闘技の「強さ = 人気」ではないということを紐解く。

サッカーと格闘技を行き来して申し訳ないのですが、要するに「強さ ≠ 価値」という形が成り立つということであるとするならば、どんな要素がその格闘家の「価値」を決めるのかを想像してみてください。

もっとその想像を分かりやすくするとすれば、「強すぎて相手がいないくらいの格闘家が相手をボコボコにしてる姿」と、「そんな相手にボコボコになりながら立ち向かっている弱者」とだと、どっちを応援したくなるでしょうか?

もちろんこれは感覚的なことなので「強さ = 価値」という人もいるので、前者を選ぶ人も多いとは思うんですが、勝ってなんぼの世界の格闘技界であっても、後者を応援する人がいることも想像することが出来るのは不思議だと思います。

要するに、「強さ ≠ 価値」ということは、ユーザーの心に響く「強さ以外の何か」があれば成り立つものであって、何かしらの「プロ」である人間はこの意味を知らないといけないんです。

綺麗事だけじゃ人は生きていけない。

こんな風に、「強さ ≠ 価値」ということを前提として考えた時に、「強さだけで人気になろうとするのは難しい」ということに気付いた上で、強さ以外で自分の価値を引き出す方法は何かを考える必要があるんですよね。

昨今、それに一番に気付いた格闘家が「朝倉未来」で、彼はYouTubeやアパレル、その他色々な企画を通じて「格闘家以外の部分でファンを作る活動」を展開し、ここ最近の格闘技人気を牽引して来たと思っています。

そんな中で、「格闘家は格闘技だけやっておけ」という批判的な声が沢山の格闘家やファンからあがりましたが、実際に彼の活動なくして今の格闘技人気はなかったと思います。

蓋を開けてみれば、今や格闘技以外の部分で自己発信をしていない格闘家を探すのが難しいくらい、彼らは格闘技以外の部分で素を出すことで自己表現をし、新しいファンを生んでいると思います。

応援される仕組みを理解したファンマーケティングが未来を明るくする。

最後に、少し想像しやすいように説明してみるとすると、例えば運動会の中で「自分の子供」と「自分の子供じゃない子」が、かけっこで競争するとしたらどちらを応援しようと思いますか?

きっと100%の人が「自分の子供」を選ぶと思うんですが、それは自分の子供の「プロセス(人生)」を自分自身が経験して来たからこそであって、要はプロセスに「熱」が生まれるということなんですよね。

もちろん、その熱が「強さ」に特に集まる時代もありますが、1つのファンを生む可能性として「面白さで注目を得るのもありだよな」という感覚を失ってはいけないと思います。

僕が今回伝えたいことは、ファンマーケティングを考える上で、とにかく自分の反対側にあるようなことでさえも、とりあえず「NO」は言わずに認めた方が良いということなんですね。

一度でも「NO」を言ってしまうと、きっとNOを言った自分のプライドが邪魔をする形になってしまって、二度とそれを「YES」と言えない人になることもあるということを考えれば、NOを言った時点で1つ道がなくなると考えた方が良いんです。

マーケティングを考えた時に、人は色んな可能性があるからこそワクワクすると思うし、ワクワクするからこそ色んなチャレンジが生まれると僕は考えているんですね。

きっと僕は、スタンス的にどうしても頑固者に見えてるかもしれないんですが、誰よりも柔軟で色んなモノを認めて受け入れられるクリエイターでありたいと思います。

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer