僕が子供たちに伝えたかった仕事の話やお金と時間の関係について。
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僕が子供たちに伝えたかった仕事の話やお金と時間の関係について。

2023.07.23
2023.07.23

おはようございます。FOURTEENのコウタです。

京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し8年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは2,195日、毎日ブログは975日を突破。(2022年12月31日現在)

ここ最近は、小・中学生の子供達とお話ししたりする機会が増えていて、その中で僕は彼らに自分の人生で感じた普遍的なことを教えてあげたいと思っています。

不景気な時期が続くであろうこの日本の中で、絶対に学校では教えてくれない(教えられない)メッセージを伝えています。

ということで今回は、僕が子供たちに伝えたかった仕事の話やお金と時間の関係について、というお話をしたいと思います。

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僕がフリーランスとして感じたお金と時間の関係について。

僕はフリーランス歴(多分)9年で、最初はここまで大きな規模でお仕事をさせてもらえる様になるとは思ってもいませんでした。

へなちょこの駆け出しの中で「お金」というものを強く意識することはなかったんですが、ここ最近は自分の出来ることが増え、それに応じて求めてもらえることも増えて「自分が使える時間」について考えることが増えたんですね。

で、あまりお金の話をすると銭ゲバだと言われるアホみたいな日本の風潮がある中で、僕はやはり「時間 = お金」という構図はどうしても外せないと思いました。

自分が動くことでお金を生むという事実は、自分の価値が上がれば上がるほど対価は比例して増えていくし、その対価は紛れもなくその人の「時給」となる訳なんですね。

人生は等価交換であるということを伝えてみて。

子供達から「ご飯を作って!」と言われた時を例えにして、冗談で「俺を使うならお金をもらわないとダメだなー」みたいなことを言ってみたんですね。

で、その場合「僕にいくら払ったら良いと思う?」と質問してみたんですが、子供達は一生懸命に「食材費」を予想して計算した結果を僕に伝えました。

もちろんその答えは間違ってはいないんですが、それは食材費を出したというだけで、彼らはそこに「その人の時間」というものが入っていないことに気付いていなかったんですね。

僕は、例えば僕が時給5000円だったとしたら、僕のご飯は「食材費 + (1時間で作れば)5,000円」なんだよってことを伝えたら「高い!」と言っていたんですが、「時間 = お金」を考えれば当たり前のことではあるんですよね。

人の時間を買うということ。

少し子供達には残酷なお話しではあるんですが、ご飯を作るためには食材だけではなく「時間 = 命 = お金」という構図があることを教えて、だからこそ「お金を払えばいい」というだけではないということを伝えました。

なんとなく「なるほど」と受け入れてくれた部分はあるんですが、まだ彼らの若さでそれを理解することは難しいと思います。

ただ、こういった言葉が心のどこか片隅に残っていることを僕は大人になった時に感じていて、今はただ変なおじさんが言ってる小難しい話として感じるだけかもしれませんが、将来に役に立つ情報になりうる可能性を秘めています。

僕自身が「考え方」というもの一つで大きく世界が変わることを実感しているからこそ、少し理解が難しいと思うことでも積極的に伝える様にしているんですね。

お金を生まない時の対価は感謝を伝えるということである。

例えば子供たちにご飯を作った時に、食材が500円で僕の時給が5000円だったとしたら「5,500円」を払ってもらうことになるじゃないですか。

で、それを冗談で「5,500円もらうね」って言った時に払えないと子供達が言ったんで、「お金を払えない部分を補うのはありがとうとを伝えることと自分が出来ることを返すことなんだよ」ってことを言いました。

それを教えた時から、子供たちはご飯を食べたら「ご馳走様」を言う様になったり、食べた食器を洗い場に持って来るようになったり、机を拭いたりするようになりました。

人それぞれお金を稼げる額は違うとは思うのですが、自分が誰かの時間(命)をいただいた後は、必ず自分自身もそこに時間(命)を返せるように動かないといけません。

僕は子供達に、学校の先生みたいに勉強を教えることは出来ないのですが、学校では絶対に教えてくれないこんな風なことをコミュニケーションとしてお話ししてるんですね。

これが良いのか悪いのかは分からないんですが、彼らがこの先の未来で僕のメッセージを思い出して役立ててくれることを祈っています。

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer