学生時代から出世コースを突っ走っていた友達との感慨深い会話。
おはようございます。FOURTEENのコウタです。
京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。
京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し8年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは2,195日、毎日ブログは975日を突破。(2022年12月31日現在)
僕はストイックで強い人間に見えて、実は一人になれば「生きてるのしんどくない?」って言われるくらいの小心者です。
昔から孤独で、でもそれを出してしまったら自分にすら負けてしまいそうで、強がっているわけじゃなく、強がらないと生きていけないような環境だったんです。
ということで今回は、学生時代から出世コースを突っ走っていた友達との感慨深い会話、についてお話ししたいと思います。
Index
僕が究極の劣等感を感じた時期。
僕は高校卒業後にやりたいことが見つからなくて、家庭の事情で少し金銭的に苦しい状況となってしまった中で(目的もなく通う大学の学費を払ってもらうことに)心を痛めて、大学を中退することになりました。
そこで僕は引きこもりになってしまう訳なんですが、誰とも接することのない自分の部屋の中で半年間「ゴキブリ」と言われて過ごした中で、周りの皆んなに対して劣等感を感じ続けていたんですね。
自分は半ばグレたような感じで、未成年のくせにタバコを吸ってお酒を飲んで、そんな中で賢い人が多かった同級生達は大学に進学してエリートコースまっしぐら。
僕はといえば、引きこもりの時期が終わった途端、家庭事情も重なって家族のために働くことになり、給料もゼロ、遊びもゼロの中で究極の劣等感を感じた時期を過ごしていました。
独学でフリーランスデザイナーになると決めてからも劣等感は続く。
家庭の事情で働いていた時期から解放されて、やっと自分の夢を持って進んでいけると感じた時にはもう同級生達は就職するような時期でした。
商社、docomo、ファミリーマート、銀行員、学校教員と、充実した仕事に就いていく同級生を横目に、僕は叶うかも分からない「独学でフリーランスデザイナーになる」という夢を持って進むことを決めました。
「時計買った!」「車買った!」「結婚した!」「家を買った!」と、周りの人がどんどんと自分が出来るはずもないようなことを実現していく中、僕はといえば1ヶ月に1万円〜5万円を稼ぐのがやっとの状況に食らいついていました。
「人を笑顔にしたい」と思って進んで来た僕の人生は、裏では反骨心や復讐心のような感情ばかりで、ずっと劣等感が消えることはありませんでした。
同級生の新築祝いと共に訪れた感慨深い時間。
先日、僕の同級生が「近況報告も兼ねて家に遊びに来てよ」ってことで誘ってくれたので、新築祝いを持って行って来たんですね。
さっきいくつか書いていた職種の中で、僕がエリートコースを進んでるなと思う友人の一人で、結婚するのも早かったし、家や車を持つのも早かったし、僕の中では越えられないだろうと思ってた壁だったんですね。
そんな彼と色々な話をする中で、仕事的にも、経済的にも僕が少しは肩を並べられるような存在になれていることを知ることが出来ました。
その日はお祝いということで、食事の費用は僕が支払ったんですが、(駆け出し当時の僕の状況を知っているだけに)「俺がご馳走様ですっていう日が来るとは…」と言ってもらえたのは、なんだか感慨深い時間でした。
絶対に越えられないだろう存在と肩を並べられるようになって。
正直な話、今でも僕は同級生のことを(出来る人間が本当に多いので)相当リスペクトしていて、自分から「みんなを越えた!」なんてことを言えるほど現状に奢ることもありません。(というか出来ません)
ただ、向こうから言ってもらって初めて「そんな風に自分を見てくれてたんだ…」と気付くことしかない中で、そういったことを人に言ってもらえる存在に感謝しています。
先日も別件で同級生から相談を受けた時に「浩太はだいぶ俺らの前を走ってるよ」って言われた時には、涙が出そうになるくらい嬉しかったんですよね。
劣等感の塊だったからこそ、僕は自分が進めていなかったり、皆んなの後ろを歩いてたと思い込んでた部分はあるんですが、惨めだった中で「人から認められる」ということはすごく嬉しい出来事でした。
でも、そういう風に言われたからといって僕はまだまだ皆んなの後ろを走ってると感じてるし、そういった競争心はこれからも持って突き進んでいきたいと思います。
一緒に頑張りましょう。
では、また明日。