クライアントさんの規模がどんどん大きくなっていく中でも変わらない僕の目の前の景色。
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クライアントさんの規模がどんどん大きくなっていく中でも変わらない僕の目の前の景色。

2022.09.30
2022.09.30

おはようございます。FOURTEENのコウタです。

京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し7年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,830日、毎日ブログは610日を突破。(2021年12月31日現在)

先日、東京出張に行かせてもらった時のお仕事の納品が無事に完了して、初の遠方への出張でのお仕事を終えられホッとしています。

そんな中、先日「クライアントさんはどこの人が多いですか?」という質問があったこともあり、僕のクライアントさんの現状を整理したところ、すごく感慨深くなりました。

ということで今回は、クライアントさんの規模がどんどん大きくなっていく中でも変わらない僕の目の前の景色、というお話をしたいと思います。

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京都・祇園の薄暗いバーから始まった僕のデザイナー人生。

僕は完全独学だったこともあり、デザイナーとして活動するためのコネクションを作るために、すごく自分の苦手分野だった「接客水商売」の世界に飛び込みました。

京都で社長(経営者)と知り合うためにはやはり祇園が強いのではないかと考えた僕は、知り合いの紹介で京都・祇園の薄暗いバーにアルバイトとして入りながらデザイナーであることを訴え続けていました。

そこで祇園・木屋町界隈に設置されているフリー雑誌に掲載する店舗ページを毎月僕に任していただくことになり、僕はそこで素人ながら「入稿」とか「校正・校了」といった基本的なことを学んでいったんですね。

そのバー(と半分ホストクラブ)を辞めた後に、そのお店の方が独立して新たにバーを出すタイミングでデザインを任せてもらったことが、僕のデザイナー人生の出発でした。

僕がお仕事をさせてもらっているクライアントさんの分布。

デザイナーって大体の場合は得意不得意があるんですが、僕はお客さんのイメージを形にすることに長けているので「クール」「カジュアル」「ポップ」なんでも来いなデザイナーです。

そんな選り好みを一切しない僕のクライアントさんはホントに多種多様で、飲食店やバーの方もいれば、ファッション関連、教育や福祉関連の方々まで様々です。

また、クライアントさんの分布を改めて考えてみたところ、やはりお仕事自体は関西中心ではあるんですが、お店なんかの出店場所を考えれば京都・大阪・三重・東京・長野・沖縄といった感じで、かなり広範囲でお仕事させてもらっていることが分かりました。

自分がもしも旅行でその場所に行った時に、いつもお世話になっている人がいるということを考えたらワクワクするし、そういう意味ですごい安心感をいただいていたりもします。

仕事は関西でも作品は世界を旅している。

最近はホームページ制作の案件がほとんどなので、それをネット上に公開したら世界中の方が僕の作品を見ることが出来ます。

ですが、これに関しては世界を感じることがないのですが、例えば僕が作ったパンフレットやフライヤーなんかをグローバルでやられているクライアントさんが世界に持って行って下さることがあるんですよね。

そんな感じで僕の作品は過去にベトナムに行ったり、フランス(パリ)に行ったりすることがあるんですが、やっぱりそういう瞬間はなんだか興奮したりします。

海外だけではなく、百貨店に出店されたクライアントさんの売り場に僕の作ったパンフレットが並べてあったり、自分がデザインしたものが雑誌なんかの紙面に載ったりすることもあるので、そういう経験は黒子冥利に尽きるといった感じです。

クライアントさんの規模がどんどん大きくなっていく中で変わらない僕の目の前の景色。

一方で、僕の仕事は完全に在宅デスクワークなので、基本的にカメラ撮影とかのお仕事以外ではパソコンの前に座っていないと仕事が進まないというのが現実です。

要するに僕は、フリーランス歴8年目になりますが「自分が見える景色が変わらない人」だったりするんですよね。

毎朝大体決まった時間に起きて、決まった時間に食事をして、決まった時間に仕事をしています。

自分が生活する場所も変わらなければ、毎日使っているツールも同じな状態で、なかなか自分の景色は変わることはないんですが、一方でクライアントさんの規模はどんどん大きくなっていってるんですよね。

昔から一緒のクライアントさんなんかは「これから一緒に頑張りましょう!」みたいな感じでお仕事をさせてもらっていたんですが、気付けばメディアに紹介されたり、店舗を拡大されたり、海外進出されたりしています。

心から嬉しいことで正直に「すごいなぁ…」と思っているんですが、僕はといえば毎日変わらない景色でひたすら同じ日常を繰り返しているだけなので自分の変化に気付きにくいんですよね。

ただそんな時にでも僕の見える景色を変えてくれるのは、クライアントさんの活躍であって、自分の作品が世の中を飛び回っている時なんです。

こういう仕事をしていると、たまに「自分って成長してるのかな…」って不安になると思うんですが、自分の環境が変わらなくても、携わっている方の変化を自分の成長だと捉えることが大切だと思いましまた。

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer