10年前から何ひとつ変わらないことはハングリー精神と努力に対しての考え方。
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10年前から何ひとつ変わらないことはハングリー精神と努力に対しての考え方。

2022.08.04
2022.08.04

おはようございます。FOURTEENのコウタです。

京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。

京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し7年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,830日、毎日ブログは610日を突破。(2021年12月31日現在)

最近、周囲の方々が以前にも増してバタバタして来たというか、「脱雇われ思考」を目指す方々が増えて来ました。

僕はもう既にその思考を10年以上前から持っていて、10年前は情報が少なかった中で努力し、今から始める人はそういう部分では楽だろうなと思ったりしています。

ということで今回は、10年前から何ひとつ変わらないことはハングリー精神と努力に対しての考え方、についてお話ししたいと思います。

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10年前はとにかくフリーランスにしての情報が少なかった。

今でこそフリーランスって当たり前の生き方になっているとは思うんですが、僕がフリーランスを目指した10年前は「異端児」のような扱われ方をしていて馬鹿にされたり見下されたりと散々な状況でした。

加えて「独学でデザイナーになるぞ!」とアホみたいな目標を掲げたもんですから、本やネットで情報を取り込むしかなく、今のように情報が整っていない中で勉強するしかなかったので、今思い返せばめちゃくちゃ貪欲に生きて来たなと思います。

それでい、デザイナーになったからといってその技術を持って就職するということでもなく、いきなりフリーランスで活動しようと思っているもんですから、本人としても「フリーランス × デザイナー × 独学 = 絶望」という方程式が成り立っているような気がしていました。

お金もない、コネもない、技術もない、そんな状態で無謀な夢を追う中で、僕に身についたのは何事にも変え難い経験で、そこでハングリー精神と努力に対しての考え方を学んだんですね。

デザインソフトの定番Adobe製品さえ買えなかった。

今でこそデザインソフトの定番でもある「Adobe製品」がサブスクリプション(年間契約)となり、以前の僕の記事でも紹介しているように「お得に契約する方法」があったりするわけですね。(30%以上割引になると思う)

記事リンク

ただ10年前は「買い切り」が基本で、確かPhotoshopやIllustratorもそれぞれ単品で10万円以上もしていたと思います。

そんな中、確か5万円くらいのDELLのデスクトップパソコンを買った僕が、GIMPとかIncscape?とかだったかのフリーソフトを使ってデザインの勉強をする毎日で、Adobeのソフトならこんなことが出来るのにって思うと悔しい思いをすることも多かったです。

フリーランスとして自立した今も変わらない気持ち。

よく「デザイナーさんってどんなデスクで仕事されてるんですか?オシャレですよねー?」みたいな感じで聞かれたりするんですが、実は色々あって僕は未だに「自分の部屋」すら持ったことがありません。

基本的には全て家族と共有で、作業用のデスクやチェアもなければ、最近は猫背にならない様にするためのパソコンの高さ調整は段ボールやティッシュの箱で調整しています。

別に買おうと思えば買えるんですが、何だか現状でものを揃えるのはちょっと違うような状況で、いつか見とけよって気持ちは心の中で押し殺して、今この状況を恵まれていると感じて生きるようにしています。

そういう意味で、いくら収入が上がったとしても、朝起きれば「またこの環境で仕事か…」と何とも情けない気持ちになったりしますが、そういう部分を原動力(=反骨心)に変えて活動しています。

環境に恵まれて努力を怠るヤツには負けないよ。

周りから見れば僕は「好きなことをして生きている幸せな人」に見えていると思うし、もしもそう見える方々が仕事において満たされていない人の場合は、その部分では僕の方が満たされているのかもしれません。

ただ、僕から見れば「家がある」「車がある」「子供がいる(家族がいる)」みたいなことを幸せだろうなって思うし、結局のところは無いものねだりだと思うんですね。

で、今の僕に環境を与えたらもっと出来ると思うという自信がるくらい、僕は普段の制作から頭の中で「最高の環境が整った時の完成形」を意識して仕事をするようにしています。

今は実現することは出来ないけれど、自分の思い描く最高のクオリティは今以上のことを想像し、限られた環境の中でそこらの制作会社と方を並べるクオリティを生み出し続けることが僕の目標です。

昔からそうなんですが、「今は無いけど何を代わりにしよう」という発想が自分を成長させると思っているので、僕はそう簡単に環境に恵まれて努力を怠るヤツには負けないよって思っています。

良い意味でも悪い意味でも、感情が落ち着いて来たというか冷めて来たというか、今は怖いものがないような状態になって来ました。

俺はなんでも出来るからこそ、そして間違った生き方もしていないからこそ、なんでもかかってこいよって思うし、これからも自分を信じて目の前のことに全力で頑張っていきたいと思います。

一緒に頑張りましょう。

では、また明日。

WRITER
KOHTA FUKUI / Freelance Designer
KOHTA FUKUI
Freelance Designer