毎日ランニングを継続しているフリーランスと、何もしていないフリーランスの価値の違いを理解する。
おはようございます。FOURTEENのコウタです。
京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。
京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し7年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,830日、毎日ブログは610日を突破。(2021年12月31日現在)
僕が毎日ランニングをするにはリフレッシュや体型維持以外にも理由があって、多くの人はそれ以外の意味をあまり理解していません。
実際にフリーランスとして活動していく中で感じていくことだと思うんですが、これを理解出来ない人は伸び代が圧倒的に少ないと僕は思います。
ということで今回は、毎日ランニングを継続しているフリーランスと、何もしていないフリーランスの価値の違いを理解する、というお話をしたいと思います。
Index
フリーランスを経験したことのない人との「継続」に対する考え方のギャップ。
以前、(フリーランスを経験したことのない)人との会話の中で、僕が毎日ランニングをしていることや、ブログを書いていることについて「何でデザインと関係ないことを継続してるの?」という質問をされたことがあります。
もちろん、デザインに関係することとしての継続をしてない訳ではなく、良いと感じたデザインの模写(真似をして作ってみること)や、それこそYouTubeでプログラミングに関する動画を見て学んだりは日常的に継続しています。
ただ「ランニング」や「ブログ」といった、デザインに直接的に関係のない継続していることに違和感を感じるということで、僕にとっては反対にこれを「別物」として捉えていることに驚いているような状況です。
とはいえ、冒頭でもお話しした通り、これはフリーランスの時期をある程度経験したからこそ得た感覚で、今では「フリーランスとして持っておくべき当たり前の思考」だと思っています。
フリーランスとして持っておくべき当たり前の思考とは。
そのフリーランスとして持っておくべき当たり前の思考とは「信頼が付加価値を生む」ということです。
こんなことを言うと角が立ちそうなんですが、雇われている(簡単に辞めさせられない状況がある)立場の人間よりも、確実にフリーランスにとっては「信頼」は重要なことで、これが当たり前のことでもあるんですが、更には「付加価値」を生むこともあるということなんですね。
分かりやすく説明すると、「外国産の商品A」と「完全国産の商品B」が同じ価格で並んでいた場合に皆さんならどちらを選ぶでしょうか?
多くの場合、日本人なら「完全国産の商品B」を選ぶと思うんですが、その理由は「安心」とか「安全」という部分だと思います。(根拠とかはないんですけどね)
要はその目に見えない「国産だから安心だよね」っていう感覚的な安心・安全というのが「信頼」ということになる事をフリーランスとして理解しておかなければいけません。
毎日ランニングしてる人としてない人でデザイン費用にも差が生まれる。
電気屋さんなんかで電化製品を買うと「故障の補償を延長しますか?」と聞かれることがあると思うんですが、延長料金が無料のことって滅多にないと思うんですね。
皆さんはこんな風に安心安全を得るために、何かしらの対価を支払っていることになるんです。
要するにそれが「信頼に対する対価」であり、それが電化製品につける補償と同じように「フリーランスという人間」に対しても付くということを理解しないといけません。
じゃあ冒頭でお話ししたように「毎日ランニングを継続してる人」と「何も継続していない人」が同じ価格でデザインを提供していた場合、きっとほとんどの人は毎日継続をしている人を選ぶと思いますが、それが要するに「人としての信頼」になる訳です。
それを証明するためには「体がたるんでいないか」という部分が必要になっているので、多くの成功している経営者は筋トレなどを継続して体型維持をして、「自己管理の出来る人」という信頼を勝ち取っている訳ですね。
「信頼 = 付加価値」ということを知れば今よりも飛躍出来る。
誰か代わりがいる人や、雇われである程度立場が安定している人にとって「信頼」というのはそこまで重要ではないのかも知れませんが、フリーランスの場合はそんな訳にはいきません。
お仕事をいただく時に1番に見られることは「信頼」や「責任感」だと僕は思うし、まず入り口にそれがなければ決まるはずの契約も決まらないと思います。
いくら技術があっても「途中で投げ出す可能性のある人」にお金は支払えないし、それならば「何が何でも責任を持ってやり遂げてくれる人」に仕事を依頼するじゃないですか。
ただその時に「安心を買うには付加価値を支払う」ということがあっても、こういう業界では「必要経費」としてみてもらえる事が圧倒的に多い訳ですね。
産地の分からない安い食品を買うよりも、産地や生産者が分かった少し高価な食品を買う人がいるように、フリーランスという人間の選び方にも同じように、そういった思考がある訳なんです。
今回のお話を聞いたら理解してもらえると思いますが、「ランニング = しんどくて辛いこと」を毎日継続出来る人間には信頼を感じる人が多いと思いますし、その継続難易度が世間一般的に難しければ難しいほど信頼に繋がるということです。
フリーランスとしてなかなか芽が出ないなという人は、目の前のことをやることも大切ですが、信頼を得るための付加価値を得る行動をやってみると未来が少し明るくなるかも知れません。(僕は継続のお陰で人生が変わりました)
一緒に頑張りましょう。
では、また明日。