人生に必要な寄り道を経ての「完全復活」をここに宣言します。
おはようございます。FOURTEENのコウタです。
京都を拠点にフリーランスデザイナーとして活動しており、毎日休まず続けている、ランニングやブログを通じて感じた「継続は力なり」の大切さを発信したりしています。
京都を拠点に完全独学のフリーランスデザイナーとして活動し7年目。2016年から禁煙をキッカケに始めた毎日ランニングは1,830日、毎日ブログは610日を突破。(2021年12月31日現在)
ここ数週間(いや半年くらいか)の間、僕はひとり孤独と戦い、闇の中を彷徨っていました。
右も左も分からない、ましてや出口があるのか分からない道を進み、それでも自分を律するためにただ立ち続けようと必死に人生にしがみついていました。
ということで今回は、人生に必要な寄り道を経ての「完全復活」をここに宣言します、というお話をしたいと思います。
僕が歩んでいた出口の見えない森の様な場所。
ここ数ヶ月、僕はいつ拓けるのか分からない、霧がかり目の前が見えない森の中を彷徨い歩き続けていた様な気がします。
自分で踏み入れた森にも関わらず、出口の分からない森の中はとにかく不気味で、方向だけではなく、時には平衡感覚も失うような状況でした。
一瞬明るくなり、もちろん楽しいことは楽しいし、嬉しいことは嬉しいという事実。でも、そんな現実も、そのひとときが終わったら、すぐにまたサッと消え去って元の森に戻るような感覚で、そんな世界でずっとひとり、孤独の中に希望を探しながら突き進んでいたのを覚えています。
誰も信じれないというよりは、誰もいない自分ひとりなのに、なかなか自分と向き合うことの出来ない世界でした。
森の中で巻き起こっていたこと。
僕はこれまでの自分の人生の中で、「自分がやりたいこと」をたったの1度も望んだことがありませんでした。
というのは半分嘘で、その1つは「仕事」だったりするのですが、その仕事は順風満帆で、それだけが僕の人生の救いという状況で、過去の自分自身の理想を考えた時に少し燃え尽きてしまったんだと思います。
それが「クォーターライフクライシス」というものなのか分かりませんが、当時の自分自身の順風満帆な現状にすら消失感を覚え、それを否定される様な出来事が重なり、僕は仕事以外の発散の場が必要だと感じていたんですね。(燃え尽き症候群みたいな)
そんな中で「自分がやって来なかったこと」に足を踏み入れる意味で森に入り、何が良いのか悪いのか、何が正解で不正解なのかを探りながら、その中で、好きな自分と嫌いな自分を少しずつ整理するような、何だか不思議な空間だった様な気がします。
人生には「失敗」なんて言葉は存在しなかった。
そこで気付いたことは、僕には「発散の場」がたったの1つもなかったということで、自分の為に何をしたとしても、そこに満足感はたったの1つもなく、全て「虚しいこと」に感じてしまう事に気づきました。
時間も、お金も、それこそ命も、少しムダに感じるような使い方をしてしまったのかもしれません。
ただ、人は「過ち」とか「間違い」を人から教えてもらうのではなく、自分自身で経験して初めて学んでいくものだと思うので、そういう意味で僕はたったの1つの後悔もないと今は胸を張って言えます。
そういう意味で人生には「失敗」なんて言葉は存在しないんだと思いました。
その時に(先日も言いましたが)改めて先輩からかけてもらった「その人の人生には必要な人(や出来事)しか現れない(訪れない)」という言葉がつながった瞬間を感じました。
森から抜け出せた理由は「本当に好きな自分」に出会えたから。
森から抜け出す瞬間、僕の身体からどえらい量の膿が出た様な気がして、僕自身の人生の中でもトップクラスに辛い時間を過ごし、一度は死んだと思ってしまうような時間(出来事)を経験しました。
ホントにホントに1回、僕は死んだと思いました。(というか擬似死にました)
ただ、それが事実ではなかったにせよ、僕はその瞬間に心の中で「もうこのまま死んでしまうんだ」と感じて、涙を流し、全てを曝け出し、これから自分の人生の最後をどういう風に進んでいくべきかを想像し、仕事の引き継ぎや、財産のことばかり考えて毎日が不安で仕方なかったんです。(でも何も出来なかった)
そんな中である時、パッと視界が明るく広がったんです。
その瞬間はまさに「本当に好きな自分に出会えた瞬間」だったからです。きっと色んな絶望から虚無感を感じて、その自分を忘れていたんだと思います。
色んな不義理を経験し、色んな理不尽を経験し、そこで色んなストレスを感じている中で、自分だけがブレずにまっすぐ進んでいるような寂しさを感じて、そこから新しい自分を探す旅に出ていた様な気がしました。
色んなことがありすぎて、どういう風に表現して良いのかわかりませんが、人生に必要な寄り道を経て、僕は「完全復活」をここに宣言します。
一度の死を疑似体験した今の僕は悟りを開いたような感覚で、1年前の僕よりも数段パワーアップしています。
(今回の発信は少し抽象的でごめんなさい)
一緒に頑張りましょう。
では、また明日。